|
昨年12月11日、名古屋東部の式内社を自転車で巡った。
ずっと前、千種区と昭和区の境のあたりに住んでいて、このとき巡った地域は子供のころ自転車で遊びまわったところで、畑や原野だったところがすっかり住宅街になってしまっていて、あれから40−50年の月日を思った。
まずは飯田街道に面した式内社の「川原神社」を訪れた。
ここは、子供の頃遊び場になっていたところだ。
二の鳥居をくぐると、木製の蕃塀がある。
境内社の名称が書かれた看板が立っている。
由緒書があり、
祭神は、日神(ひのかみ)、埴山姫命、罔象女命。
「平安時代初期の年中行事や制度などを記した「延喜式」に載る「愛智郡川原神社」にあたるとされる格式の高い神社で、日神(ひのかみ)、埴山姫命、罔象女命の三神を祀っている。創建年代は明らかでないが、鎮火の神として知られている。
戦災にあい、昭和28年再建された。
境内に大きな池があって、弁財天を祀っているところから「川名弁天」の名で知られている。」
祭神については、日と土と水の神様で、どうして鎮火の神なんだろうと思ったら、「式内社調査報告8」に、
「日神は当社を神明社と称したことに関連し、埴山姫命と罔象女命の二神は、延喜式鎮火祭祝詞に川菜より出たる神を埴山姫・罔象女命の二神としてをり、これに因むものであろう。」
とある。
社殿は、南南西向きに建つ。
拝殿屋根には「菊菱」の紋。
拝殿正面の蟇股には、植物を模したような飾りがつく。
本殿は、流造りで、千木・鰹木が載る。
境内の片隅に、石橋が残っている。
一の鳥居をくぐってすぐ、西側に池があり、「川名弁天」が祀られている。
社は美しく彩色されていて、正面には、鳳凰と龍の飾りがつく。
|
番外篇 名古屋を歩く
[ リスト ]


