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番外篇 名古屋を歩く

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飯田街道をひたすら東へ、名古屋東部の丘陵地に入り、坂を上ったり下りたり、新興住宅街の中に大きな森があり、それが式内社の「針名神社」であった。
 
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一の鳥居は社域の西側にあるが、参道を進み、中門のところにくると、社殿正面に続く南側にも鳥居と社標がある。
 
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南側の鳥居は丘の頂上にあり、社殿へは階段を下る。
 
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階段を下ると中門がある。
 
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中門には、「五三桐」の紋がつく。
 
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由緒書の石碑があり、
 
祭神は、尾治針名根連命、大己貴命、少彦名命、応神天皇。
 
「御祭神は本社に尾治針名根連命を主神とし大己貴命大国主命少彦名命の三神と別に八幡社を合祀せらる。
 神明社には山神社(大山祗神)稲荷社(宇賀能美多麻神)御鍬社(豊受毘売神)知立社(鵜葺草葺不合神)金刀比羅社(大物主神)の七神を合祀する。別の末社として天王社(建速須佐之男命)あり。
 当針名神社は慶長年間部落と共に約300m北の元郷より現在地に移ったとされている。
 創建については延喜年間作成の国内神明帳に従三位針名天神と記載されていることによりその時代前から鎮座されているものである。以後今日に至るまで氏子の厚い崇敬を受けている。」
 
尾治針名根連命は、饒速日命(火明命)14世孫、尻綱根命の子。
 
社殿は、南西向きに建つ。
 
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拝殿屋根にも「五三桐」の紋。
 
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拝殿正面の蟇股には、「矢じり」のような意匠の飾りがつく。
 
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本殿は、流造りで、千木・鰹木が載る。
 
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青銅製の燈籠には、「四方神」の飾りが付く。
 
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絵馬は「馬塔(おまんと)」。
 
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境内社は、
 
天王社、針名天神社、針名稲荷社、神明社・知立社(鵜葺草葺不合神)・山神社・御鍬社・洲原社(菊理比売神)・金刀比羅社
 
ヒノキとスギが同じところから生えている「御縁木(ごえんぼく)」も祀られている。
 
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