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南宮大社の社殿の南西に南宮山があり、山から下りてきた人に聞くと、上のほうに社が2つ並んで建っているとのことで、登ってみることにした。
南宮大社の本殿は、南東向きで、南宮山を背にしているわけではなく、その後方は北西になり、地図でその方向を見ると、そこには伊吹山がある。
社殿左手後方に、まずは聖武天皇が大仏建立の勅願をした場所に石柱が建つ。
当時、金属の神様というとこの南宮大社の金山彦命ということだったんだろう。
で、そのすぐ先に、「湖千海神社」の鳥居がある。
鳥居をくぐって坂を少し上ると、小さな広場に、湖千海神社の小さな社が南東向きに建つ。
昨年、福永光司他著「日本の道教遺跡を歩く」という本を読んで、それで南宮大社を知った。
それによると、湖千海神社の祭神は豊玉彦で、海幸山幸神話に登場する、海宮にすむ海神。
海神(わたつみ)を「少童」とも表記して、それは道教教典「抱朴子(ほうぼくし)」にある、東海の神である「東海小童」との関係から、道教との関係があるらしい。
南宮大社の「南宮」というのも、南は道教ではよみがえりの方位であり、朱雀によって象徴されるそうで(そうすると拝殿の正面の飾りは、鳳凰ではなくて朱雀かもしれんなあ。。。)、死者が仙人として蘇生する南極宮がイメージされるそうだ。
湖千海神社の広場の一角に「曳常泉」の石碑が建つ。
しかし、泉は涸れてしまったしまったのか、水は流れてはいなかった。
北条政子が夫頼朝の菩提を弔うために鉄塔を奉納したそうで、それを復元したものが坂の行き当たりに建っている。
元の道にもどり少し進むと、「往古本殿奉斎地」に南西向きに神明造りの小さな社が建ち、その横に、東照宮、荒魂社が並ぶ。
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2010年10月12日
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