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石作神社 長久手町

10月9日、ネットでお祭を検索していてみつけた「岩作のオマント」というお祭を見に行こうと、地下鉄東山線の「藤が丘」まで行って、そこから長久手まで歩くことにした。
 
「岩作」というのは、「やざこ」と読むということだが、これは地元のひとしかそうは読めないだろう。
 
祭りは、式内社の「石作神社」で行われる、ということで、まずは、神社へ向った。
 
神社は、岩作の街並の北に広がる田園のさらに北の丘陵にあった。
 
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幟も立って、氏子の人たちも集まってきていて、駐車スペースの整理担当のおじさんがいたので、祭りの時間割を聞いてみると、今年は、岩作では「オマント」はないよ、というので、えぇぇぇ、となってしまった。
 
「オマント」は、長久手の3地区で毎年どの地区が開催するか話し合いで決めるそうで、順番ではないので、どの地区が開催するかはその年にならないとわからないのだそうだ。
 
で、今年は、もう一つ東の「上郷地区」で行われる、と教えてもらい、とりあえず、石作神社に参拝してから上郷へ向うことにした。
 
社殿は石段を登った丘の上に、南南西向きに建つ。
 
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コンクリート造りで、本殿は流れ造りに千木・鰹木が載る。
 
境内の由緒書板によると、
 
「当社祭神は建真利根命と申し人皇54代仁明天皇のは承和元年(834)の鎮座である。後人皇第95代花園天皇の正和中これを修造すると伝えられる。
 明治5年5月郷社に列せられて今日に至る。按ずるに当社は所謂式内郷社にして人皇第60代醍醐天皇の延喜年間に編纂せられたる延喜式神明帳に記載せられ其の由緒は極めて遠いのである。尚当社は往時山田郡に属していたが同群荒廃して愛知郡に編入せられたという。」
 
祭神の建真利根命については、「式内社調査報告8 東海3」によると、
 
「新撰姓氏録の左京神別下に石作連、火明命六世孫建眞利根命後也、・・・・とあって石作連は尾張氏の一族であり、古代の石作部であったと推定されている。故に尾張國には此の氏人多く、従ってこれを祀る社も多く存在している。延喜式神名帳の尾張國には中嶋・葉栗・丹羽の各部にそれぞれ一社づつ石作神社の名が散見できる。」
 
合祀祭神は多く、伊邪那伎大神、伊邪那美大神、天照大御神、武甕槌神、大山津見神、大山咋神、木花咲耶姫神、菊理姫命、王辰爾、大己貴命、応神天皇。
 
王辰爾(おうしんに)というのは、ネット検索してみると、6世紀中ごろの百済からの渡来人ということで、尾張氏とはどのようなつながりがあるのか、興味深い。
 
拝殿の向拝には、「五七桐」の紋。
 
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拝殿正面の蟇股の飾りは、シンプル。
 
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拝殿内の正面には、大きな鏡が祀られている。
 
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両側には、鉾に掛けられた四方神の旗が印象的だ。
 
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干支の額が奉納されている。
 
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「萬歳」と刺繍された幡には、「鮎」と思われるお魚が図案されている。
 
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神功皇后が鮎を釣って占いをしたということだが、それにちなんでいるのだろうか。。。。
 
社殿の向って左に境内社がならび、大きな社は「熱田社」で日本武尊を祀る。
 
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熱田社の社には、正面には龍の、側面には獅子の飾りがつく。
 
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石の小さな社もあって、これらは「山神」が祀られているのだろう。
 
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樹高17m、幹周4.62m、樹齢約350年の「ツブラシイ」の御神木も印象的だ。
 
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