なべさんの中国情報

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吃新節 郎徳

貴州6日目の9月2日は、榕江から凱里へ戻り、午後はまた博物館へ行った。
 
そして9月3日、旧暦7月17日巳の日、吃新節(つぅしんじぇ;新嘗祭)のある郎徳上寨へ始発の7時半のバスで向った。
 
郎徳上寨へ着いたら、まずは予約しておいた農家旅館へ荷物をおろして村を散策することにした。
 
村では、吃新節で神様に供えられる「抜穂」を手にしたおばさま方に出会う。
 
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お祝いのごちそうの材料をかついだ人たちも村へやってくる。
 
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トラックにビールをどぉんと積んで売りにきているおじさんがいて、村人はケース買いしてお家へ運んでいた。
 
村の一角では、豚をつぶしていて、2枚おろしにして肉を切り分けていく。
 
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手早く作業は進められて30分もかからないくらいで1頭の肉が切り分けられて、各農家は重量でお金を払ってお家へ持って帰っていく。
 
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お祭に合せて購入したのか、大きな冷蔵庫を運んでいる。
 
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馬に載らないものは、人力で運ぶしかないんだなあ。
 
郎徳の女性は、頭に花の造花をつけるのが特徴。
 
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二人のカメラマンが盛装した女の子をモデルにして写真を撮っていたので、便乗して私も1枚撮らせてもらう。
 
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今回の吃新節で盛装した女の子を見たのはこのときだけで、皆が盛装するのは苗族の新年にあたる「苗年」のお祭に来ないと見れないようだ。
 
吃新節の1日目は各家庭に親族が集まってお祝いをするそうで、外での行事はない。
 
旅館では、晩御飯にごちそうが準備されて、その中で、お魚の鮒とお粥は欠かせないものだそうで、それに加えて、お椀に盛られた蒸したもち米に抜穂の米粒を生のままのせたものが用意されて、その一部を神様に供える。
 
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主人は、床で紙を燃やし、抜穂の生米と蒸したもち米をや鶏肉などを供えて線香をあげる。
 
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そして、旅館の主人夫婦ともう一人の客と4人でごちそうをいただく。
 
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調理された鮒は、食べる前にデンブのように身をほくしてから食べる。
豚肉、鶏肉、家鴨肉などなどに、もち米で造った甘酒や米焼酎で宴をはる。
 
日が暮れてから、主人夫婦は親戚の家に行かなくてはならなくて、客の若者は早くから寝てしまい、私は「美人靠」で田圃を眺めて米焼酎をちびりちびりやって過ごす。
 
吃新節の2日目朝、飲みすぎたか少し頭が痛い。
 
貴州の山間部ではいつも8時すぎまで霧が立ち込め、これが山の豊富な湧き水の源泉であるらしい。
 
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午前中は、まだ見ていない郎徳下寨へ行くことにした。
 
一緒に泊った若者ともう一人夜中に旅館へ戻ってきた上海の若者も行く、というので3人で1.5kmほどをぶらりぶらり歩いて出かけた。
 
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村の中へ少し登ったところに広場があり、その夜に歌と踊りのコンテストがある。
 
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廻廊の屋根には、鶴と鳩の飾りが載る。
 
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村の民家の瓦屋根にも鳩の飾りが載っていた。
 
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民家の門口に抜穂が掲げられている。
 
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午後は14時から郎徳下寨の川原で闘牛があり、同宿の若者たちと見物したが、彼らは途中で凱里へ戻っていった。
 
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見物の橋の上では勝負がつくと「芦笙隊」の演奏がある。
 
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17時すぎに決勝戦が終り、私はまた郎徳上寨へぶらりと歩いて帰る。
 
夜は主人夫婦と3人で、鶏と豆腐の鍋を食べて、お酒は1杯にして、21時過ぎに主人の持つ懐中電灯の明かりをたよりに郎徳下寨で行われる、歌と踊りのコンテストを見に行く。
 
ヒップポップやら民族舞踊やら歌謡曲の喉自慢やらが順不同ででてきて、それぞれちゃんと審査員の得点がつけられる。
 
旅館の主人の奥さんのグループもきらびやかな民族衣装で舞踊を踊ったが、なかなか美しかったが、照明が暗くてビデオはうまく撮れなかった。
 
23時すぎ、会場はこれからどんどん盛り上がりそうだったが眠くなってきたのでまた主人の明かりをたよりに旅館へもどって寝る。
 
吃新節3日目、この日も午後郎徳下寨で昨日は「C級」、この日は一回り大きな「B級」の闘牛がある、というのでそれを見てから凱里へもどることにした。
 
で、午前中は郎徳上寨のまだ上のほうにも村がある、ということでその村へ向う。
 
歩いていると、モーターバイクが乗っていかないか、と声をかけてきて、5RMBで4kmばかり上の村へのせていってもらう。
 
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今回初めてガチョウを見た。
 
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帰りもバイクに乗って旅館へ戻り、旅館で最後の昼飯を食べて、この2泊3日7食の飲み放題・食べ放題分の精算をして(420RMB)、荷物は預けて14時から始まる闘牛を見に行った。
 
 
 
前日は闘牛場の下まで下りて観戦したが、この日は水牛は一回り大きくてやたらと人の輪のほうへ突っ込んでいくので、私は橋の上から高みの見物にしておいた。
 
ビデオは、決勝戦で、17時すぎに終り、17:30の最終バスの席を主人の奥さんがとっておいてくれて、荷物も持ってきてくれて、順調に凱里へ帰ることができた。
 

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