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2月13−17日は、立春の末候、「魚氷上(うおこおりにあがる)」。
暖かくなって湖の氷が割れ、魚が跳ね上がるころ、ということだそうだが、まだまだ寒い。
でも今朝は、うちの庭の水溜めにはる氷も薄くなり、指の甲でコンとたたくだけで割れた。
春告鳥のウグイスは姿を見せないが、メジロがうちの庭のキウイの実をついばみにやってくる。
キウイは1年おきにたくさんなって、間引きをしないのであまりにちいさいものは採らずに残しておいたら、メジロやスズメやヒヨドリなどがやってきてきれいに食べてくれた。
春告鳥はウグイスだが、鯡(にしん)の別名が「春告魚(はるつげうお)」だそうで、この時期が旬。
2週間ほど前に築地の場外のような名古屋駅前の納屋橋市場へ行ったとき、私がいつも自転車を置くところの前にある店のおじいさんが、ニシン、ニシン、と声をあげているのでのぞいてみると、30cmあまりの大きな生ニシンがあった。
銀色にうまそうなので、1尾300円で、3尾買って帰り、1尾は塩焼きで朝飯に、残りの2尾は身をとって、アラとおなかの白子は味噌汁に、身は一口大に切り分け、オニオンスライスといっしょに甘酢につけてマリネにした。
確かにうまい。
「飲食事典」によれば、
「ふだんは遠海の深所に住んで、近海へはめったに姿を現さないのが、春三月から四月へかけて北海の氷もようやく解けそめ、水温六度内外になると産卵すべき浅所にあこがれて、陸地近くの海藻が繁茂し食餌の豊富なところをもとめて、天気晴朗の日をえらび猛烈な勢いで盛り上がるように群来する。
漁期にもおのずから三期あって、初期の三月から始まるのを「はしり」、ついで「中」「後」とわかれるが、脂肪豊富で美味なのはハシリで、中・後期には稚小なものが多いから、したがって市価も劣るとされる。
ハシリは4年生魚が多く体長30〜35cmにも達し、魚味栄養ともに最も高く評価されているが、いずれにしても産卵を終わると津波の引くような早さで、さっさと深海へ去ってしまうので漁期は至って短く・・・・・・。」
ということで、まさに一番うまい時期のハシリのニシンを味わうことができた。
後日もまたニシンを食べたくて探したが、生ニシンがあったのはあの日だけだ。
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