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番外篇 名古屋を歩く

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11日、天白川を越えてさらに東へ歩くと地下鉄の野並駅があり、もう少し東へ行ったバス停の前に八剣社があった。
 
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社殿は小高いところに建つが、この小山は古墳ではないらしい。
 
社殿の瓦などには神紋はなく、由緒書の掲示板もない。
 
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木彫りの飾り物もみられなかったが、庇の蟇股に唐草模様のような模様が彫られている。
 
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本殿前の狛犬が凛々しく、印象的だ。
 
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社の名前はわからないが、境内社がたくさん並んでいた。
 
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11日、鳥栖八剣社からまた東へ約2km、地下鉄野並駅近くの八剣社に向かった。

途中、天白川があり、その堤を歩いていると、バシャバシャと水をたたく音があちこちから聞こえてくるので川辺まで降りてみると、50−60cmぐらいの大きなコイが2,3尾ずついっしょに川辺の草むら近くでバシャバシャとやっていた。
どうも産卵をしているらしい。

で、また堤を歩き始めると対岸でアオサギが何かをつかまえようとしているので、あんな大きなコイを食べるんだろうか、と見ていたら、亀をくわえた。



くわえてたり放したり、約30分、私は休憩もかねてずっと見ていた。

幅がありすぎて飲み込めないのかと、思っていたが、どうも、コサギが近づいてきて、せっかっくの獲物を横取りされてはいかん、と飲み込んだようだ。

しかし、胃まで入りきらないようで、首が太くなったままじっとしている。

亀の甲羅は消化できるんだろうか、吐き出すんだろうか、と思ってさらに見ていたが、他のアオサギがやってきて、そちらに気をとられているうちに、亀を飲み込んだアオサギは飛び去ってしまった。

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11日、呼続公園からまた東へ名鉄桜駅のほうへ戻り、そこから北東に約1km、鳥栖神明社古墳へ向かう。
 
鳥栖地区も住宅街になっていて、その中にこんもりと小高い古墳がある。
 
「なごやの古代遺跡を歩く」によれば、直径約30mの円墳で、後期古墳と考えられているそうだ。
 
鳥栖神明社古墳は、その名のように神明社になっていて、墳頂に小さな社がある。
 
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拝殿はなく、屋根のある集会所といった建物が本殿前に建つ。
 
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由緒書などはなく、祭神はわからないが、神明社ということで、天照大神であろう。
 
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半分ほど埋まってしまっているような山神さまの石塚が印象的であった。
 
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ここから東へ約200m行くと、鳥栖八剣社古墳がある。
 
前著によれば、ここも円墳で、直径約50m、高さ約5m、5世紀前半に造られたものと考えられているそうだ。
 
ここもその名のように、墳頂に八剣社がある。
 
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ここも小さな本殿があるだけで、拝殿はない。
 
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直径50mというとかなり大きな古墳で、このあたりの笠寺台地上では最も大きな古墳であるそうだ。
 
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11日、桜神明社から西へちょっと行くと大きな森の富部神社がある。
 
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1603年に津島神社の牛頭天王を勧請して創建されたそうで、1603年といえば、徳川家康が征夷大将軍になり徳川幕府が始まった年だ。
 
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美しい社殿の神社で、拝殿に見られる神紋は、津島神社と同じ、「木瓜(もっこう)」。
 
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この木瓜の紋というのは、津島市観光協会のHPによると、卵を産んだ鳥の巣を象ったものだそうで、天神と地神を結ぶ鳥信仰に結びついていくんだろうか。。。
 
「木瓜」は「きゅうり」又は「ぼけ」の切り口をかたどったものともいわれ、実際祭事の期間中にきゅうりを食さない等の信仰も残されているが、元来は中国に於いて、官服や御簾模様に使われた文様を示し、卵を産んだ鳥の巣を象ったものといわれている。」
 
 
拝殿正面に、「神社拝詞」という参拝のときに唱える文言が掲げられていた。
 
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本殿は創建当時のものだそうだが、桧皮葺の屋根が美しい。
 
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正面の蟇股や脇障子には水鳥と鶴が描かれている。
 
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本殿の鬼瓦もなかなかいい。
 
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神社は台地にあり、西側へ下る道を行くと呼続公園があり、「曾池」という池があるが、この池はかつては大きな池で、それを埋め立てて公園がつくられたそうで、その工事のときに縄文時代から古代にかけての遺構がたくさん発見されたそうだ。
 
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公園からまた台地上にあがり、道を行くと、素戔鳴尊だろうか、民家の屋根のいかめしい鬼瓦があった。
 
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桜神明社古墳

11日の日曜日、朝は雨だったが午前中には雨があがったので、10時ごろから市内南部の古墳群を巡って歩いた。
名鉄桜駅で降り、そのすぐ南に森が見え、それが桜神明社古墳だった。
 
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古墳は、円墳とのことで、神社の本殿は古墳の頂にあるが、木がうっそうと茂っていてその姿は見づらい。
 
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拝殿は、千木・鰹木の神明造りで、主祭神は天照大神だが、熊野三山や八幡社、津島社、秋葉社、稲荷社などが合祀されているようだ。
 
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拝殿は、千木・鰹木がその表象だろうが、手水舎に五三桐と菊にモミジが落ちる図柄の紋があった。
 
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拝殿前の賽銭箱は石造り。
 
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境内は大きな木々がうっそうと茂るが、ご神木のクロガネモチも印象的だ。
 
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このあたりは第二次大戦の空襲で焼け残ったところのようで、細い路地が入り組んで、いい雰囲気のところだ。
 
 

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