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番外篇 尾張を歩く

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青木川を南へ300mほど下り、住宅街を西へ行くと、国道155号に面して、式内社の「阿具麻(あぐま)神社」がある。
 
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ここでも正月飾りの準備をやっていた。
 
正面に蕃塀が立つが、彫り物の飾りはない。
 
社殿は西向きに建つ。
 
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拝殿屋根にはここも神紋はなく「阿具麻」の文字。
 
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拝殿正面には、龍の飾りがつく。
上部にも飾りは付いていたが、金網が張られていてはっきりと見えなかった。
 
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幣殿、本殿とも千木・鰹木がつく。
 
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国道155号を南下すると「日吉神社」に行き当たった。
 
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ここも正面に蕃塀があったが、飾りは付いていなかった。
 
拝殿には、鯉・鶴・龍の飾りがつく。
 
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向こう正面にも、鶴と龍
 
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拝殿屋根には、五三桐の紋。
 
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幣殿は瓦つくりだが、本殿は神明造りで千木・鰹木がつく。
 
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拝殿の内に、虎の絵が奉納されていた。
 
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一宮市千秋町は神社の密度が高いところで、生田神社から西へ約500m青木川の近くに大きな森が見えるので行ってみると、八幡社であった。
 
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ここでも町の人たちが寄り合って正月飾りの準備をしていた。
 
赤い鳥居から長い参道がのびる。
 
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社殿は東南東向きに建つ。
 
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拝殿には龍と鳥のすばらしい木彫りの飾りがつく。
 
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左右には、体は麒麟のようで、顔が龍という初見の動物の飾りがつく。
 
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拝殿の向こう正面にも鶴と千鳥などの鳥の飾りがつく。
 
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拝殿屋根には「八幡社」の文字。
 
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幣殿の屋根瓦には獅子の飾り瓦と丸瓦には「向かい鳩」の紋がついている。
 
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鶴亀の瓦も見つけた。
 
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本殿は流れ造りで千木・鰹木はない。
 
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本殿の飾りは見づらく、片方の脇障子に、これも初見の馬の姿が見られた。
 
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名鉄石仏駅の北西、600mほどのところに式内社の「生田神社」がある。
 
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社殿は、南向きで、拝殿のまわりでは、お正月の準備で、注連縄や門松を作る人たちが働いていた。
 
ここにも拝殿前には蕃塀が立っているが、ここのは木製で、彫り物などの飾りは無い。
 
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由緒書きの掲示板がないので、祭神などはわからない。
 
拝殿屋根には、神紋はなく「生田」の文字。
 
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拝殿正面の蟇股の飾りは、庇の上は鶴で、下側は龍。
 
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拝殿の向こう正面にも、龍の飾りがつく。
 
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幣殿には千木・鰹木がつく。
 
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本殿は幣殿とつながっているが、神明造りのようで、千木・鰹木・棟持ち柱がつく。
 
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本殿東側に、これも南向きに社が二つ並んでいるが、社の前にそれぞれ鳥居のような石の門が立っている。
 
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「力試しの石」という180kgもあるという大きな石があり、明治時代の大関、荒岩が軽々と持ち上げたんだそうだ。
 
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石仏駅から生田神社へ来る途中、「津嶋社」にも行き当たったが、その社殿は東向きに建っていた。
 
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尾張一宮地区は、古くからの神社である式内社や尾張に多くある八剣神社が多くあり、昨年12月26日、名鉄犬山線の「石仏駅」から岐阜線の「一宮駅」まで東から西へ、式内社や八剣神社などをめあてに歩いた。
 
名鉄石仏駅のすぐ南東に、まずは「八剣社」がある。
 
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鳥居は西向きだが、社殿は南向きに建つ。
 
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正面は、ここも蕃塀が立ち、直進する悪霊を阻んでいる。
 
蕃塀の図柄は、三体の獅子。
 
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拝殿正面には、龍と左右に獅子の飾りがつく。
扁額の後ろにも木彫りの飾りがつくが、何かはわからない。
 
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屋根瓦には「八剣社」と「八」の文字。
そして、懸魚の位置には「桐笹」の紋も見られる。
 
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祭神は、素戔鳴尊。
 
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拝殿の内には十二支の絵馬が奉納されている。
 
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社殿は、拝殿、幣殿、本殿と並ぶ。
 
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本殿は流れ造りで千木・鰹木はつかない。
 
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本殿の正面は見えなかったが、側面の蟇股には鶴と亀の飾りがついているのを見ることができた。
 
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国道139号をさらに南下し、それが西に向かって折れ、道なりに進むと蟹江の町並みに入り、さらに進むと蟹江川のほとりに八剣社と冨吉建速神社がいっしょに建つ。
 
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八剣社は、草薙大神と熱田神宮の祭神を、冨吉建速神社は、素戔鳴尊を勧請して建てられたそうで、一つの拝殿の後方に、二社の本殿が建つ。
 
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拝殿屋根には、素戔鳴尊を祀る津島神社と同じ「五瓜に唐花」。
 
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高い塀に囲まれて、本殿は見づらいが、拝殿正面に、本殿の写真がかかっていてありがたい。
 
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本殿は、室町時代後期の作だそうだ。
 
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本殿の蟇股には、牡丹だろうか、花の飾りと、太陽だろうか、丸の透かしが入っている。
 
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須成祭という、これも津島神社の天王祭と同じようなの巻藁舟を浮かべたお祭りが行われるそうだ。
 
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ここも奈良時代の行基さんによって創建されたそうで、木曽義仲にもゆかりがあるそうだ。
 
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ここから、蟹江の歴史民俗資料館へ向かった。
 
展示物は少なかったが、図書が充実していて、夕方までいろいろな本を読んで、この日は名古屋へ帰った。
 
 

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