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野集落からまた南へ戻る。
国道266号までくると大きな木がこんもりと見えたので神社かと思って行ってみると、「牧村家住居」という国の重要文化財に指定されている江戸元禄時代からの大きな農家の建物があった。
この横の道をさらに南へあるくと「八幡神社」があった。
赤瓦の拝殿は珍しい。
本殿前には幣殿もある大きな社殿だ。
本殿屋根には、ここも八幡の「八」。
丸に「八」は名古屋市のマークとよく似ている。
本殿正面の蟇股は「龍」、脇障子には「鳥」の彫り物があるが、鷹ではないようだ。
ここも本殿前には精悍な狛犬がある。
ここからまた三水川に出て、川沿いに役場まで歩き、腹が減って食べ物屋を探してもなし。
役場の正面に町民センターがあり、売店でもないかと行ってみると、ロビーの片隅でドーナッツと珈琲を売っていたので、それで一息入れる。
本当はもっと南にある「上磯古墳群」にも行く予定であったが、あまりの猛暑でかなりの距離を往復歩くのは辛いので、町民センターの中にあるクーラーの効いた図書館で15時すぎのバスの時間まで雑誌などを読んで時間をつぶした。
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番外篇 美濃を歩く
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野古墳群の東側に集落があり、そこの公民館の名前を見て、この地は「野」という地名であることに気がついた。
集落に入って中央にまっすぐ北に延びる道があり、はるか正面に山を背にして神社が見えた。
石柱には「八幡神社」、鳥居の扁額には「布賀利八幡神社」とある。
扁額には、鳩だろうか、鳥が二羽浮き彫りにされている。
布賀利神社と八幡神社が合祀された、ということで、本殿が2つ並んで建っている。
向かって右側の本殿屋根には八幡神社の「八」の字。
脇障子には、鷹の彫り物がある。
本殿前の狛犬は、ライオンのようだ。
拝殿の中に、錆びた鉄板が貼られた額が奉納されていたが、これは、鉄砲の標的だそうで、狛犬とともに大野町の重要文化財に指定されている。
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野古墳群は、約500m四方の範囲に、23基の古墳が集中していて、見ごたえがある。
登越古墳からぐるりと左回りに古墳めぐりをした。
8号墳は、方墳。
9号分は手前の前方後円墳。
9号墳の南向かいに造り出し付きの円墳がある。
7号墳に上ってみると、石室の蓋だろうか、平たい岩がむき出しになっていた。
その南に大きな前方後円墳の南屋敷西古墳がある。
この古墳の埴輪が尾張の春日井から持ってこられたものだそうだ。
南屋敷西古墳の説明板のあるところが、古墳群の最初に行き当たった南出口古墳の後方になる。
これだけの古墳があれば神社もあるだろうと、ちょうど畑で作業していた老夫婦に神社の場所を聞いて、そちらに向かった。 |
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南出口古墳から川を上ると、その北後方に野古墳群が拡がっていた。
手入れが行き届いていて古墳の形をきれいに観ることができる。
見事だ。
私は古墳群の西側から入ることになり、前面に登越古墳が見える。
膝ぐらいまである草をかきわけて古墳に登った。
360度、ぐるりと古墳群を見渡すことができる。
墳頂から下りて、古墳巡りをはじめた。
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可児の川合考古資料館で尾張式の埴輪が、美濃では可児と大野町の野古墳群で使われていることがパネル展示されていて、その野古墳群に尾張氏の匂いがあるだろうかと8月29日、猛暑の中、訪ねてみた。
JR名古屋駅から8大垣行き特別快速で大垣の手前の「保積駅」まで行き、そこから「大野バスセンター」行きのバスに乗る。
保積のバスセンターの横に喫茶店があったので、バスを待つ間、サンドイッチ・ゆで卵・フルーツ付きのモーニング珈琲、300円で朝食にする。
バスは9:05発で、30分ほどで大野バスセンターに着いた。
バスセンターの向かいに真新しい建物の役場や図書館などがある。
役場の前に町内の史跡などを説明する大きな看板があった。
ここ大野町は古くは、きちっと区画整理された水田がひろがっていたそうで、縄文時代から人が住んでいたところだそうだ。
役場の東側を南北に「三水川」が流れていて、川向こうに「民俗資料館」があるということでそちらに向かうが見つからないので、自転車でやってきた若者に聞くと、彼もわからなけど、といって川の上流・下流へ走って探してくれたがやはりわからない。
公民館があったのでそこの中にあるんだろうかと聞きに行くと、そこの裏に民俗資料館の建物があった。
鍵がかかっていて、公民館のおじさんが、その鍵は役所で管理しているから役所で聞いてください、というので役所に向かう。
日曜日で、役所には日直の若い女の子が一人。
あちこち電話してくれたが、この日は防災訓練で担当者も忙しく、「またでなおしてきてください。そのときは電話で予約してくださいね」とのことで、資料館の見学はあきらめた。
で、とりあえず資料館にもどって建物と掲示板の写真を撮る。
で、三水川のカワセミが飛ぶ清流を見ながら「野古墳群」へ向かう。
国道265号を渡って少し行くと「南出口古墳」があった。
古墳の上には樹木が生えていないので古墳の形がきれいに見える。
この古墳は、古墳時代前期の前方後円墳ということ。
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