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番外篇 大和を歩く

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大神神社の拝殿に参拝したあと、宝物収蔵庫を見学した。
 
ここは写真撮影が禁止されていたが、神社発行の写真と説明文の冊子があったので買い求めた。
 
宝物収蔵庫の前は拝殿と同じ形の祈祷殿があり、その左方に「くすり道」との道標があり、狭井神社へ続く。
 
途中、「磐座」を祀る「磐座神社」がある。
 
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祭神は、大国主とともに国土を開発したという少彦名神。
 
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そこから少し進むと狭井神社の鳥居があり、そこからもう少し歩くと、狭井神社の拝殿があった。
 
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狭井神社は、大物主神の荒魂を祀る。
 
神様には、優しい「和魂」と荒々しい「荒魂」があるという発想が私は好きだ。
 
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拝殿の神紋は、菊と五七桐。
 
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蟇股の木彫りの飾りは、唐草模様のような波のような。。。
 
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拝殿左側の奥に「薬井戸」という湧き水があり、三輪山から湧き出る霊水を飲むことができ、ペットボトルで持ち帰る人も多い。
 
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私はちょうど喉が渇いていて、備え付けのカップに2杯、その霊水を味わった。
 
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拝殿前の右側から三輪山に登る登山口があり、せっかくだからと、私も登ることにした。
 
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受付の人に聞くと、往復2時間かかるということで、私は登りは途中雨宿りの休憩もしまがらでちょうど1時間、くだりはノンストップで40分であった。
 
写真撮影が禁止されているので写真はないが、原生林の中を歩く道は、雨の中ではあったがすがすがしく、急な坂道も苦にはならなかった。
天皇社を過ぎるとすぐ大神神社の拝殿横にたどりつく。
 
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大神神社は、ご神体が三輪山全体で、本殿の無いことで有名だが、拝殿は、寛文4年(1664)徳川4代将軍家綱の造営だそうで、重要文化財に指定されているそうだ。
 
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祭神は、「大物主大神」で、日本最古の神社とされている。
 
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拝殿の神紋は菊の紋。
 
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吊灯篭には、五七桐とともに「三輪」の紋もあった。
 
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拝殿の蟇股は、中央に鳳凰、左にも鳥が、右には狐のような木彫りの飾りがつく。
 
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ご神木の杉には、大物主の化身である蛇にお供えするたくさんの卵が奉納されている。
 
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酒とか味噌・醤油などの発酵は、神様のなせるものと信じられていて、三輪の神様は、酒の神・醸造の神として信仰されてきたそうで、11月14日には酒まつりがあるそうだ。
 
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6月17日は「三枝祭(さいくさまつり)(ゆりまつり)」というお祭りがあるそうで、そのときに飾られる「笹百合」が保存栽培されていて、公開されていた。
 
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お稲荷さんを過ぎるとすぐ大神神社の拝殿の横に出て、そこの小高いところに末社の天皇社があった。

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ここは、崇神天皇を祀る。

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本殿前に果物、魚、米、酒、野菜のお供え物があり、今日は何かお祓いでもあるのかなあ、と思いつつ石段を降りた。

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と、後ろから何か気配を感じてドキッとすると、蛇がスルスルと私の足元を追い抜いて、目の前の崖に登って留まった。

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大神神社の祭神の大物主は蛇の姿に化身して現れるそうで、神様が目の前に現れたか、と驚いた。

と、神官が二人石段を登ってきて、階段は狭いので、もう一度本殿の方へもどり、これは何か神事が始まると思い、ビデオに撮ることにした。



おばさまが一人参加していたので、個人的にお祓いを頼んだのかと思い、神事のあと聞いてみると、この日は、6月13日の例祭であるとのこと。

蛇に化身した神様が、私が例祭の模様を観ることができるように引き止めてくれたのかなあ。。。。。
志貴御県坐神社からまた山の辺の道にもどり山道を大神神社に向かう。
 
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すぐに、平等寺にたどり着く。
 
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ここは聖徳太子ゆかりのお寺だそうで、山門に鯱がのっているので、ここはまた「鯱コレクション」で取り上げることにする。
 
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本堂屋根の丸瓦は、ヒマワリのような花の紋が付く。
 
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平等寺からまた山側にそれると、「大行事社(だいぎょうじしゃ)」があった。
 
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祭神は、事代主神、加屋奈流美神(かやなるみのかみ)、八尋鰐(やひろわに)。
 
恵比寿様と出雲ゆかりの神様が祀られていて、八尋鰐なるサメの神様もいることを知る。
 
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本殿は、妻入りの庇が付き、出雲の大社造りの様式のようだ。
 
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また本道にもどり進むと、日向神社の道標があり、また横道に入る。
 
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また本道に戻り進むと、大神神社の手前に赤い鳥居のお稲荷さんがあり、その先の古そうな土塀が印象的だった。
 
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金谷の石仏から少し進み、本道からそれて下ると志貴御県坐神社((しきのみあがたにいますじんじゃ)がある。
 
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この地は、第十代崇神天皇の皇居、磯城瑞籬宮(しきのみずかきみや)があった地に比定されている。
 
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この神社は、磯城県主の祖神を祀っているそうで、崇神天皇が祀られているわけではない。
 
簡素な拝殿には鬼瓦が載り神紋はないが、丸瓦には三つ巴の紋がある。
 
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本殿は、大神神社の拝殿を小さくしたような造り。
 
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拝殿のよこに、石垣が祀られている。
 
石には文字は刻まれていないが、これが宮の石垣跡だろうか。。。。。
 
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神社は鬱蒼とした森の中にあり、長い時間を感じさせてくれる。
 
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