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番外篇 伊勢を歩く

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6月24日、伊勢、志摩半島の磯部にある、伊勢神宮内宮の別宮「伊雑宮」で御田植式が行われたので見に行った。
 
この御田植式は、大阪の住吉神社、千葉の香取神社とともに日本三大御田植祭の一つだそうで、田んぼに立てられた大きな団扇を倒して団扇の絵をちぎって取り合う「竹取神事」でも有名だ。
 
5:30発近鉄鳥羽行き急行で、鳥羽まで行き、鳥羽の神社をめぐってから、近鉄志摩線の志摩赤碕駅でまた電車に乗って上之郷駅で降り、駅のすぐ西にある伊雑宮には10時半ごろ到着した。
 
ちょうど、鳥居を入ってすぐの広場に参加者が整列してお祓いを受けたところで、式が始まった。
 
御料田は社叢の外、南側にあり、参加者が入場したあと、まずは泥んこの「竹取神事」が行われる。
 
田んぼの向こうに立てられた大きな団扇(ごんばうちわ)には、本来は「太一」と帆をあげた帆掛け船の絵が描かれているのだが、風があるせいか、私が着いたときにはすでに破れてしまっていた。
 
あとで行った歴史民俗資料館に再現された大団扇があったので、その図柄は見ることができた。
 
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竹取神事のあと、「御田植神事」が行われる。
 
田舟にのって「太鼓打」とよばれる女の子と、「簓摺(ささらすり)」と呼ばれる、ギーコ・ギーコと音をだして鳥を追い払う男の子二人がこの祭りの主役であるらしい。
 
太鼓打の女の子は、神社でもらった栞によると、「七・八歳の童男で、かつらを被り、作り眉をして少女に扮装し」ているのだそうだ。
 
御田植式が終わると休憩になり、15時から一行が御田から神社の鳥居前までの約200mを2時間かけて練り歩く。
 
一行は、前のほうの若い衆は田をならす「杁(えぶり)」で地面を叩いて拍子をとって元気よく民謡を歌う。
 
一行の中ほどは、早乙女が並ぶが、踊りを踊るわけでもなく、ただ立っている。
 
その後方は、簓摺、太鼓打、笛、鼓、謡の一行が続く。
 
そして17時ごろ、一行は境内に整列して、最後に「千秋楽の舞」が簓摺、太鼓打の三人によって舞われて、御田植式は終わった。
 
快晴に恵まれ、一日、祭り見物を楽しむことができた。
伊勢神宮内宮門前の「おかげ横丁」をぶらぶらと地酒のコップ酒をはしごしながら歩いていき、おかげ横丁を行き過ぎて県道に行き当たり、それを左に折れて西方へ進み、伊勢街道との交差点を過ぎてすぐに「猿田彦神社」がある。
 
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由緒書の掲示板があり、それによると、祭神は、猿田彦大神(主神)、大田命(相殿)。
 
「猿田彦大神は天孫瓊瓊杵命をこの国に御案内された後、伊勢の地を中心に国土の開拓・経営に尽くされた地主神と伝えられています。
 また大神の御裔の大田命は、皇女倭姫命が神宮御鎮座の地を求めて巡歴されたときに五十鈴の川上の地を献り、伊勢の神宮が創建されました。当社はその直系の子孫が祖神を祀ってきた神社であります。
 大神は全てのことに先駆け、人々を善い方に導き、世の中の行方を開く「みちひらき」の神として識られています。
 その信仰は全国的な広がりをもち、方位除・災除・地鎮・事業繁栄・交通安全・開運などの御祈祷が連日行われています。
 毎年5月5日に斎行される御田祭(県無形文化財)も古い伝統にもとづいています。」
 
猿田彦大神は、万事良い方向へ「おみちびき」になる神様ということで、私も生まれて初めてお守りを買った。
 
社殿は南南西向きに建ち、案内パンフレットによると、拝殿(祝詞殿)は、「寝殿造り」で、本殿は二重破風の妻入造り(通称:さだひこ造り)。
 
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瑞垣に囲まれた本殿の脇に、小さな社があり、ここに大田命が祀られているんだろう。
 
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屋根には、「五瓜梅鉢(ごかうめばち)」の紋。
 
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拝殿前広場の中央に、昔の神殿跡を示す、方位を刻んだ八角の石柱が立つ。
 
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絵馬の図柄は「みちびきの舞」という猿田彦神社独特の舞だそうで、明治天皇の皇女・北白川房子様ご参拝のときの歌に作曲・振付をすたものだそうで、願いを良い方向にみちびく想いが込められているのだそうだ。
 
「さだひこの 御名いと高し 天くだり 神代のむかし しぬびまつれば」
 
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鳥居をくぐって境内に入ってすぐの東脇に、猿田彦神社の社殿に向かい合って、「佐瑠女神社(さるめじんじゃ)」の小さな社が建つ。
 
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祭神は、天宇受売命(あめのうづめのみこと)。
 
由緒書は、
 
「天孫、「ににぎの命」御一行を待ち迎えられた猿田彦大神と最初に言葉をかわされたのが御祭神です。
 天孫御一行を日向の高千穂峯に導かれた後、本来の地に戻られる大神様とともに伊勢においでになり、「さるめ」という姓をいただかれました。
 「あまてらす大御神」が天岩戸に籠もられて世の中が暗闇のようになったときに岩戸の前で舞踊をされて、元の明るさにもどる機会を作られた話は良く知られています。
 そんなことから「芸能・鎮魂(たましづめ)・縁結びの祖神としてお祭りされてきました。また、元気で明るく、おおらかな女性の神様として、自立し誇りをもって生きようとする人々にとって大切な存在でもあります。」
 
覆屋の中に八角形の本殿が納められている。
 
色鮮やかな厨子のような造りで、京都の諸工芸家のよって仕上げられたものだそうだ。
 
神紋は、「舞鶴」
 
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境内の西に「赤門」があり、立派な鯱が載る。
 
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この日はここまでで、近鉄の五十鈴川駅まで歩いて、帰った。

合格神社 

お伊勢さん内宮の宇治橋の向かい正面の森にある「饗土橋姫神社」脇に森の奥に続く道があり、すりきれて読みづらくなっているが、「合格神社」という社標が立っている。
 
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森の奥、少し上った谷あいに南向きに社があった。
 
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祭神は、尾崎咢堂翁(尾崎行雄)。
 
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由緒書の石碑があり、「人生の本舞台は常に将来にあり」という本を御神体にしているそうで、「翁を人間育成の努力目標とし、その成就を祈願する」のだそうだ。
 
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咢堂翁については、日本史で学んだような気がするが、「東京都名誉都民第1号」というは知らなかった。
 
で、立派な胸像が立つ。
 
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私は、しばらく目標を見失っていたが、新たな目標も見えてきたので、成就するよう参拝した。
 
絵馬にはいろいろ「合格しますように」とお願いが書いてあったが、なかには変わったお願いもあった。
 
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本宮の参拝を済ませて、その後方へ向かう。
 
本宮の西側に「御稲御倉神(みしねのみくらのかみ)」を祀る社と、「外幣殿(げへいでん)」がある。
 
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ガイドブックによれば、「御稲御倉」は、神田から収穫した抜穂(ぬいぼ)の稲を納める倉で、祭のときにその稲から大御饌を用意するのだそうだ。
 
この建物は、内宮本殿の「唯一神明造」の形式をよくあらわしているのだそうだ。
 
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本宮の後方にあたるところに「荒祭宮(あらまつりのみや)」がある。
 
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内宮第一位の別宮で、天照大御神の荒御魂をおまつりしている。
 
躍動的な力を願う人はここにおまいりするとよいといわれ、何か新しいことを始めるとき、困ったときに力づけてくださるそうだ。
 
私もいつもお金がなくて困っているので、宝くじが当たるように、お賽銭を100円奮発して参拝してきた。
(が、まだご利益は無い)
 
ここから神楽殿の方へ下りていくと、「由貴御倉神(ゆきのみくらのかみ)」と「御酒殿神(みさかどののかみ)」を祀る倉庫が並んで建っている。
 
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向かって右の小さい社が「由貴御倉神」を祀る社で、かつて神嘗祭などの折に供える神様の食事である由貴大御饌(ゆきのおおみけ)の御料の御贄などを納めた御倉の守護神であるそうだ。
 
左の「御酒殿」には、大御饌に供する神酒(白酒(しろき)・黒酒(くろき)・禮酒(れいしゅ)・清酒の4種)がこの社殿に納められているそうだ。
 
この道が主参道に交わるところに宮域を護る「四至神(みやのめぐりのかみ)」が祀られている。
 
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神楽殿の横に宇治橋の方向へ向かう道があり、宇治橋へ曲がるところに衛士見張所のある十字路を右へ行くと小高いところの手前に「子安(こやす)神社」その向こうに「大山祗(おおやまつみ)神社」がある。
 
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「子安神社」の祭神は、木華開耶姫神(このはなさくやひめのかみ)。
 
元は、宇治館(たち)町の産土神であったそうで、子授け、安産、厄除け、縁結びのご利益があるそうで、たくさんのミニ鳥居が奉納されている。
 
奥の「大山祗神社」の祭神は、大山祗神で、神路山の入口に坐す山の守り神。
 
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ここから宇治橋を渡り、社域の外へ戻り、鳥居前の広場の向こう正面の森の中に「饗土橋姫神社(あえどはしひめじんじゃ)」がある。
 
祭神は、宇治橋鎮守神で、社は宇治橋を向いて東向きに建っている。
 
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この右手の石段を上ると南西向きに「津長神社(つながじんじゃ)」がある。
 
祭神は、水の神の栖長比賣命(すながひめのみこと)で、昔、このあたりは津長原といわれ、五十鈴川を遡ってくる船の船着場があったのだそうだ。
 
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この社には、川の神である新川比賣を祀る「新川神社(にいかわじんじゃ)」と、石清水の守り神である高水上命(たかみなかみのみこと)を祀る「石井神社(いわいじんじゃ)」もいっしょに祀られているそうだ。
 
また、饗土橋姫神社の前にもどり、今度は左手の小高いところへ続く石段を上ると「大水神社(おおみずじんじゃ)」が南向きに建つ。
 
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祭神は、山の神の大山祗御祖命(おおやまづみのみおやのみこと)。
 
この社には、元は五十鈴川の上流に鎮座していて明治初期に移されたという、細川水神(ほそかわのみずのかみ)を祀る「川相神社(かわあいじんじゃ)」と多支大刀自神(たきおおとじのかみ)を祀る「熊淵神社(くまぶちじんじゃ)」もともに祀られている。
 
この社の後方の楠の巨木が印象的だ。
 
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これにて「内宮20社めぐり」は終了、内宮といえば「おかげ横丁」ということで、地酒のコップ売りの店をはしごした。
外宮めぐり18社を午前中で周り終えて、伊勢市駅前へ戻り、バスで内宮へ向かった。
 
バスは参拝客で満員で、道路も渋滞で約1時間、ちょっと息苦しかった。
 
内宮へ着いて、バス停の前の店で「松阪牛丼」で昼食にしてから内宮の参拝に向かった。
 
さすがに1月の日曜日で参拝客が多い。
 
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入口に由緒書があった。
 
「皇大神宮(内宮)
 
御祭神 天照大御神
御鎮座 垂仁天皇26年
 
 天照大御神は皇室の御祖神であり。歴代天皇が厚くご崇敬になられています。また私たちの総氏神でもあります。
 約二千年前の崇神天皇の御代に皇居をお出になり、各地をめぐられたのち、この五十鈴川のほとりにお鎮まりになりました。
 二十年ごとに神殿をお建て替えする式年遷宮は千三百年余り続けられてきました。
 第62回神宮式年遷宮は平成25年に行われる予定です。」
 
五十鈴川にかかる宇治橋を渡って渡ってきた方向を見ると、天照大神が天から降りてきたという「鼓ケ岳」の姿が美しい。
 
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まずは、五十鈴川の川辺にある御手洗場(みたらし)へ向かう。
 
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その手洗場のすぐ脇の森の中に「滝祭神(たきまつりのかみ)」が祀られている。
 
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祭神は、瀧祭大神(たきまつりのおおかみ)。
ガイドブックによれば、五十鈴川水源の瀧の神で、五十鈴川と島路川の合流地点にあり、治水を願って祀られているのだそうだ。
 
社殿はなく、御神体の石が祀られている。
 
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筑紫申真著「アマテラスの誕生」によれば、
 
「五十鈴川の川のカミは、”滝祭りのカミ”とよばれて、むかしはもちろんのこと、現在でも皇大神宮ではたいへん丁寧にまつりをしています。これが、皇大神宮のもともとのカミなのです。むかしからつづけられている皇大神宮のだいじなまつりの前には、いまでもかならず滝祭りのカミを、別宮に準じた待遇で丁重におまつりをしているのです。」
 
とのことで、本来はこの地の豪族が滝祭りの神様を祀っていたのを、後に天照大神が大和朝廷によって祀られる場になったようだ。
 
ここから参道と本殿の南を流れる、五十鈴川の支流の島路川の間の森の中にも道があり、この道を通る人は少なく、気持ちがいい。
 
その道が突き当たると、島路川にかかる橋と鳥居が見える。
 
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橋を渡ってちょっといくと「風日祈宮(かぜひのみのみや)」がある。
 
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祭神は、級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)。
 
風雨を司る神様で、伊奘諾尊の御子神。鎌倉時代の元寇のとき、神風を吹かせて日本を救ったことから別宮に昇格したのだそうで、「風日祈」というのは、昔この宮で風雨の害なく五穀が豊作となるように7月1日から8月末日まで毎日風日祈の神事が行われていたからだそうだ。
 
ここからまた橋を渡って、主参道にもどると神楽殿があり、屋根には菊の紋がつく。
 
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主参道には杉の巨木がそそり立ち、常世の波寄せる海辺というより、山奥の神社へ来たような感じだ。
 
参道がつきあたると北側の石段の上に、「皇大神宮」の社殿が南向きに建つ。
 
石段から上は写真撮影が禁止されているので、鳥居を臨んで一枚撮る。
 
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30分ほど並んで、社殿の正面にたどり着き参拝する。
 
この東のほうに御正宮を守護する「興玉神(おきたまのかみ)」、「宮比神(みやびのかみ)」、が、御正宮の宮域の中にその神庭の守護神の「屋乃波比伎神(やのはひきのかみ)」があるそうだ。
 
 
 
 
 
 
 
 

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