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1月9日
やっとパリに着いたと書いてから、あっというまに10日が過ぎようとしている。その間、南仏の娘たちのところに行き、家内の妹にあう。今年の南仏は、雨ばかり降っている。晴れたのが2日だけ。まるで日本の梅雨のようだ。今日、またパリに戻った。ここでしばらくぶりに日本から持参したポータブルパソコンを使う。天候のことばかり書いて来たが、未だ続きがある。雪解けでセーヌの水位があがり、観光船は新年大晦日の稼ぎ時に運行停止。水位が上がったせいで、観光船(バトームーシュと呼ばれる)が橋の下をくぐり抜けられないため。
今年の世界は、去年に比べれば平穏な出だしのようだ。と思いたいし、日本にいたらそう思うだろうが、ヨーロッパにいると、北アフリカの動きが気になる。エジプトはコプト派と、イスラムとの紛争が起きているし、チュニジアでもアルジェリアでも、物価上昇に不満の市民が警察と衝突している。その南の黒人のアフリカでも、宗教対立がもとで、内戦になりかけているところがあり、フランス人の誘拐事件も起きている。ナイジェリアでは、二人が誘拐後、翌日に死体で発見された。フランスはすぐに非難の声明を大統領が発したが、なぜ、フランス人が狙われたのか、フランスはその付近に、軍隊をおくっていないか。二つの政治勢力の一方を支持し援助していないか、などあまり情報がない。大切なのは、なぜかを探すことだ。症状は病気があって現れる。いったい病気は何だ。病気の原因は?その病気を治すためにはなにが必要か。医者のぼくはそのような思考回路を持つ。だが、政治家の思考回路はそのようではないらしい。「非人道的だ、認めがたい蛮行だ」と声高に非難するが、相手が聞き入れる耳を持たない以上、それが何の役に立つだろう。空しいだけ。
帰りの旅行で、立ち続け、腰掛け続けだったせいか、足がパンパンに腫れてしまった。そろそろやすむとしよう。
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