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3月12日
地震から一日たった。震源から遠く離れた鎌倉では、かなり揺れはしたが、被害はなかった。だが長時間続いた停電と、電話の不通と、交通機関のストップと車の大渋滞で、不安と不自由を感じた。車の大渋滞によって、消防車は動けない。救急車も動けない。火事も出せない。急病にもなれないということ。
原因は踏み切りにある。ある地点で電車が停まると、遮断機が下りて上がらなくなる踏切がある。ぼくの家の最寄り駅は北鎌倉だが、ここの下り線のホームに電車が入ると、建長寺下の踏み切りは、自動的に閉まる。そして北鎌倉駅に電車が停車し続けるかぎり、この踏み切りは閉まりっぱなしになる。安全対策上そう設定されている。ところが昨日のように電車が停まり、何時間も停まったままだと、踏み切りも開かないのだ。電車が停まって、動く予定がぜんぜん分からないのだから、踏み切りの遮断機を上げたらと思うのだが、三時間半後も閉めたままだった。北鎌倉の駅員に、どうして遮断機を上げられないかと質問したら、上からの命令だから、という。消防も動けない。救急車も動けない。命令などどうでもいいから、現場の判断で開けなさいとせまったが、不快そうな表情を見せただけ。おれの責任で、踏切を開ける、という元気のいい駅員はいないのか。かれに命令した上司なるものも、現場の意見をまったく参考にしないなら、緊急対策の責任者の資質にかける。それを見ながら、従順な日本人はふえたが、臨機応変に行動できる日本人のいかに少なくなったかをかを痛感した。もう少し、臨機応変ということを考えたらどうか。
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