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5月30日
5月は31日まである。1日得した気になる。変な錯覚だ。
今、ウインストン・チャーチルの伝記を読んでいる。フランス語訳で。
当時のイギリス陸軍は、平和が続いていて、1年は7か月の訓練期間と5か月の自由時間とからなっていた、などという記述に驚いてしまう。
そしてチャーチルは、その5か月の休暇を使って、本物の戦争が見たくて、キューバに行く。当時、キューバはスペイン領で、独立を目指す反乱軍がスペイン軍にゲリラ戦を仕掛けていた。かれは、出発に先立ってある通信社にリポート記事を送る約束をする。かれはこれ以後、自分の参加した戦争の記事を記者として送ってアルバイトをし続ける。当時の士官の給料は安くて、士官の体面を保つために必要な出費の7分の1ぐらいしかもらわなかった。日本の戦った相手が、こんなことをしていたのかと知るのは、面白い。これは新しく出された伝記で、去年に出版されたものだが、これまでに何人もの人が伝記を書いてきた。その中の一冊も読んでいなかったのはなぜだろう。新聞などで、かれのエピソードをいくつか読んで、分かったつもりになっていたのだろうか。
それにしても分厚い伝記だ。がんの告知を受けて、読む気になったのだとしたら、告知で得をした。
《得をした》がまた出た。
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