日記

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 フランス滞在を終え、ようやく帰途につきます。正直いって少し疲れた。
 1週間、ばかり南仏に行き、そのあと南仏とグルノーブルの間に横たわるヴェルコール山地にいた。石灰岩の最高峰2500メートル級、平均1000メートルを超える高原地帯で、なかなか雄大な風景だ。第二次世界大戦のとき、レジスタンス活動が盛んだった地方。アフガンもきっとこのような地形なのだろう。レジスタンス記念ミュージアムがあるが、訪ねたら休館中。岸壁に囲まれた行き詰まりの小さな村のコーヒー店から、絵本(ハイジ)に出てくるようなおばあさんが現れ、コーヒーを入れてくれた。中に、若い時の夫婦の写真があった。昔からおばあさんだったわけがない。でも、ちょっと不思議な気分。
 若い者に付き添われて1691メートルの峠まで歩いて登った。行けるところまで行くつもりだったが、登れちゃった。これが最後になるかな、と思うと元気が出るものだ。あとで、家内から無茶するなと叱られた(すごく怖い顔)が、ちょっぴり自信をもった。峠からの展望は言葉がでないほど、素晴らしかった。グルノーブルには何度も来たが、その目の前に広がるヴェルコール山地で過ごしたのは今回が初めて。羊、ヤギ、牛、馬が人間の数より多いところで、ハエがまた多い。当然だ。昔の日本を思い出した。そのハエを追ってか、ツバメの数がまた多い。日本を思い出した。すべてが懐かしい過去の日本。
 
 

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フランス滞在中

5月30日
5月は31日まである。1日得した気になる。変な錯覚だ。
今、ウインストン・チャーチルの伝記を読んでいる。フランス語訳で。
当時のイギリス陸軍は、平和が続いていて、1年は7か月の訓練期間と5か月の自由時間とからなっていた、などという記述に驚いてしまう。
そしてチャーチルは、その5か月の休暇を使って、本物の戦争が見たくて、キューバに行く。当時、キューバはスペイン領で、独立を目指す反乱軍がスペイン軍にゲリラ戦を仕掛けていた。かれは、出発に先立ってある通信社にリポート記事を送る約束をする。かれはこれ以後、自分の参加した戦争の記事を記者として送ってアルバイトをし続ける。当時の士官の給料は安くて、士官の体面を保つために必要な出費の7分の1ぐらいしかもらわなかった。日本の戦った相手が、こんなことをしていたのかと知るのは、面白い。これは新しく出された伝記で、去年に出版されたものだが、これまでに何人もの人が伝記を書いてきた。その中の一冊も読んでいなかったのはなぜだろう。新聞などで、かれのエピソードをいくつか読んで、分かったつもりになっていたのだろうか。
 それにしても分厚い伝記だ。がんの告知を受けて、読む気になったのだとしたら、告知で得をした。
 《得をした》がまた出た。

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5月12日
今日のテレビニュースで判断した。NHKのニュースは、なるべくメルトダウンという言葉を使わないようにしていたが、福島第一原発の一号炉は、完全なメルトダウンの状態だ。燃料が燃料棒から抜け落ち、塊になって、底にたまっている。その熱で、原子炉の底が抜けて、水が漏れているのだろう。これでは、もう原子炉に水を満たすなどという方法では安定化は難しい。
どうしたらいいか、保安院の技術者も、考えが浮かばないのだろう。
「塊の表面温度が低くなっている」というのは深刻な事態を覆い隠し、パニックを起こさないような配慮からの発表だろう。こうなると、すでに発表された工程表(ロードマップ)など、夢物語になってしまう。本当にはらはらさせるよ。
中部電力の浜岡原発の運転停止は、そのことが分かった結果の決断かもしれない。もしかしたら、当分そちらに話題を向けさせて、その間に、対策案作りの時間稼ぎをしているのか。ジャーナリズムに騒がれては、落ち着いて対策を考えることもできないから。
しかし、事態がここまで深刻だとは、思わなかった。ロードマップなどとのんきなことをいってられない緊急事態ではないか。突貫工事で、対策を進めていかねば、どんどん事態は悪化する。東電よ、保安院よ、緊張感を持て。そういいたい。

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第4楽章の始まり

5月3日 しばらくぶりに書く。
いろいろ起る。福島原発のツナミによる事故、ビンラデンの死など。
それに比べると、小さすぎるが、
ぼく個人にとっては、大きな出来事だ。一月前に『前立腺がん」だ
といわれたこと。自覚症状など全くなく、
半年前のフランス滞在中は、一万歩以上を、毎日歩いていた。
食欲はありすぎて、糖尿のためには減量せよといわれているが、
その実行も難しいほど。そのぼくが、前立腺がんのマーカーの
検査の値が高い、しかも非常に高い、といわれたのだから、
少しは驚く。だが、二回検査してもらって、間違いなく高い値を見る。今後5月半ばから、6月にかけてフランスに行き、帰って、、生検のため短期間入院、その結果を見て、投薬、注射などの治療プログラムが始まる。
 終楽章の始まり。時限爆弾を抱えたようなもの。終りの始まりを意識する。カルペ ディエム

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教えて欲しい

福島の原発のこと。
現場の人は、命がけで苦労していることはわかる。だが、対策を考えている指揮者は、なぜ、チェルブイリでなんとか最後に閉じ込めに成功した手段を使おうとしないのだろう。
素人考えだが、、チェルノブイリでは原子炉冷却に液体窒素が使われた。これがかなりの効果があげたと書かれている。どうして日本では使わないのか。
海の水より、よいのではないか。窒素が充満すれば、火事も水素爆発も防げるだろうし、汚染された水の始末に困ることも舞い。
メルトダウンしているところに投げ込む鉛も必要だろう。準備はあるのか
どうして、そんな話が出てこないのだろう。
原子炉の種類が違うから、窒素は使えないというのだろうか。
もしエンジニアの人がいたら。理由を教えて欲しい。

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