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最近神社や日本神話に異常なほど興味をしてしているのですが、
それに関連して、春分の日に友達と東京の神社巡りの旅をしてみました。
(といっても途中いくつかお寺にも行きましたが。)
明治神宮 → 東郷神社 → 乃木神社 → 赤坂氷川神社 → 日枝神社
→ 靖国神社 → 築土神社 → 東京大神宮 → 善国寺 → 神田明神
→ 湯島天神 → 浅草神社 → 浅草寺 → 水天宮 → 築地本願寺
→ 波除稲荷神社 → 皇居
というルートでした。
巡礼していて感じたことは、主に次の二つです。
まず第一に、一つの神社に同時に祀られている神がバラバラだということです。
例えば、天孫降臨の神ニニギが祀られているところになぜか平将門が祀られていたり(築土神社)
天の岩戸の話でアマテラスを引きずり出したといわれるアメノタヂカラオが祀られているところになぜか菅原道真が祀られていたり(湯島天神)します。これらの神は初めからこの組み合わせで祀られていたとは考えにくいので、その土地での歴史的な経緯によって一見関係ない(けどその時代のその土地の人々にとっては大切であった)神たちが合祀されたのでしょう。
そして二つ目にして最大のものですが、それぞれの神社には歴史があり、それらは我々が教科書で学ぶ日本史と深い関係がある場合が多いということです。別の言葉で言うと、ボトムアップ的な土着の歴史が、トップダウン的な教科書歴史と交わるポイントがいくつもあるということです。さすがに神代の神話の神は日本史には出てこないので関係があるとは言えませんが、例えば戊辰戦争以後の英霊が祀られている靖国神社は一番良い例だと言えましょう。それ以外にも、平将門、菅原道真、徳川家康などの有名人が関わっている神社、社会システム的に別院を作らざるを得なかったような神社(豊川稲荷や水天宮、これらは参勤交代のせいで地元にある神社の別院を江戸に作ったもの)は、我々が学ぶトップダウン的歴史に食い込んでいたと言えそうです。
こうやって、一見過去においてけぼりにされているように見える歴史も、実はちゃんと連続的に現在まで続いているのを見ると、現在は過去の上に成り立っていることを深く再認識することが出来てとても良いことですね。また行きたいと思っています。
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私も神社やお寺を巡るのが、わりと好きなんで、足を運ぶんですけど、nag rev01さんのように、いろいろ考えながら回る事がなかなかないので、ただ見ていた自分が恥ずかしくなっちゃいました。(^^;)
2007/3/25(日) 午後 7:39 [ ナナ ]
次回は僕も誘ってください。 [一つの神社に同時に祀られている神がバラバラの件⇒]元々同じ神社の中で合祀されていたというケースならば何とも日本的ですよね。 日本の宗教観を知らない西洋人からすると”合理化”と見えるかもしれませんが・・。
2007/3/28(水) 午前 0:32 [ moka ]
ナナさん>それはよいですね!神社やお寺の中は、さながら外界から切り離された別世界のようですよね。(その点で下鴨神社に勝る寺社はないと思っていますが、先日偶然訪れた愛宕神社は、東京の中心部にあって、周りはいかにも「東京」という場所にあることを考えると別世界度はかなり高いです。東京に訪れた際はぜひ)しかし、↑のようなことを考えなきゃ気が済まないほどに日本神話や日本の歴史の虜になってしまっている自分がいるってだけだと思います(笑)日本の八百万の神の系図がだいたい頭の中に入ってしまっていますし^-^;
2007/3/28(水) 午前 7:01 [ nag*re*01 ]
mokaさん>了解です。神社巡りはかなり時間を食う上にちょっとお金がかかる(お賽銭(笑))のですぐにはしないと思いますが、次回は声をかけてみますね。そもそも西洋人は神が複数いることを理解できないのではないかと思います。(後、神が不完全な存在であることも。スサノオが神だって聞いたら彼らは驚くこと間違いなしですね。)そして、それが分からないと、合祀は合理化に見えてしまう、そうかもしれませんね。直感で理解不能なものは理屈で考えてしまうというのが人間ですから。
2007/3/28(水) 午前 7:15 [ nag*re*01 ]
お賽銭を用意して待っております(笑)さて、ギリシア神話には複数の神々が登場し、彼らは日本の八百万の神々と同じく人間味に溢れています。現在の西洋人はギリシア神話をある程度知っているはずですから、多神教という宗教観を、”そういうもの”として捉える事は可能だと思います。ただやはり納得するという意味での理解はなかなか難しいでしょうね。よく人間関係を西洋人は手段と捉え、東洋人(儒教的思想を持った人)は本質と捉えると言いますが、神と人間との関係という意味において、宗教ではどうなのだろうと思ったりします。
2007/3/28(水) 午後 4:34 [ moka ]
mokaさん>なるほど、ギリシア神話は日本神話と同じような感じなのですね。だとしたら2つ上のコメントは全然的を射ていない…m(__)m ところで、昨日某アメリカ人と話したところによると、彼らの「神と人間の関係」についての認識は、神が超人間的な能力を持つというものだそうです。それは、人間が神に隷属するということなのかどうかはよくわかりませんが、少なくとも人間関係とは異なるものであるのかな、とは感じました。この点はもう少し深く掘り下げてみる必要はありそうです。
2007/3/29(木) 午前 10:10 [ nag*re*01 ]