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パリに住むおばあさんは一人暮らし。
おばあさんは小さなアパルトマンで一人暮らし。
夫は既に亡くなり、子どもたちも独立している。
昔は一人で楽に出来たことも、例えば本を読むこと・・・今は目が疲れて読む気力が湧かない。
刺繍や、縫い物や、編み物も、もうできません。
あなたにとって人生で一番難しいことは何かしら?
(それは何もしないでいること)
料理をつくっても、体が受け付けなくて食べられない。(もうタマネギをむいて涙をだすこともない)
山登りもドクターから止められた。(くつが減らなくてよかったわ)
ともかくも彼女は思います。(やりたいこと全部ができないのなら、やれることだけでもやっていくことだわ)
おばあさんは鏡を見て、(なんてうつくしいの)とつぶやく。(私の人生の苦楽が刻まれた顔。皮膚のしわ、たるみの一つ一つがいとおしいの)
いろいろとわすれることもいっぱい。でもおばあさんは思います。(今日はうまくいかなくても、明日はきっとうまくいくわ)
ユダヤ人として辛い戦争の時代を潜り抜け、たくさんの悲しみや苦しみの中を生きてきたおばあさん。
おばあさんにたずねます。おばあさん、もう一度わかくなってみたいとおもいませんか。
(いいえ、私の分のわかさはもうもらったの。今は年をとるのが私の番。もう一度おなじ道をたどってど
うするの? だって私に用意された道は、今通ってきたこの道ひとつなのよ)
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こんなおばあちゃん、いいなあ。寄りかからず、やれることをやっていく
作/ スージー・モルゲンステルヌ
イラスト/ セルジュ・ブロック
翻訳/岸 恵子2008/10
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人生を達観されたすばらしいおばあさんですね。

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自分に自信を持っています、自分にやれることを見つけて少しでもがんばってみようって・・
岸 恵子さんの訳の本やさしいぬくもりのある文章がすてきですよね。
ポチ
2009/7/7(火) 午前 5:58
つい考えてしまう「あの道を行っていたら、どんな人生だったんだろう」って本当はないんですね。小さな絵本ですが、岸さんが訳したくなた気持ちが分かるような気がします。ポチありがとうございます。
2009/7/7(火) 午前 8:27 [ nag*_d*a*onmk ]
岸恵子さんの翻訳なんですね。
いろいろと考えさせられます。素敵な本の紹介。ありがとうございます
2009/7/7(火) 午後 1:20 [ - ]
本棚に置いて、たまに見たくなる本になるかもしれません。きっとそうなるでしょう。自分のこと、親のこと本を読みながら考えてしまいますね。
2009/7/7(火) 午後 9:20 [ nag*_d*a*onmk ]
読んでみたくなりました。子ども達へも。でも、私達が一番考えさせられる時代に生きているかもですね。
そしてまた、ブログで、お知り合いになる事が出来て、色んな思いも共有出来るって幸せなこと。nagaさんって本当に素敵な方。
2009/7/8(水) 午前 2:58
マリコせんせ、この本、実はアマゾンのショッピングカートに入れてず〜っと買わずに放っておいたのですが、つい最近他の本と一緒に購入しました。必要な時に必要なメッセージが来るのは不思議です。
2009/7/8(水) 午後 5:09 [ nag*_d*a*onmk ]
初めまして、トラバさせていただきました。
2009/10/20(火) 午前 3:56 [ - ]
レトロさん、トラバありがとうございます。見てきました、岸恵子さん、素敵ですね。今の彼女も素敵です。
2009/10/20(火) 午後 11:33 [ nag*_d*a*onmk ]