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お元気ですか?

千葉市美術館で、米国の経営学者ドラッカーが生前に収集してきた水墨画展を観ました。欲望渦巻く経営の世界に携わってきた碩学は、室町時代に描かれた山水の水墨画の世界に、心を遊ばせることに無上の喜びを感じていたと、記されていました。山水の名画の世界は、欲望が支配する俗世界とは全く異り、自然の摂理が隈なくいきわたり、その片隅に描かれた米粒のような人物として感情移入し、描かれた清浄な世界を散策することで癒されていたようです。

私も、散歩途上で、切り残された新緑の雑木林に紛れ込み、雑然として見えていた樹々も雑草も、それぞれに棲み分けて日光を分けあっている、小さな世界の整然とした秩序が感じられるようになると、「ああ、ここにも、隈なく自然の摂理が貫徹している」と、安らぎを覚えます。人間の欲望の世界とは全く異なる論理に支配された自然美の世界に、しばらく身を置き、自然の摂理をたどりながら、心を添わせていると、気づかないうちにすり減っていた生気が、またよみがえってきます。

さて、今回は、米韓首脳の会談についてです。4月11日の米韓首脳会談において、トランプ大統領による「文韓国大統領を完全に虚仮にする取り扱い」を見たためか、「安倍晋三首相は、6月に大阪で開く20カ国・地域(G20)首脳会合の際、韓国の文大統領との個別の首脳会談は、見送る方向で検討に入った」と、報道されています。「文大統領には、冷え込んだ日韓関係を改善する意思が感じられず、建設的な対話が見込めない」という理由です。現在の日米による「韓国の文政権無視政策」は、全く妥当な判断だと思いました。

(つづく)

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