流れ星の呟き

抽象的な音だけでは書き尽くせないつぶやきです。

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 昨日は中目黒まで出向き、和洋楽器混交によるコンサートを聴いて来た。
 開演前に、近くのスターバックス(私はここのコーヒーをあまり好まないが)でコーヒーを飲みながら一休み。
 ここに来たのは、このコンサートにピアニストとして出演している金井 由里子(国立音大卒)が、かつて中学生・高校生時代(30数年前)に私の教室で勉強していた関係で、聴いて欲しいと云われて出掛けて来たのである。
 先ず、客席が満席だったのはご同慶の至りだが、何としても様々なキャリアの持ち主が、呉越同舟で演奏をしているので、佳い演奏もあり、それ程でないものもあって聴きずらい面が色々あった。
 私が最も注意して聴いた金井 由里子のピアノは、ソロはないが、アンサンブル・ピアニストとしての役割は一応果たしていたので、取り敢えず胸を撫で下ろした。他に、伊勢物語抄の朗読をした武松 洋子が、流石ヴェテランらしい存在感を示していたし、ソプラノの野村 浩子・尺八の芦垣 皋盟の演奏が際立ち、表現力の豊かさを演じていたのは救いであった。
 後は、洋楽と邦楽(箏・三絃など)の、演奏状態の基本的な違いなのかも知れぬが、ピッチの不安定さが気になった。演奏前の調弦に余り神経を使わない様で、それが演奏中(特に出演者の多い)の表現全体に甘さが出て、その効果に影響を及ぼしていた様に思われる。
 しかし東京と言えども、一地域でこの様なコンサートが企画され、客が満席になるのは喜ばしい事だと思う。だが、9名の演奏家が入れ替わり立ち替わり、編成を変えての演奏で、終演後はいささか疲労感を覚えたのは事実であった。

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