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またまた、童謡の話です。
なんだか、色々調べてたら、ついつい面白くなってしまって^^
調べれば調べるほど、その歌詞に日本語の美しさというか、風情がすごく良くて。
そして、その中で気になったのが、「春の小川」。
これは、以前、このブログで「朧月夜」の話をした時にでた、文部省唱歌にもなっている歌の一つです。作詞が、国文学者の高野辰之博士、作曲は岡野貞一先生。このお二人の作られた歌の一つ。
皆さん一度は聞いたことがあると思います。その歌詞は、
春の小川
春の小川は さらさら行くよ
岸のすみれや れんげの花に
すがたやさしく 色うつくしく
咲けよ咲けよと ささやきながら
春の小川は さらさら行くよ
えびやめだかや こぶなのむれに
今日も一日 ひなたでおよぎ
遊べ遊べと ささやきながら
ですよね。
忘れていた方、思い出されましたか?
ところが、調べていたら、この歌詞、昭和17年に林柳波氏により、書き直されたものだったんですね。高野先生の大正元年に書かれた歌詞は文語体だったために、口語体に直されたのだそうです。小学3年くらいの子供には難しすぎ^^な〜んて、理由だそうです。しかも、現在の歌詞は2番までしかありませんが、高野先生の歌詞には3番があったそうです。
ちなみに、林柳波氏の詩も、皆さんが聞いた事のある童謡を多く書かれています。う〜み〜は、ひろい〜な〜、おおきぃ〜い〜なぁ〜、の「うみ」、ささのぉ〜はぁ〜、さぁ〜らさら〜、の「たなばたさま」などです。(歌わんでいいって?はい^^失礼しました^^;)
では、春の小川の元の歌詞は、
春の小川(高野辰之作詞、元歌詞)
春の小川は さらさら流る
岸のすみれや れんげの花に
匂いめでたく 色うつくしく
咲けよ咲けよと ささやく如く
春の小川は さらさら流る
蝦やめだかや 小鮒の群に
今日も一日 ひなたに出でて
遊べ遊べと ささやく如く
春の小川は さらさら流る
歌の上手よ いとしき子ども
声をそろえて 小川の歌を
歌え歌えと ささやく如く
う〜ん、確かに小学生の子供には難しいですよね。
でも、今の自分には、この 文語調の歌詞って、すごく味わいがあるというか、いい感じに思われます。春の花が咲き、めだか達が泳ぐ小川、その川原で楽しげに歌を歌う子供たち。早く花たち、咲きなさ〜い!ってね。
いいと思いません?
さらに色々読んでいたら驚きました。
春の小川って、渋谷にあった川(河骨川?)なんだそうです。いや、渋谷?って思いますよね。そんな小川が、東京の渋谷にあったなんて。
当時はあったみたいですね。高野先生がこの詩を書かれた頃なのかな?
東京オリンピックの際に、区画整理とかで、地下に埋められたとか・・・・・。
この歌詞の様な小川って、今、日本にはどれくらいあるんでしょう?
東京の街の中に、昔はそんな小川があったのも驚きですが、だんだんとそんな自然が失われてるのも、すこし寂しい気持ちになりました。
あ、ちょっと話がずれちゃいましたね。
でも、童謡って、やっぱいい!
う〜ん、今回も長い・・・・、ここまで読んでくれた方、ありがとうございます^^
では、失礼しました!
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すごく勉強になりました〜!そうなんですか、渋谷にあった川なんて! 先日、小学校のころに歌った歌は、歌えても題名がなんだったかわからないねぇ、なんて旦那と話したばかりです。 旦那も、今の時代に歌詞があわなくなってると言って、現在のその存在価値に疑問を感じたようですが、私はそういう風景があったことだけでも伝わるのはいいのではないかと思います。 名曲だから残っているのだと思いますし。
2005/3/30(水) 午後 2:40
keimipさん>ありがとう!です^^そう、おっしゃるように、少しでもこう言う、日本のいいところが伝わるのなら、残していってもイイと思うんですけどね^^
2005/3/31(木) 午前 1:39
素敵な曲ですね。文語調の歌詞の方に、ワタシもより感じ入ります。美しい自然が目に浮かびます...thanks to 流れ犬さん
2005/4/2(土) 午前 1:01
♪ルーアさん>こちらこそ、ありがとうございます^^でも、文語調って、何か想像力をかきたてられる、そんな感じのする言葉に思えるんですよね〜^^
2005/4/2(土) 午後 6:47
3つめの詞があったんですね・・・私も元の歌詞には静かな優しさを感じます。
2005/4/6(水) 午前 9:16 [ kot*b*yasyo*en ]
mame*さん>やっぱり、元歌詞がいいですよね。こう言う綺麗な言葉は、残っていってほしいと思います^^
2005/4/6(水) 午後 10:39