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以前、佐藤優氏が創価学会系の雑誌『潮』に執筆した文章について批判する記事を書いた(「佐藤優氏の創価学会観への疑問」)。興味のある方はそちらから読んで頂きたいが、簡単に言えば、佐藤優氏の創価学会と池田大作氏に対する見方は甘いのではないか、という点に尽きる。
佐藤氏本人の下にもこういうような声が少なからず届いたらしく、それを受けて雑誌『創』に「ナショナリズムという病理 私がJR東労組と創価学会を好く理由」という文章が掲載された。
今回はこの文章について考えたい。
佐藤氏の主張の第一点は、私が勝手ながら要約すれば、『潮』に書いたように創価学会名誉会長の池田大作氏が対ロシア外交について役割を果たしたのは間違いないのだから、それについて本当のことを書いただけだ、ということ。
しかしこの点については、少なくとも私は批判した覚えは無い。佐藤氏の下にはこの点についての批判があったのでもう一度改めて書いたのかもしれないが、私はこの点には特に意見は無い。
私が前回問うたのは、佐藤氏が池田大作氏を「文化人」として評価していたことについてだった。言わば佐藤氏の主張の背景にあたる部分が疑問に思えたのだった。そしてそのことを通して、佐藤氏が池田氏や創価学会についてどの程度の知識を持った上で文章を書いているのか、という疑問を呈した。
今回の文章では池田氏に対する言及はあまり無かったので、佐藤氏がどのような点を評価して池田氏を「文化人」として評価しているのかが、私には依然として疑問である。
佐藤氏は今回の文章で創価学会を好きな理由として、創価学会が戦前・戦時中に国家権力に対して抵抗して初代会長の牧口・二代目会長の戸田氏らが弾圧された点を挙げている。これは、前回私達が抱いた疑問に応えようとした物であるといえるかもしれない。
佐藤氏が戦前の創価学会を評価するのは、別に結構である。ただ率直に言って疑問なのは、佐藤氏が創価学会を好きな理由として挙げるほど国家権力と対峙した事を評価するのならば、戦前の全体主義にも似た体質になってしまった現在の創価学会を「好き」だと言っているのは大いなる矛盾ではないか、ということだ。
佐藤氏は公明党についても、新自由主義による国家の破壊に対抗する勢力として評価するが、これは極めて甘い見方だと言わなければなるまい。公明党が右派と本気で対峙することなど、現在の自公連立体制の下ではあり得ないと思う。現に例えば安倍政権という右派政権に対して公明党は対抗勢力足りえたか。
さらに佐藤氏は公明党・創価学会の存在が民主主義を保全していく上で重要だとしているが、創価学会による選挙活動やその思想を取り上げてきた私から見れば、これは全く創価学会の政治活動の実態を無視した意見だと思う。創価学会の会員の全てとは言わないが、かなりの数の人々が、民主主義というよりも全体主義に近いような思想と言動を見せている。現にこの間取り上げた、「師匠のために」公明党の選挙活動をすると広言して憚らない人間がいるのだ。このような実態で「民主主義」を保全できるとでも佐藤氏はお考えなのだろうか。宗教団体とその政党に民主主義の保全を任せなければならないほどに日本の民主主義は脆弱だったのだろうか。
だいたい歴史修正主義一つとっても、それが甚だしいのは新自由主義と戦前の全体主義と創価学会だろうと私は思っている。三者はある面では実は似通っているのではないだろうか。
それから、佐藤氏は『潮』に書いたことを産経新聞社から出した本で書いても批判は無かったと述べ、同じ内容でも『潮』に載せた内容を批判するのは理不尽だという趣旨のことを述べておられるが、私は恥ずかしながらその著書を読んだことがなかっただけであり、前回と今回のような内容の文章ならばどの媒体だろうと批判しただろう。『正論』だろうが『世界』だろうが、『主婦の友』『文藝春秋』『週刊新潮』だろうが、あるいは漫画雑誌だろうが政党の機関誌だろうが、そんなことは関係ない。
ともかくも、佐藤優氏の創価学会論には大いに疑問を抱く、という前回と同じようなことが今回の結論らしい。
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一般の学会員の間では客観的に仏法を研鑽していく態度は敬遠される。
実践が大事であるという姿勢からである。また、客観的に仏法をみていくメンバーがあまり仏法を実践しないという傾向があるためかもしれない。
ただ、牧口初代会長自身は徹底した合理主義者で、彼の思考は極めて論理的であることは、彼の著作を読めば明らかである。
また、宗祖日蓮大聖人の御書を拝読すると、大聖人が、驚くほど合理的に思考される方であることがわかる。大聖人は生来の科学的論理思考の体現者であると同時に、大情熱家、実践家であられた。
2008/5/20(火) 午後 7:30 [ 創価メンバー ]
お邪魔します。
創価学会は戦前は全体主義と戦ったわけでも、反戦主義でもなかったのは事実。
この外務官僚の斉藤氏は、創価の垂れ流す情報を鵜呑みにしてるんだろうなあと思いました(^−^)
牧口氏も戦勝主義でしたし。
2008/10/20(月) 午後 10:17 [ - ]
佐藤氏には彼なりの国家観が有るとは思いますが、創価学会についての評価としてはいささか一面的かと。単なる右翼=反創価の思考に批判的なのはともかくとして。
2008/11/29(土) 午前 10:04 [ nagatonikki ]
赤とんぼ氏は主張の根拠を示した方がいいですね。
私には事実を知っている人のようには見えません。
2008/11/30(日) 午前 4:16 [ 創価メンバー ]
一言言わせて頂きます。お二人のやり取りを読ませて頂いて感じた事。メンバーさんはかなりどっぷり洗脳されておられる様に感じました。一時期人に頼まれて聖教新聞を購読した経験があります。(購読料はその人の負担でした。)フロントページには毎度池田氏の輝かしい功績のニュース(嘘っぽいですね)名誉なんたら授与(多分、多大な寄付をしたからでしょう)学会の建物は立派なものばかり。多くのお布施と称したお金が集まるのですね。人間革命の著書も読みました。(先程の人が貸してくれたので)あれは池田さんの宣伝用の本ですね。池田さんの経歴、謎ですね。色々噂はありますが…。
2008/12/18(木) 午後 4:36 [ 暢気な家主 ]
佐藤氏は学会寄りなのではないですか?外務省内には学会員の会『大鳳会』と言うのがあるそうですが。雅子妃も交流があるらしいのが気がかりです。
2008/12/18(木) 午後 4:40 [ 暢気な家主 ]
赤とんぼ氏の述べられたことが事実かどうかは一つ保留して考えなければならないのは創価メンバーさん御指摘の通りかと思いますが、実際問題としては難しいかなと感じます。
佐藤氏の場合は創価学会とつながりがあるというよりも、彼の独特の思想的立場から創価学会に好意的なのだと思います。
2008/12/20(土) 午前 1:45 [ nagatonikki ]
tsumanohinkakuさんのような手厳しい感想をお持ちになるのもある程度は創価学会に対する外部の印象を反映しておりそれはそれで分からなくもないですが、これまでの例に比べると創価メンバー氏はまだ柔軟な所のある方だと思わされます。
2008/12/20(土) 午前 1:49 [ nagatonikki ]
誤解されたままだといけないので、ハッキリと回答しておきます。
牧口会長は、事実として信教の自由を主張し、東アジアへの侵攻にも反対し、天皇陛下も恐れながら間違っていると主張されています。
信教の自由を主張するということは全体主義に反対するということですよ。赤とんぼ氏の主張は酷く間違っています。事実と異なることを意図的に宣伝しているのでしょうか。
2008/12/22(月) 午後 10:56 [ 創価メンバー ]
>学会員の会『大鳳会』と言うのがあるそうですが。雅子妃も交流があるらしいのが気がかりです。
tsumanohinkakuさん、
仮にそういったものがあったとしても、あなたはそれが具体的にどういったものか知らないのでしょう?
素晴らしいものかもしれないでしょう?
どんなものかよくわからないのなら、他人に対して要らぬ勘ぐりや心配などせず、自分の事ばかりなさった方がまだ得ですよ。
2008/12/22(月) 午後 11:08 [ 創価メンバー ]
>牧口会長は、事実として信教の自由を主張し、東アジアへの侵攻にも反対し、天皇陛下も恐れながら間違っていると主張されています。
そうはっきりとおっしゃるからには、客観的な証拠に基づいて説明することが可能であると創価メンバーさんは考えていると判断致しますが、牧口氏の戦争観を表す客観的な史料ないし史実は提示できるのですか。私は牧口氏に批判的であれ肯定的であれ彼の考えを検証するのは史料の問題で結構難しいのではないかと思っていましたが。
2008/12/26(金) 午前 1:21 [ nagatonikki ]
>どんなものかよくわからないのなら、他人に対して要らぬ勘ぐりや心配などせず、自分の事ばかりなさった方がまだ得ですよ。
これは創価学会の方とは思えない趣旨のご発言ですねえ。、
「そう、じゃあ私は創価学会のことはどんなものか良く分からないから、創価学会に対して要らぬ勘ぐりや心配なんてしないよ、自分のことばかりをするよ。だからもう創価学会の話は二度としないでね、私は創価学会なんかに関わらず自分の事ばかりをするのだから」
こういう考え方をされてはあなた方も布教活動が出来なくなってしまうのですが、よろしいのですか。
2008/12/26(金) 午前 1:28 [ nagatonikki ]
それと「どんなものかよくわからないのなら」「自分の事ばかりなさった方がまだ得」などという考えを持ち出しては、政治家や官僚から「政治のことがどんなものかも分かっていない庶民は自分の事ばかりをしていた方が得ですよ」などと言われ創価学会の政治活動を批判されることも考えられますがねえ。
何も知らない外部の人間は黙って自分のことをしていろ、などという考えでは時の為政者や戦争に対する批判など到底出来そうに在りませんがね。
2008/12/26(金) 午前 1:33 [ nagatonikki ]
あれ、意外にもnagatonikkiさんから、手厳しい批判を頂きました。(笑)
何か、ずいぶん心に障ることを書いてしまったのでしょうか。
nagatonikkiさんに対しては、個別の命題については敢えて議論することはないと考えています。命題の問題ではないからです(それでも、できるだけ、話してあげたいとは思ってきました)。これまでに、考え方の基本となるところを十分お伝えしましたので、できれば私の上の書き込みを再読されることをお勧めします。
様々な不満はあるでしょうけど、万事、必ず時間が解決してくれます。(笑)
2008/12/26(金) 午前 9:12 [ 創価メンバー ]
「何か、ずいぶん心に障ることを書いてしまったのでしょうか。」
そう感じておられるとはいささか意外ですね。創価メンバーさんのおっしゃりようと創価学会の言動との間に違和感が在ったので(別に論理的疑問とは申しませんが)お尋ねしたまでのことですが。
個別の命題や疑問についての主張が為されないというのは残念ですね。牧口氏が「信教の自由を主張し、東アジアへの侵攻にも反対し、天皇陛下も恐れながら間違っていると主張され」たという「事実」についての、「真理とは何か、判断の基準とは何かがテクニカル的にわかって」いる創価メンバーさんによる論理的に何ら疑問の無い完璧な証明が伺えると思っていたのですが。自然科学系の方の、かつ私などは及びもしないほど広く創価学会についての観察を為さっているという人の証明はさぞ厳密だろうと期待していたのですが、このコメント欄では様々な組織や制度のように言論を制限する気はありませんのでご自由に。
2008/12/27(土) 午後 11:30 [ nagatonikki ]
くだらね〜 歴史が証明するよ。
2009/12/31(木) 午後 2:52 [ よっちゃん ]
もちょっと議論続けてほしかったな〜
2010/1/9(土) 午後 10:55 [ ひでさん ]
佐藤優のことを云々言えるほどの人物とは思えない、長門日記。
内なる傲慢と向き合え。
2010/1/9(土) 午後 11:02 [ ひでさん ]
一連の議論を斜めに読んで、創価メンバーと言う人の主張の浅はかな事にはあきれた。」
国内の優れた学者・人物にはまるっきり相手にされないから、創価学会会長の正体を知らない海外の学者・有名人にタイ米の対談量を支払って対談していただいて、知のかけらもないことを臆面もなく晒している池田太作会長を担いで、財務とやらの金儲けに会員一丸となって邁進している創価学会の宣伝要員である創価面メンバーさんには長い間ご苦労さんと言うしかありません。
2011/1/6(木) 午後 9:47 [ - ]
>kabusikitoukiさん
誤字脱字も然ることながら、事実まで捏造するとは。
あ・・・「斜めに読んだ」のでしたね。
薄っぺらいですね、あなた(の人生)。
2012/1/13(金) 午前 11:36 [ 声 ]