ビー玉の瞳

平日メインのマイペース更新で進めております💦どうか気長にお付き合いの程お願い致しますm(__)m

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皆様今晩はー💦

先週より、だいぶご無沙汰しちゃってごめんなさいm(__)m…なのですが…

今日は、夜中にこそっと…
『angel』の続きではなく…
思い付いての、突然の短編です 笑


ホントに自由でごめんなさい💦

実は先日、平井堅さんの新曲『トドカナイカラ』を聴いた途端。

これまた、ナンテ類なんだっ!!…と…(^^;💦

書けない中でも折角思い付いてしまったので、お話におこしてみました…笑


優しい男性目線の歌を聴くと、やっぱりどうしても、類の妄想が膨らんでしまいます…(^^;

もうこれ、アゲハ癖、ですかね…?笑


あ〜… こんな風に愛されたら、きっと幸せなんだろーなぁ❤(*´ω`*)な〜んて♪笑


そしてこの曲は、山田孝之くんと長澤まさみさんの、素敵な恋愛映画の主題歌にもなってるみたいですね❤

機会があれば、観てみたいなぁ♪


で、新曲のせいか、今回はうまく貼りつけが出来なかったのですが💦

興味のある方、是非
『トドカナイカラ』で検索してみて下さいませ(*´ω`*)

少し変わったPVですが、とっても切なくて愛に溢れた曲ですよ〜❤




ではでは!紹介はここまでw

短いですが、お話をどうぞ…m(__)m





******************************







『トドカナイカラ』











「花沢類!…ごめん、待った…かな?」

「あ… …いや…」

手元の文庫本から目を上げると、そこには

エレガントなオフホワイトのワンピースに身を包んだ

いつもと違う…
かなりレアな、牧野の姿



「…それ……」


…ヤバい… …滅茶苦茶可愛い…

それってもしかして

初めての…『デート』だから??

暫く見惚れて、自然と嬉しさに笑みが溢れたのに


「えっと… や、やっぱり変? だよね…」

「なんで? …可愛いじゃん」

素直に呟いた俺の言葉に
たちまち彼女は、頬を染めて…


「もうっ!嘘ばっかり!…い、いいから、早く行こっ//」


…なんで?

正直な気持ち、言ってみただけだよ…?



やっぱりまだ、"友達の枠"は越えられないのかと

俺は少しだけ、複雑な気分で…


──どうしていつも彼女にだけ…
このキモチ、伝わらないのかな───



でも

そのままいつも通り
俺の3歩先を足早に歩く
彼女の後ろ姿を追いかける。



だって、こうみえて俺達

実は数日前から、新たに恋人として

付き合い始めたばかり、なんだけど…




「ねぇ、牧野?」

「…っ… な、なぁに」


「手… …繋いでも、いい?」

「///!!」


下を向いて
すぐに答えをくれないことに、
ほんの少しの不安が渦巻く


けどこの反応…
…照れてるだけ、だよね…?


そう信じて

俺は懸命に
あんたが弱い"笑顔"をつくって訊ねる


「…ダメ?」

「別にっ///!…ダメ、じゃない… けど…//」


「…ん。なら、良かった」


返事にホッとしながら

こうして今日も
俺からこの小さな掌を、そっと繋ぎ取れば


ずっとずっと、こうしたかった…

少し体温が高い、愛しい掌…

こんなふうに
当たり前のように繋げる日が来るなんて
まだまるで、夢みたいだけど……


もっとも
付き合い始めてまだ間もないから

"友達期間"が長かったからなのか、未だに彼女からは……

俺の手をとってくれることなんて
まだ一度も、ないけれど…


そんな些細な事に…

やっぱりまだ、ほんの少しだけ
まだ不安に感じてしまう、弱気な俺もいて…



「あっ!ねぇ見て!ほらあそこっ… 可愛い」

ほら

また、そうやって
道路を隔てた向かいの道を歩いてる、
小さなチワワの姿ばかり見つけて




それでも────


「ホントだ… 可愛い…」

俺はといえば

チワワよりもずっと落ち着きのない
愛らしい彼女の横顔をジッと見つめる


ずっと

自分には、恐いことなんて
何もないと思って、生きてきたのに…


今は不思議と
こんなにも可愛い…
何よりも大切な、あんたが…


ずっと、側で見続けてきたからこそ


いつかまた

この手を自分から離して
何処かに、行ってしまいそうで───




「ねぇ、チワワもいいけど、さ…」

なんだか急に不安になって
彼女の手を、キュッと握り直せば


「///! な、何っ///?」

クスッ…
もしかして、やっぱり少し身構えてる?




「映画は… 何観たいか、決めてきた?」

「へっ!…あ、あぁ!そうだったっ///!」


プッ! 何その反応…
どうしてこっち、向いてくれないの…?


「あ〜//…えとね、結局迷ったけど決められなくて… だから花沢類の…観たいのでいいっ、…かな//?」




「…なんで?」

「…っ!?…「なんで」、って…// だって、さ…//」


あぁ… ごめん…

今のは少し、冷たすぎただろうか…

俺の一言に

さっきのチワワなんかより
よっぽどシュンとして
小さくなってしまった牧野を見れば

やっぱり居たたまれなくなって…


「…ごめん…」

だってついこないだまで
あんた、俺に遠慮なんて、しなかったくせに…

自分でもよく分からないこの戸惑いを
今更どう伝えたらいいのか、

情けないことに今の俺は
それすらも、わからない…



だから───


「もうホントに、怒ってないから…」

「っ…… ホントに//?」

「…あい」


せめて…
あんたが安心して、笑ってくれるようにと……

俺もニコリと笑って見せれば、それでやっと

ホッとしたように、もういつもの笑顔を浮かべていてくれる…


そして俺は

やっぱりそれだけで、すぐに満たされて───


あぁ……

どうしようもなく

この笑顔が「好き」なんだと、
ひとり静かに、確信をする───





「取り敢えず映画館… 行こっか」

「…うんっ//」


そうしてまた、二人して並んで歩く道

まだどこか、恋人としてぎこちないのは、相変わらずだけど


それでも…

こんな夢みたいな、穏やかな幸せに

馬鹿みたいにドキドキしてるのは
きっと今だって、俺の方で…


ほんのついこないだまで
友達だった時間

俺はあんたと
一体どうやって話せていたのか…

今はそれすら、思い出せないでいるというのに……




「あっ!ねぇ、アレっ!アレ観ようよっ」

やがて映画館につくと
やけにはしゃいだ彼女に腕を引っ張られて
ようやく俺は、上を見上げる


あぁ… これはアクションもの、かな…?

フッ… 牧野らしい…


「ねぇ?花沢類は… コレでも、いい?」

「ん。いいよ? 観よう」

上目遣いで聞かれることに内心照れながらも

最初から「観たかった」って
そう言ってくれればいいのに…

と、思ったりして…



それからそのまま────

二人並んで
映画館のシートに身を沈める




だけど…

やがて始まった映画で
その中の、とあるシーンだけが…

俺の中に、強烈に、残ってしまって……








*


「あーっ!面白かったぁ!ねっ?」

「えっ…! …あぁ…」

ドキリとした

牧野…
無理してるんじゃない……?


今向けられてる笑顔は、心からのものなのか…

あのシーンを観たら

それを聞くのはやっぱり少しだけ、まだ恐くて……


「でもさ!あの主人公の親友? もうあっちの方が絶対!いい男なのにっ…ねっ?」

「えっ…」

いきなり予想外の直球に

なんて応えたらいいのか…
わからずに、喉の奥がつかえる


だって、あのヒロインは────




─『俺の方が!…アイツよりも絶対に…あんたを幸せに出来る…!!』

─『…ありがとう… でも… ごめんね』

─『…っ!…まさかあんたは、まだアイツの事…』

─『貴方の事はとても大切だわ… それはきっと、一生変わらない…』

─『だったら!!』

─『でもごめんなさい!…もう私…
自分に嘘は、つけないのよ…』



アクションに華を添える
一途なヒロインを描いた大切なシーンだったけど

主人公の後を追い、
自ら死地に向かう彼女の姿が


妙に…

"誰か"とダブってしまったから……





「でもあたしなら、行かないな」

…え……?


「だって!…やっぱり、普通の幸せがいいもん」


牧野……

…それ… "本心"なの…?


「当たり前じゃない!だってさ?あんなの絶対、映画の中だけだし!…それにほら?実生活だったら、きっと辛い思いもたくさん… する…し……ねっ…」


あ…
…肩… 震えてる…


「…牧野…」

「類っ///!ちょっと//!」

彼女の気持ちがわかってしまったから
誰が見ていても、もう関係無いと思った


だってまだ、こんなにも────

アイツを想って
痛みに震えてるんだよね…


キモチを伝えたあの日

これからは、俺がいつでも
寂しくないように、抱き締めてあげるって……

そう、約束したから─────



「言ったろ? 俺が全部… ありのままのあんたを、ちゃんと受け止める、って…」

背後から抱き締めて
何度もそう言い聞かせて…

すると牧野の震えは、ゆっくり収まって…


お願い… どうか、笑って……


「類…」

「ん…」

「…ありがと… …大好き、だよ……」

「…ん…」


すごく、嬉しい… 筈、なのに…

何処かでまだ、胸が苦しくて…

牧野の身体をより一層
きつく抱き締めてしまう


壊れてしまわないように、気を付けながら

それでも、

たくさん大好きだって…
笑ってて欲しいって、心から、そう願って────



どのくらい、そうしていただろうか…


「…は、花沢類っ///?」

「…なに?」

「何って///!! もうっ!コレじゃ目立ちすぎだっつーのっ///!!」

「…?」


慌てて俺の手を振りほどくと
少し怒ったような彼女は…

あっという間に、この腕の中から
逃げてしまったけど


あぁ… そういえばここ、
人がまだ、たくさん居たんだっけ…

でもなんで?
そんなに、恥ずかしいの…?


「恥ずかしいのっ///!!…ほらっ、行くよっ//!」


それでも

いつの間にか
さっきまでの不安なキモチは

今は呆気なく、消え去ってる…


…あ…

これって… …初めて… だよな…//


初めて自分から
俺の手を掴んでくれる、暖かい掌

たったこれだけで、こんなにも…


幸せで…
幸せ過ぎて……
やっぱり恐くなる俺は、どうかしてるんだろうか…



やがて────


「あっ!ねぇ見て? 類っ、ほら」

そのまま彼女が指差す先には

鮮やかに浮かぶ、茜色の夕焼け空───




「ん… 綺麗だね…」

あんたの澄んだ瞳に映るその色と

俺の瞳も今…
同じ色を、しているのかな……



なんとなく
そうであって欲しいと、願いながら


「ねぇ牧野…」

「ん? なぁに?」

「…また、抱き締めてもいい?」


「!!…もうっ///… …イチイチ、聞かなくてもっ///…」


…クスッ、ありがとう…


俺はきっと、今までよりだいぶ弱虫になったのかもしれない



でも、これからはこうして…

あんたが隣に居てくれることを

大切に、生きていきたいから……



ねぇ…
不安になったら、こうしてまた、ギュッと抱き締めさせて…?

何度も、何度も…
多分、これからもずっと……


だってさ

俺はやっぱりこの笑顔を
一番近くで、護っていきたい


きっと、この先何度でも…

また明日も
キミをたくさん、好きになるから───






イメージ 1










出来れば近日中に
tsukusi視点のお話もあげられるといいな…(^^;💦



お付き合い、どうもありがとうございました🎵

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