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さくら幼稚園の日常

「おはよーございますっ!」
 
今、うざったいほど元気に挨拶をしてさくら幼稚園に入ってきたのが相沢由乃
 
「あら由乃ちゃん、今日は早いねー」
 
「今日はね‼お母さんを独り占めしたいんだーっ」
 
他の先生たちがクスクス笑うのが聞こえる
 
「こらこら、先生はみんなの物ですよー」
 
由乃は照れながら言っている姿も、また可愛らしく思えた
 
「えー。つーまーんないーーーーっ」
 
由乃がだだをこねるのはめずらしいことではない
 
これはさくら幼稚園で毎日起こっていることだからだ
 
「・・・おはようございます。相沢先生。」
 
恐ろしいほどに大人っぽく挨拶をして入ってきたのが小国雫菜
 
「・・・と、ばかが1人(笑)」
 
由乃は雫菜の方を振り向き、顔を赤くした
 
「なにおーぅっ雫菜だってばかじゃんっっっ」
 
鼻で少し笑うと、雫菜見下すような眼になった
 
「由乃と一緒にしないでくださいよ?」
 
「ふざけんなよおおおおおおぅっ」
 
由乃は雫菜に跳びかかった
 
「やりますか?」
 
雫菜はすぐさま構えた
 
「こーらっっっ」
 
相沢先生が間に入ってきた
 
「ふええぇっ!?」
 
由乃は止めようとしてバランスを崩し、転んだ
 
「・・・相沢先生」
 
「雫菜ちゃんも、由乃ちゃんも、喧嘩しちゃだめでしょー?」
 
「だって雫菜がーっ」
 
「あたってきたのは由乃でしょう?」
 
「なにおーぅっ!?」
 
由乃はまた雫菜に跳びかかった
 
「こーんにち・・・うをぅぇいぃっ!?」
 
たまたま入ってきた椎木和子が由乃とぶつかった
 
「いたーぁっ」
 
「む・・・。大丈夫ですか、和子」
 
「こらっ」
 
相沢先生が入ってきた
 
「由乃ちゃん、雫菜ちゃん、和子ちゃんにぶつかったんだから、まず謝りなさい!それから、仲直りしよ?」
 
「はーぃ・・・。ごめんね?わこちー」
 
「えへへ、いいよ由乃」
 
「和子ごめんね、由乃のせいで」
 
一言多かったのは見逃してやってください←
 
「大丈夫だよーっ。しずちゃん」
 
「はい、じゃあ仲直りしようねー」
 
相沢先生に笑顔が戻った
 
「む、悪かった、由乃」
 
「こっちこそだよ、しずず」
 
解決したものの、違う意味で困っている人が1人
 
あのおおぅ...
 
「!?」
 
困った顔で由乃達をみている、神津玲央
 
「玲央‼」
 
「えへへ、また気付いてもらえなかったかな?」
 
「ごめんねれおれおーっ」
 
「いつもだし大丈夫だよぉ」
 
実際、本当に「いつも」なのだ
 
「なれとは恐ろしいですね。。。」
 
「それにねー、さっきから美紅人くんもいるんだよ?」
 
「!?」
 
全員が驚いた
 
気付くのが遅いんだよっ
 
強気な発言のはずが、言い方が弱気になっていた
 
「美紅人を気付かないなんてはじめてですね」
 
雫菜が凄い驚き顔になっている
 
「みっくん、ごめんよーっっ!」
 
「いいよ、別に」
 
照れながら言っている顔は、多分ショタコンどもの心を擽るのだろう
 
「そーいや、和留は?」
 
「多分。。。トイレかな、一緒に来たし」
 
「じゃあ、来るのか。。。」
 
美紅人はまるで妖怪でも見たかのような顔つきになる
 
そのとき
 
「みくくううううううううんっっ!」
 
美紅人のを後ろから抱き締めたのが、椎木和留
 
「ぐぇっ」
 
美紅人はカエルのような声で鳴いた
 
「こらこら和留、美紅人が困るでしょうが」
 
「毎日なんだし、これくらい挨拶だと思ってほしいのです」
 
と言いながら、和留は腕をお腹に下げ、力を入れた
 
「!?和留、今日は止めろよ?」
 
「いやです♪」
 
その瞬間、先生がいるのにもかかわらず、みごとなジャーマンスープレックスが決められた
 
「ちょっと和留ちゃん!?」
 
そう言って出てきたのが、真田和眞先生
 
「なーんだ真ちゃん、来なくていいのにっ」
 
「おいおい由乃ちゃん、それはないだろー?」
 
困った顔つきで、美紅人を持ち上げた
 
「ぅうー。。。」
 
「和留ちゃん、全力で決めたでしょ」
 
「もちろんですっ」
 
「和留、、、恐ろしいですね。和子の妹とは思えない」
 
「ちょっと、しずちゃん!何よそれーっ」
 
「その前に。。。俺を助けてえええええぇ」
 
続く

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