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「健全野党の原則は…国家の根幹にかかわる憲法観、歴史観、安全保障…国家観を一にする同志によって編成されるべきである」
 
当ブログが、かねてより提起してきた「一訓三戒」野党再編論である。
 
(4/8)《保守野党再編原則・「一訓三戒」》…保守野党のあるべき役割と機能(提言)
 ●一訓(あるべき保守野党の役割と機能)
安倍政権の本意を引き出し、先導するとともに世論形成の役割を果たす目的の保守再編でなくてはならない
●三戒(戒めるべき野党再編の原則)
憲法改正を軸にする野党再編でなければ合流するべきではない
目先の政策や選挙目当ての目的で野党再編はするべきではない。
自民党の対抗勢力としての(数合わせの)野党再編はすべきではない。
 
保守野党再編提言第2弾…「一訓三戒」…
 
冒頭に引用した理由であるが…
 
維新分党に端を発した野党再編の流れは、今週から新しい第二幕のステ−ジが開演するものと観測したからである。
 
6/10…長島昭久主宰「外交・安全保障研究会」(超党派4党で構成)の開催。
 
6/11…党首討論会。(海江田民主・石原維新両代表)
 
今週の焦点は、いよいよ民主党に踏絵が迫られたとの観測によるものである。
 
民主党は、国家観統一の齟齬を隠し続け、政権奪取にまで上り詰めた政党である。
 
民主党が唯一国家に貢献したことといえば…
「国家の根幹たる憲法観、歴史観、安全保障の齟齬をぼかし、内政問題に挿げ替えた政党が政権についた時、国家が危機にさらされることを国民に覚醒させたこと」だけである。
 
江田・松野が画策した橋下新党構想は、性懲りもなく再び民主党が侵した愚を繰り返そうとしている。
集団的自衛権行使についての齟齬をまたも隠し続け、国家観を無視した野合集団に向かおうとしているとしか映らない。
この新党は、あるべき健全野党の原則の全てに逆行しており、進化を目指す野党再編を阻害する弊害でしかない。
 
これについて、維新分党は石原・橋下が、戦略合意によって放った護憲勢力撲滅のシナリオではないか、と指摘する説もある。江田・松野に合流したふりをして、目的が達成された暁に、梯子を外し石原派に再合流するという推論である。
 
護憲派を根絶やしにする秘策を橋下徹は練っている?
 
当ブログでは、別の展開を予想している。
 
それは、民主党がもはや隠し続けてきた、憲法観や安全保障の齟齬をいやが上にも露呈せざるを得ない局面に入ったからである。
 
・長島昭久氏等民主保守派のコアとなる10名余りが、集団的自衛権行使容認を表明した翌日に、ほぼ同数が反対を表明したという。(6/6放映「桜ライブ」長島氏談)
残りの70名余りは、党内政局を探っており、選挙にとってどちらが有利に働くかという風見鶏であり、保身に精いっぱいの様である。
 
民主党は、会期末を迎えるというのに、いまだに集団的自衛権の党見解がまとまっていないのである。もはや政党の体をなしていない。
 
海江田は、いやでも党首討論会で態度を表明しなければならない。
どちらに転んでも追い詰められることは必至であろう。無難に中間的な発言でもしようものなら、一挙に海江田おろしが具現化することは間違いない。
 
前原、細野、玄葉など橋下新党との連携を模索する者もいるが、細野らは民主党を乗っ取りたい勢力であり、前原とは一線を画す。
彼らがどう動こうと、国家観の統一から逃げている限り、政界に新風を巻き起こす存在とはなりえないであろう、というのが私の見立てである。

前稿に引き続き、新しい保守の結集に風を巻き起こす爆心となり得るのは、長島昭久氏であるという予測について、その動きは今週からスタ-トするものと観測する。
 
その根拠は、石原新党・山田宏氏とともに出演したネットテレビ「桜ライブ」から確信した。司会は櫻井よしこである。
かなり、見ごたえがある内容だったのでまずは、ご紹介から。
 
6/6「桜ライブ」長島昭久×山田宏×櫻井よしこ
 
我々ネット界の住人は、新聞記者のように当事者との直接取材が困難である。
その点、本人の肉声や表情から生の真相を察知するうえで、時としてテレビ媒体は、直接取材を代替となるので、ご参考にされたい。
(有料テレビのため、会員登録が必要)
 
長島氏の要旨をまとめてみた。
 
・維新分党は、国家の根幹にかかわる憲法観、歴史観の齟齬を明確にする決断であり、憲政上画期的なことである。勇気ある行動を評価したい。
 
・民主党の埋没は、国家観の齟齬を隠し続け根幹の部分が統一されていないことを曖昧にしたことによって、安全保障を失政に招いた要因であることにある。
 
・野党第一党の位置を確保することだけを拠り所としている甘えを反省し、民主党に集まれ、という姿勢から脱却しなければならない。明治維新の立役者は自らの考え方を実現するために、脱藩して命を懸けて戦った。我々は、自らの政治理念達成のため、自ら飛び出していく覚悟が必要である。
 
・目指すべき日本の方向は、保守二大政党である。
とかく、二大政党といえば、メディアもこぞって「保守対リベラル」という構図を描き、野党再編もこのように考えている国民や政治家も多いが、これでは国家の安定が保たれない。
最低限、憲法観・歴史観・安全保障分野において、意志結集されていることが大前提である。日本のためになる保守勢力による二大政党こそが、国家の安定であり、政権が交代しても、基本的スタンスはぶれない体制を築くことが重要である。
 
・長島研究会は、「安全保障基本法」(自衛隊法など)を既に準備しており、民主党を含む参加4党に働きかけ、今国会会期末までに法案提出をしたい。
安倍政権は、与党協議→閣議決定→法案提出という手順で進めているが、これでは年末の米国とのガイドラインに間に合わない可能性がある。長島法案は先に具体的な議員立法を提出し可決させることによって、安倍政権の目的を加速することができると考えている。
各党の同志とともに働きかけ、一石を投じたい。
 
・これからの日本にとって必要な改革は『教育』である。特にに人格教育が必要で、かつての「修身」を復活することが、次世代の日本人に、日本人のアイデンティティを醸成するうえで重要と考えている。
 
聞き取りを筆者なりに解読している部分もあるが、長島氏の政治スタンスはおよそ以上である。
 
そして、これは長島新党宣言であると見てとった。
 
長島氏の肉声を直に聞いて、野党再編の爆心は、長島昭久氏によって新保守時代の核となる確信を一段と深めた。
 
なぜか。
 
・長島昭久氏は、国家観を共有する同志によって保守の結集を働きかけようとしている考え方に正当性がある。
 
・保守二大政党を目指している。日本のために、リベラルは不要であると考えているように感じ取れる。
 
・長島案による「安全保障基本法」は、長島研究会に参画する4党の有志を中心に、賛同する可能性が極めて高い。現時点でも石原派・みんなは前向きであり(山田宏氏)
民主党同士も20-30以上に達する可能性を示唆している。
 
そして、石原派の重鎮も保守合同のためには、主役を若手精鋭に譲り、側面からバックアップする意向を表明しているようである。(山田宏氏)
 
これからの展開は、風雲急を告げる様相を呈しているが、長島氏は一歩先の保守国家像を見据えている点において、政界再編に斬新なインパクトを与えるだろう。
 
民主党保守自体も、看板と顔を変えるだけの旧態依然とした野合集団に傾くものと(前原、細野、玄葉等)基本理念を中心に結集する長島グル-プ(渡辺周・松原仁等)に分化されていくだろう。
 
国家観なき政党は埋没する!
 
長島氏は、当ブログが提起した「一訓三戒」の原則に符合する健全野党誕生への旗手たる存在として、新たな新保守時代形成に一石を投じてくれるものと期待する。
 
政界編成は、今週から新たなステ-ジが始まる。
 
それは、憲法観を堂々と主張し、真の保守国家に変革する潮流の始まりであり、清濁併せ飲む、と言えば聞こえはいいが、国家理念なき野党時代の終焉の始まりである。
 
最後に、長島昭久氏の座右の銘をもって締めくくりとする。
 
「命もいらず、名もいらず、官位も金も望まぬ者ほど御し難きものはなし。しかれども、この御し難き者にあらざれば、国家の大業を計るべからず」(西郷南洲遺訓)[10
 
 

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閉じる コメント(4)

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長島昭久動き出したようですね。
当方の推論、少し修正する必要がでてきました。
長島氏は、民主離脱間近のようですね。単独結党でしばらく存在感を示すつもりではないかと予想します。
座右の銘のとおりだとすれば、政界の駆け引きは石原と橋下が担い、王道は長島が敷く? 削除

2014/6/9(月) 午後 7:58 [ 田母神神道 ] 返信する

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幕末維新の戦士の生き様を旨とする政治家であるならば、自民党リベラルの分化まで視野に入れているような感じすら受けます。
今後の展開は、あくまで個々ブロガ−がシナリオを描くことによって、様々な知恵が自ずと湧き出てくると思いますが、これからはネット界が世論をけん引していくような気がします。

2014/6/9(月) 午後 8:50 [ nag*m*3878 ] 返信する

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最終的には、自民の分裂。
愛国派自民との連立や合流もあり得るでしょう。
そのついでに、公明党を政権から放り出してしまえれば、なおいいと思います。
●三戒(戒めるべき野党再編の原則)
〃法改正を軸にする野党再編でなければ合流するべきではない。
¬楡茲寮策や選挙目当ての目的で野党再編はするべきではない。
自民党の対抗勢力としての(数合わせの)野党再編はすべきではない。
は、文面こそ変わりますが、与党にも突きつけられた課題であると思います。
〃法改正を軸にする与党再編をしなければならない。
¬楡茲寮策や選挙目当ての目的で与党内での安易な妥協はするべきではない。
M薪泙寮力維持としての(数合わせの)政策妥協はすべきではない。
があると思います。
この流れの端緒を作る意味で長島氏の動きは観察しなくてはなりません。 削除

2014/6/10(火) 午後 10:42 [ Suica割 ] 返信する

長島氏は、民主にいたこと自体が不自然で自民党リベラルよりも右です。
多分、新党を立ち上げ自民まで分解する起爆剤となるかも知れません。

2014/6/11(水) 午前 2:37 [ nag*m*3878 ] 返信する

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