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第二次安倍内閣は、史上最優・最強の内閣である。
そして発足以来同一メンバ-による内閣として、既に600日余りを在任した史上最長の内閣である。(因みに過去の最長記録は、佐藤栄作政権の400日余りである。)
 
これは大変な偉業である。一人の更迭もなく存続することは全閣僚の舌禍がなく、身体検査も完璧であったことの証であるとともに、致命的な失政がなかったことの証である。加えて、課題が山積されていた当時の民主党からの引き継ぎという難易度を考えれば、その仕事ぶりは高い評価に値する。
 
強いて当政権の足を引っ張ったのは、石原某の「金目発言」くらいであり、:政治が国家・国民のものであるならば、現内閣の力量から見て、改造は最小限に留めるのが本来であろう。
 
今回の内閣改造は、その意味において国家・国民のためというよりも、党内事情によるものである。
入閣適齢期の議員がおよそ60名に及ぶという。
09年、下野して以来の3年間と当政権2年弱を加えると、5年の間に待機組が激増したことに加え、女性閣僚5−6名の登用を加味すれば入れ替え閣僚は二桁を超える大幅改造との見通しが観測されている。
 
大幅入れ替えの結果、これまでのように大過なく、安定的な政権運営が存続される保証などどこにもない。
万一、身体検査の不備から予期せぬところで古傷が露呈されたり、失言でもあれば何のための内閣改造だったのかという事態に陥りかねない。唯でさえ、やられっぱなしの反日メディアは、この時とばかりに元気づいて、安倍降ろしキャンべ-ンを煽動することが目に見えている。
 
一方、秋以降の難題を乗り切るうえで(福島・沖縄県知事選、消費増税、集団的自衛権行使の法案通過、統一地方選…)これ以上改造に着手しなければ、党内の反発分子による倒閣運動が惹起しないとも限らない。総理の正念場である。


前稿では、もっぱら石破幹事長人事の動向を巡り、いたずらに党内政局(総裁選)絡みの論調で報じられていることを危惧し、安倍−石破会談においては、大局的見地からの判断を促した。
 
だが、ここにきて会談目前で石破茂氏自らの口から、入閣拒否発言が飛び出したことは極めて軽率であった。それだけではない。何と幹事長留任希望までほのめかしたのである。
 
内閣改造人事は、総理の専権事項である。
総理から新設ポストの安保法制相を打診された後保留し、本人からは口を閉ざしていた。周辺からは「入閣固辞」と伝えられていたが、石破氏本人からは何も語られていなかった。当然のことである。
8/18報道が、初めての公式発言となった。
この時は「正式要請があればどんな役職でもお引き受けする」と発言した。
党内政局に傾きつつあることを懸念しての発言だと理解したことと、安倍総理からの直接要請に対する礼儀を踏まえたうえでの発言と理解していたのだが…
 
25日になって、自らの口からラジオ番組で「入閣拒否」「幹事長留任希望」を宣言したのである。
 
“謀反”に首相周辺激怒 「石破氏系」排除加速か 内閣改造・党役員人事


石破氏の完敗である。
 
この発言によって石破氏の総理の目は完全消滅したと云っても過言ではなかろう。
この重要局面で、自らの個人的野望を前面に出し、一挙に反安倍宣言に転じたことによって内閣改造は完全に党内政局化したからだ。
 
安倍-石破会談は今日にも行われると見られているが、直接総理に伝えるならまだしも、事前に党内抗争に誘導するかのような発言を土俵外でしてしまったことによって、総理に対する仁義を失した。総理は、内心怒り心頭に達しているだろう。
「正式要請があればどんな役職でもお引き受けする」との発言は、単なるバフォ-マンスだったと批判されるのも当然である。
 
前回の総裁選で、地方からは圧倒的な支持を得たにも拘らず、議員票で逆転されたのも、このような寝返りを打つ性格が見抜かれていることが、党内からの認知が得られない要因であろう。
 
礼を失し、総理の専管事項に意見をするなどもってのほかである。
石破氏の不遜な態度が表面化したことによって、内閣改造人事は総裁選の駆け引きに挿げ替えられてしまった。
それによって、石破氏に対する「総理の資質」が話題に上ってしまったのも自分が蒔いた種である。
 
双頭体制でここまで結束の姿勢を貫いてきた安倍自民は、既に来年の総裁選に突入してしまったような雰囲気である。
石破氏が、幹事長留任希望を自ら口にしたことは越権行為であるが、この発言によって石破氏の意図も思わぬところで露呈してしまった。
自ら総裁選への力を蓄えようとの思惑であることがはっきりしたということである。
総理は、面子にかけても幹事長留任を受け入れるはずもない。
 
これによって、徹底した石破色排除が鮮明化され、安倍シフトが加速されることになるのも致し方あるまい。
 
石破氏が自ら招いた完敗の理由とは、「総理の資質」を暴かれてしまうことである。
 
石破氏は総理の器ではない
 
田母神俊雄氏「石破氏は総理にしてはいけない人」 入閣辞退の報道を受け
http://loveletter620.jugem.jp/?eid=294

 
 
反靖国参拝、
人権擁護法案推進、
外国人参政権推進、
北朝鮮制裁反対、
女系天皇推進、
核兵器反対、
日本は侵略戦争、
慰安婦の強制あった、
中共への謝罪必要、
警察自衛隊は暴力装置、
国産兵器反対、
徴兵制推進、
南京事件容認、
選挙区鳥取の媚中。

 
図らずも石破氏自らが個人的野望を露呈したことによって、安倍長期政権は、早くも確定した…という皮肉な結果に終わりそうな気配である。
 

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医師場は、安保担当相になって、ある事を怖れ、それを嫌がったのではないと思いたいところです。
第一次安部内閣の時代から安部とはソリがあわず、我慢が限界に来ていた?と思われます。
もし、そうだとしたらかなり子供っぽいということになります。 削除

2014/8/27(水) 午後 7:10 [ 田母神神道 ] 返信する

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政権奪回の際、医師場は「今こそ謙虚にならなければならない時だ。政権を奪回したからといって高慢な態度は慎まなければならない。支持者も国民も自民党が真に生まれ変わったかどうかを見ている」
こんな発言も今となっては、人間性を疑われるのも致し方ないことです。総理の目は、なくなったと見ています。

2014/8/27(水) 午後 9:08 [ nag*m*3878 ] 返信する

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