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米国の早期利上げ観測が浮しているが実際のところはどうなのだろう。FFレートの誘導目標は現在0.5%だが市場は0.41%と目標を下回っている。はたして利上げすることがよしとされる状況かよく考える必要がある局面だ。
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米国の輸出は2015年減少傾向が続き2016年1月は最近の最低額となった。世界経済が昨年より縮小傾向を続けている可能性がある。また、輸入を見ても同じように減少傾向が続いている。雇用統計はすこぶる良い数字だったがあくまでも遅行指標だということは忘れるべきではない。日本同様廉価な派遣労働だけが大きく雇用統計を押し上げている可能性が高い。輸入額の減少を見ていると好調と思われている米国内需にもすでに変調をきたしている可能性が高い。
先日の雇用統計前と後を比べるとユーロドル、ポンドドル、豪ドルはドル安でドル円だけがドル高だった。興味深い動きとなっている。
前回指摘した米国コアCPIの上昇は直近の数字でも基調に変化はないがもし、輸入額の減少が示す通り内需の変調がはっきりしてくればCPIは低下するはずだ。
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中央銀行の主な仕事は物価の安定だで為替の変動ではないが実際には中央銀行の動きに為替市場は大きな動きをする。
上図は米国の消費者物価の動きだが注目すべきは食品エネルギーを除いた物価が2015年は一貫して上昇傾向にあることだ。年央以降原油の急落で他の物価にも影響が出るはずだが実際には物価の上昇傾向がはっきりしている。
米国の最近の経済指標は弱いものも散見されるが本当に弱いのであれば物価も下がるはずだが実際は逆の動きとなっている。
注目するのは上記の理由からだ。
ドル円は戻り売りを推奨する向きが多いが個人的には押し目買いを今は考えている。
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今度動くときは大きな動きとなるだろう。
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ドル円が大きく下がった。117円台が底だという確信はないがここから買い始めることとした。
米国経済の経済指標が悪化せず逆に良いことが少しずつ確認され、また、新興国も思った以上にしっかりしていることが確認され、つれてドル円の上昇となるということをシナリオとして想定している。
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