|
埼玉県から茨城県・霞ヶ浦方面へ帰省の折、古河市や五霞町をめぐり立ち寄った古墳である。
五霞町は利根川の南に位置し、千葉県や埼玉県と接し、茨城県にとって飛び地のようなところだ。古河市や水戸市に行くには巨大な土手、そして利根川を越えなければならない。だから、どちらかというと、埼玉県に生活圏があるようだ。また、昔から利根川の氾濫に悩まされてきた土地でもあった。その堤防に上ると、北東に筑波山がきれいに見えた。
堤防から200㍍ほど離れたところに、この穴薬師古墳があった。直径30㍍、高さ4㍍の円墳。幅5㍍の周堀があったそうだ。昭和44年に調査されて、奥行き7㍍の横穴式石室が明らかになっている。下部は丸石で築き、上部は角石(軽石)でレンガ状に積み上げてあったらしい。中はひょうたん形に羨道、玄室を形成、特殊な複室構造が注目されたという。茨城県I内には見当たらない様式らしい。古墳時代後期、7世紀中頃の築造ではないかという。茨城県指定文化財。
武蔵国や毛国に似たような古墳がないか、調べてみたい。
|
全体表示
[ リスト ]


