MZ-80 パソコン開発物語

今だから話せる、パソコン開発記録を連載します。 感想をコメントに残して頂けたら 嬉しい・・。

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(23) 巡業 北陸

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大阪駅から、特急『雷鳥』で約3時間足らずで、金沢駅に 到着する。 
経済圏は、小松空港から羽田への飛行機の方が 移動時間が少ないから、関西よりも、関東圏に近いかな。
金沢市のIO・・社を訪問し、H社長と 懇談。 MZに対して好意的な見方をしてくれている。 金沢市内に、
マイコンショップを開いて、MZを最優先に扱ってくれており、有力なパートナーであり、感謝の極みである。

開発中のスキャナーを見せてもらう。 加賀友禅の下絵を 電子ファイルにする機器の開発を行っていた。
友禅の下絵図を、直径30〜40cm、長さ1mほどの回転ドラムに貼り付け、回転させる。横方向に光電管が、
移動してデータを取り込む構造だった。加賀友禅は、金沢に転居した京都の友禅名人が始めたのが起源らしい。
古い因習の強い京都より、伝統と電子技術の手法による近代手法は、H社長の積極的な事業展開方針だろう。

今回 もう一つMZを使ったシステムを見せてもらうのが目的だった。“ 明朗会計システム”と言ったかな?。
高級な にぎりすし屋では、金持ちは 別として、俺達 一般庶民は、おいしいのと裏腹に、懐ぐあいが気になる。
そんな時、安心して、次々と 注文できるのが この “ 明朗会計システム”。 強力に サポートしてくれる。
カウンターの下に、料金表示装置があり、食べた金額が表示される。  懐ぐあいと相談しながら、注文が出来る。
 
H社長の ご招待で、その 寿司屋に行った。 時価の にぎりでも、食べた総額が次々と表示される。
折角のH氏の ご好意だから、表示金額を気にせず・・、高級な時価の にぎりをドンドン注文して、セレブ気分。
能登、越前海岸の 高級食材 にぎり寿司 をタラフク 頂いて・・、 最高の満足感だった。 

この北陸に、電子系の技術者が多い理由 ご存知ですか?。  俺も興味が有ったので、聞いてみた。
1960年 Uターンした コンピュータ技術者が、能登に ウノケ電子と言う 電子計算機会社を 起こしたそうだ。
その関係で、この地域に、多くの電子技術者が育ったそうだ。 竹内さん という人らしい、偉大な人だね。

近畿でも 産業的に取り残されている地方 俺の故郷・和歌山に、何か 貢献できないかな〜と 思う。
えっ、そんな実力無いって・・、そうかも? でも、そう ありたいという 心意気は、ある・・。

     < つづく >

 MZ−80開発記録は連載物です。 最初のページから ご覧下さい。
  最初のページ(1)は、↓をクリック。
 http://blogs.yahoo.co.jp/nagusa_kei/10285931.html

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MZ80物語 (連載 最初のページ)
MZ80シリーズの開発、それに携わった技術者達の喜び、悩み、苦悩などを連載します。最新の記事

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MZ80レプリカ ( 1)

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昨年末 元 MZ開発者達の 忘年会で 集まった時
30周年の記念に 向けて、赤い MZ−80Kの レプリカを作ろう・・ の話が持ち上がった。

僕が、BASICインタープリタ 担当とか・・、開発者が作らないと 意味がないとか・・。
おいおい この殿堂入り(?)の おっさんに、Cでの開発実務を しろってこと?。
後輩達は、『 ボケ 防止の為・・』と言う。 気を使ってくれて ありがとう。 感激する言葉だね?。

CPUは いまさらZ80 ?  ルネサスのH8/3048F 開発環境は手持ちのイエローソフト
3048.h は HEWから借りてきて・・、MZ80.hは、全体のインクルードファイルとして作成。

ソロソロ、まじめに作らなくては・・。 土、日、仕事の合間みて・・ 作りましょうか・・。
まず 作成宣言・・  『 はじめに 言葉 ありき・・』ですね。
これで、 自分に プレッシャーを 架けて・・。 厳しい・・  頑張ろう!!

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(22) 巡業 四国

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伊丹空港から、小さな双発プロペラ機 YS11で 高松空港へ。 紀伊水道は気流が荒れ易いと聞いていた。 
トン・トン・トンと上昇したかと思うと、エレベータより、早いスピードでスートと降下する、良い気分じゃない。
機内アナウンス『この飛行機は 絶対落ちませんから・・』、 えっ そんな事言われると、余計に不安になるよ〜。

高松で商品説明の後、技術懇談会。例によって逆アセンブルリストに基づく質問には、出来る限り答えたつもり。
皆んな研究熱心でハード回路に詳しい人が多い。マシン語を丸覚えで、ソフトを駆使しているのは、驚きだった。
俺の話を納得してくれたのか、面白くない?。残留者は、時間と共に減りアマ無線をやっている連中4名になった。
BASICマニュアルに記載しているモールスコード発生のアプリを、モールス信号の講習会で使っているとの事。  
俺は、殆ど電波を出していないが、JH3LTXのコール持っていること紹介すると、アマ無線の話で・・賑わった。
彼等は、MZでデータ通信の実験をする予定との事だった。 HF帯はMZの不要輻射が多いかも?、チョット心配。
久々に、手作りの無線機の話など面白かった。最近は、無線機を買ってオシャベリ専門の無線家が多いらしい。

本日の予定 打ち上げと思ったが、是非 販売店を回って欲しいと、依頼を受け 訪問した。店のショウケースに、
高速BASICと書いたカセットが並んでいた。ソフトをコピーして売ってます・・って事。 隠しておいて欲しい。
まあ 此処は、見て見ない振り・・。 機嫌よくMZを売ってくれているのだから・・、 良いんじゃないの・・。

香川県に、以前から楽しみにしている事があった。空海生誕の善通寺、水飢饉から救った満濃池を訪れること。
しかし、明日、徳島でPC同好会とのミーティングがあり、フェリーで帰阪の予定。 従って今回は オアズケ・・。

徳島へは、S社入社後 暫くして、眉山の山頂に、国内で初めてのUHF大電力局が、開局する事があった。
従来の、中間周波数26.75Mzから58.75Mzに変えて、UV両用TVを試作した。 オール真空管TVだぞ!!。
NHKから、調査用UVテレビ40台ほど受注し、指定の場所・・徳島市内から吉野川添いに鴨島町辺りまで、学校、
保育園、公民館などへ、設置し、受信状態のレポートを纏めたことが有ったっけ・・。半月ほど徳島に滞在した。
約10年後、再び徳島へ。 今もあのテレビ完動しているだろう・・か?。念入りに試作したのだから、大丈夫だ。

 (注) JH3LTXのコールサインは継続申請しなかった。後にコールサイン不足で、別人に再交付された模様。
     俺は初代JH3LTXだが、 現在のコールサイン保有者とは、なんの関係もございません・・念のため。

     < つづく >

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