|
MZ80Kを、情報誌に取り上げてもらうのは、大いに結構なこと、歓迎すべきことです。
マイコンキットか?、パソコンか?、 テリトリ問題が、表面的には鎮静化している様子だが、
パソコンとして派手にアピールしたら・・、再び、商品テリトリの議論が再燃しかねない・・。
テリトリの議論で、部門間の争いになれば、再編を含め、我々の部門は、不利だろうな〜・・。
それが頭痛の種だった。 『 外に敵なし、内に 敵あり。』の心境か?。 寂しい 事だよな〜。
この件 M事業部長(仮名)とK部長(仮名)が最も気を使い、ピリピリしながら対応している事柄だった。
K部長(仮名)は、オーソドックスな思考で粘り強い。
俺は、むしろ 直感的な判断・行動をしがちなので、危機の場合、K部長(仮名)に助けられる事が多かった。
生まれ育ちが違うのだろうな〜・・、 俺自身、目先の現象に影響され易い、貧しい発想に悔いる事が多かった。
アスキーの取材には、K部長(仮名)と共に出席した。
K部長(仮名)は、開発の経緯 と MZ80Kは、技術者の為のマイコンキットである事・・、
ザイログと技術提携したZ80を、拡売に繋げる意味もある・・、と かなり慎重な話し振りだった。
取材記者に、見っともない内紛を察知されたく無い・・。コップの中の嵐を、刺激したくない・・の心境だった。
月刊アスキーは、技術面でベンチマークテストを行い、BASICの処理スピードを評価しようとしていた。
商品に同梱しているBASICは、何とかツジツマ合わせで作り上げたモノ, (ユーザには申し訳ないが・・)、
俺としては、かなり改善すべき課題を残していたので、ソロソロ本気で改良作業に掛からねば・・と思った。
又、技術者向けをアピールする為、アセンブリ言語ソフトの開発が・・必要。
開発をしているTT君(仮名)、TJ君(仮名)らに、頑張ってもらおう・・。
I/O誌 及び マイコン誌は、アプリケーション・ソフトにて、MZ80Kの人気を支えてくれた。
月刊情報誌の記事、掲載ソフトの影響力は、絶大で、市場での人気を高めるのに、凄い効果があったと思う。
後々に、月刊インターフェースの取材があった。
ハード面に重点を置いた取材で、MZ80Kの配線図の提供により、ハードの解説記事を掲載してくれた。
興味ある人は、自由に ドンドン やって下さい・・の感じ。
今後 パソコンが、普及し、PC技術者も増えてくる。 そしてPCが、色々な応用分野に広がっていくだろう・・。
俺達の組織、限られた人員では限界がある。 興味ある人の参加を歓迎し、全員参加、共に伸びて行きたい・・、
その為に、資料、ノウハウを公にして行こう・・。 これが、K部長(仮名)との話し合いで決めた結論だった。
日経新聞 関口記者の『パソコン革命の旗手たち』 3章に、この考え方が明確に表現されている。
関口記者は、さすがプロ・・だね。 構成・取材・聞き取り・纏め・・。
聞き上手につられて(はめられて?)・・、余計な事まで、しゃべってしまった。
プライベートな部分は、うまく繕ってくれているが・・ちょっと 恥ずかしいかな?。
< つづく >
|