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懇親会での、営業課長W君の話・・。 MZ80Kが、貨物船で活躍している話だよ。
貨物船の積荷は、左・右・前・後の貨物室の一部に集中しないよう、重量を計算して積載する必要があるとの事。
船全体のバランスを取る為、荷物の重量の積算と貨物室指定を計算するのにMZ80Kを使っている。ところが、
航行時、エンジンの振動・数十サイクルの低周波振動で・・、MZ80Kのブラウン管モニタ部が、強烈にゆすられ、
千切れるほど揺れるらしい。 『 大丈夫でしょうか』と、W課長に問い合わせが有ったそうだ。
大丈夫なはずが無い・・!!。 ばね等のダンパー付き振動防止台に、置いて欲しい・・。と 連絡したそうだ。
万世橋近くのステーキ店の話で、ステーキの重さをピッタリ合わせる為、切る厚みの寸法を算出・修正するのに、
MZ80Kを使っいるとの事、前は1gでも少ないと欠品・不良品になるので、十数g多い目に切っていた。
ギリギリの数g多い目にする事で、大きな儲けが出るそうだ。 客にとっては、誤差が多い方が嬉しいけど・・ね〜。
次回、東京に出張した時、 ピッタリ200gのステーキ 食べたいものだ・・と思った。
パソコンって、潜在能力がすごいんだよね。 使われる用途が、想像を絶する・・、俺も話を聞いて嬉しかった
今回の出張時の状況では、幾つかの課題がある。 K部長と話し合って、対応策を決めた。
半田付けのキット 何とかならないか・・の要望に関しては、ヨーロッパ向け MZ−80Aで完成品とするので、
国内向け MZ−80Cの推進を決めた。 Aは、特に意味は無いが、Cはコンプリートを意味する。
また、会計・事務ソフトを作っているソフトハウスの要望は、今のBASICは、必然的にソース公開となるので、困る。 プログラムを隠したい・・。 彼等の事業を守る為、BASICコンパイラを、早急に開発しよう・・。
MZ80の次期商品など、企画・販売方針と戦略は・・何時も、K部長と話し合って決める事が多かった。
結果的には、企画部門を無視し売上100億円近い事業の企画・方針を、K部長と二人で決めていた事になる。
しかし 上司のM事業部長は、『 コンピュータは、思想だ!、宗教みたいなモノだ』と、理解を示してくれていた。
俺達は、無謀・異端者・・言われてる事は知っていた。でも儲けているから、イチャモンが付け難いのでしょう・・。
しかし、考えてごらん・・。 コンピュータは、スイッチポンの電化製品とは違う。 家電企画では ダメでしょう。
ソロバン代替品の電卓 発想では、コンピュータの世界・発想は、理解できないでしょう・・ね。
PCは、使い方の知識、使う目的が なけりゃ、ただの箱。 目的がハッキリしない、箱モノ作りの公共事業と同じ。
『貴方の お国・地方の主な産業は・・?』と聞かれた ウマシカ議員は、『公共事業・・』と答えたそ〜な・・。
狐、狸、熊の けもの道を 舗装してガードレールとか・・?。田畑の 畦道の舗装・・とか。 そんな知恵なら、
都市と地方の格差は、もっともっと 広がるね・・。 いや、議員さん達の 頭脳の格差かも・・知れないね。
< つづく >
MZ−80開発記録は連載物です。 最初のページは、↓をクリック。
http://blogs.yahoo.co.jp/nagusa_kei/10285931.html?p=1&pm=c
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