トーキョー物産展マニア=東京の物産展など=

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(初出:2009年7月4日 トーキョー物産展マニアより転載)

敵に塩を送るという故事があります。
これは戦国時代に甲斐(山梨)・信濃(長野)の武田信玄が駿河(静岡)の今川氏や
相模(神奈川)・武蔵(東京)の北条氏と対立して兵糧攻めに合った際、
やはり武田氏と対立していた越後(新潟)の上杉謙信が
人道的見地から塩を武田氏に送ったというものです。

(余談ですが武田信玄と上杉謙信が何度も戦った
川中島は現在の長野市の郊外です。)

このことが示すのは、山梨・長野には海が無いということです。
だから塩が入手できなかったのです。
これがもし南米や欧州のことであれば岩塩があったのですが。

物産展で海のものが無いというのは結構致命的なことです。
日本の食生活が欧米化したといっても、結局は魚がまだ売れます。
特に物産展のお客さんは年配者が多いのでその傾向は顕著です。

また物産展では加工度の低い生鮮品は売れません。
そういうものは地下で買うのが定着しているのと、
デパートから自宅まで帰るのに時間がかかる都市部では
近所のスーパーで買う人が多いのではないでしょうか。

また物産展の商品は小さいロットで宅配便などの
比較的割高な物流手段で運ばれます。

ですから鮮魚は特に「市場便」といわれる定期トラック便などで
全国各地から築地など都市部の卸売市場へ運んで来る商品のほうが
物流費も考慮すれば安かったりもするのです。

ちょっと長くなりますが、こんな理由もあります。
鮮魚の良いものは殆どが築地や大阪本場などの大都市圏に
送られてしまうという現実もあります。

たしかに大消費地ですから需要は多く高く売れる可能性はあります。
しかし昔から慣れ親しんできた地元の人が食べられないというのは
ちょっと複雑な気もします。

以上の理由で物産展では干物や珍味など加工した魚介類はよく売れます。
そして他の商品よりも値段が張るものも多く物産展の稼ぎ頭になっています。

だから北海道物産展は売上が大きいのです。
たしかに近年スイーツが売れてきたりしてはいますが浮動票に過ぎません。
売上の基礎票はあくまで蟹や鮭やたらこやいかの塩辛など海産物なのです。

その点海の無い県の物産展というのは非常に厳しいものがあります。
日本で海の無い都道府県は栃木・群馬・埼玉・山梨・長野・岐阜です。
こうして見るとあまり物産展でお目にかからないところが多いのです。
(岐阜は上野松坂屋で、栃木・群馬は船橋東武で開催していましたが)

その中で意外に物産展で見かけるのが長野物産展かもしれません。
やはり軽井沢・日本アルプス・スキー・温泉・善光寺など長野県は
観光資源が豊富だからでしょう。

以前にも書きましたが、物産展というのは出身である、住んだことがある、
観光などで行ったことがある、というのが来場動機になりやすいのです。

とはいえ長野でも単独開催ではなく新潟との同時開催が多いように思われます。
やはり海産物がないので商品が偏りやすく、売上を見込みにくいのでしょう。

ところがJR京都伊勢丹では長野県単独で物産展を開催しています。
これには理由があります。ちょうどお中元ギフトセンターを開設していて、
催物場が半分くらいしか使えないのです。

その面積であれば売上目標も高くなくて良いですし、
中元を買い求めるついでのお客さんが多いので
偏った商品構成でもなんとかなるのかもしません。

私はたまたま初日の昼過ぎに行ったのですが、
長野県のみにしては予想外に混雑していました。

小布施町の小布施栗菓製造の「栗福」という栗を模った金型で焼いた
今川焼きの生地のなかに栗あんと栗が1粒入ったお菓子(1個221円)や、
同じく小布施町の桜井甘精堂の栗どらやき(1個161円)、
長野市のいろは堂のおやきに大行列が出来ていました。

栗のお菓子に人気があるあたりは、さすが京都という感じです。
(いろは堂さんには申し訳ないですが)おやきみたいな素朴なものに
京都の人が並ぶのはちょっと意外でした。
東京なら理解できるのですが。

この日は梅雨の晴れ間で気温が上がり京都も33℃に達したのですが、
長和町の高原牧場の軽井澤ソフトクリーム(1本351円)は
ほとんどお客さんがいませんでした。
やはり30℃を超えるとソフトよりかき氷が売れるという法則は本当なのかも。


名物の大階段も暑さで人がほとんどいませんでした。

そのほかにも軽井沢にも店のある東御市/アトリエ・ド・フロマージュのチーズ、ピザなど、
軽井沢町/カフェレストランPaomuのプリン、生キャラメル(!)、
駒ヶ根市/明治亭のソースかつ丼
(余談ですがソースかつ丼は福島県会津若松などにもみられます)、
安曇野市/就一郎漬本舗のわさび漬・野沢菜など、
上田市/みすヾ飴本舗 飯島商店のみすヾ飴、
長野市/八幡屋礒五郎の七味唐辛子
(東京やげん堀の中島商店、京都清水の七味屋本舗と並んで日本三大七味唐辛子です)、
軽井沢町/ジャムこばやしのジャム
(ここは非常に珍しい生のルバーブも販売してました)などもありました。

この中から3店でお買い物しました。
ひとつはいろは堂のおやき6個(各181円)。
野沢菜・しめじ・野菜ミックス・ねぎみそ・かぼちゃ・切干大根を買いました。
正直に言って野菜ミックスと切干大根の味は同じに思えました。

次は長野市/長野ハムの鶏の山賊焼(100g399円)3枚と
長野牛コロッケ(1個210円)2個入のお買い得パック1050円。
1200円分くらい入ってるんだとか。

家に持って帰ったので山賊焼は冷えて見た目硬そうですが、
○ンタッキーよりも柔らかく感じました。
コロッケの味付けも良かったです。
よくある業務用と違って甘すぎたりもせず、肉の旨みがしっかり出てました。

最後に中野市/味麓庵の炊き込みごはんの素、混ぜごはんの素各種(各368円)を
よりどり3つで1050円だったので買いました。
山菜きのこ炊き込みごはん、山菜まぜごはん、山菜じゃこめしを購入。
これはまだ使ってません。ちょっと暑い日が続いてるとごはんとかやっぱり避けますね。

信州うまいもの展は6日(月)18時までです。
後援:(特)信州・長野県物産振興協会
予算:2000万

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