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中日新聞最近読むのが楽しみです。
丸々抜粋しますが、いい取材してます。
これぞジャーナリズム!
第4部・ぼったくり請求書〔1〕 取水量、机上で“膨張”
2009年5月8日
流速アップのため「東海地方の左官を総動員して」塗り直した総延長15キロの導水路(幅約3メートル)。事業費は72億円=三重県大台町で
休耕田が増える中で、事業費を大幅に増額した東海農政局の宮川用水第2期事業。農業衰退の対策には手を付けず「水はいくらあっても足りない」という論理が予算獲得のために大手を振る。監視の目が届きにくい中で湯水のごとく税金を使う構図は納税者に対する“ぼったくり”そのもの。「農は国の本なり」第4部では、納税者に高額な「請求書」をつけ回す農政局の国営事業を検証する。
◆巨額改修まかり通る
幅3メートルの導水路は、真新しいコンクリートで塗り固められていた。
宮川上流部で取った水を下流の斎宮調整池へと流す総延長15キロの導水路。ほとんどは山を貫くトンネル構造だが、1カ所だけ谷間でオープンになっている。「改修」は、ただコンクリートを塗り直しただけにしか見えなかった。
導水路の最大取水量を毎秒8・5トンから10・4トンに上げるために追加された72億円の改修工事。工事を担当する農政局の出先、宮川用水第2期農業水利事業所(三重県伊勢市)の梶原親信所長(55)は「水が渦をまいて流れがじゃまされないようザラザラのコンクリート壁を塗り直して滑らかにし、流速を上げた」と説明する。
「粒子が細かいセメントを、手作業で壁に2度塗りした。東海地方中の左官を集めても足りなかった」。1メートルあたり47万円の手作業が15・4キロ。それが「改修事業」だった。
宮川用水の第2期事業は、4月の田植え時期の日照りに備え、用水の供給能力を高めるのが目的。しかし、現実には日照りの時は宮川の水位が下がり、取水制限がかかるため導水路を全開しての取水ができない。
ことし4月の田植えのときも、宮川の水位が下がったため導水路を全開にしての取水はほとんどなく、農家は4日間節水。その後、降雨で宮川の水位が上がり、導水路を2日間全開できたが「田んぼにも同時に雨が降り、すでに水は足りていた」と農家は言う。
農政局設計課は「一滴も雨が降らず、調整池も干上がる最悪の条件でわれわれは計算している」と言うが、宮川の水位については「計算に入れていない」。日照りの時は宮川の水位も下がり、最大量を取水できないという現実を、まるで見ていない。
斎宮調整池についても、過去40年間、水量20万トンで干上がった記録はない。その貯水量は、今回の工事で120億円を投じ、10倍の200万トンに拡張される。
40年間枯れない池が、10倍になって枯れることがあるのか。「われわれの計算では、10年に1回の確率で干上がる」という答えが返ってきた。
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すごいっすよね中日新聞。
この金が流れている建設会社はどこか
事業を誘致した議員はだれか
近鉄はなんで農業予算で鉄橋を掛け替えられたのか
そういう部分に突っ込んでもらえるともっといいと思います。
2009/5/20(水) 午前 0:43 [ そうですよね ]
どこにどれだけのお金が流れているのか、どこに不正があるのか、責任の所在の等はっきりさせてほしいものです。国民の無関心さが信じられません。そのつけは我々が負担するのに
2009/5/20(水) 午後 5:20