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[その手をにぎりたい] 柚木麻子 |

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こんにちは、ゲストさん
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[その手をにぎりたい] 柚木麻子 |
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「とかくこの世はダメとムダ」 山本夏彦 |
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たまには本の感想を。
『女子高生の頃、なんとなく学校生活がかったるいという理由で体中に生えているあらゆる毛を剃ってみたことがある。髪の毛、眉毛、腋毛、陰毛、まつげと鼻毛はさすがに無理だったー』 こんな書き出しで始まる、自分を持て余す女。 躁鬱を抱え、自分とあるいは他人とギクシャクしながら生きる、過眠。メンヘル。25歳。 『ベッドの中に持ち込んでいるノートパソコンを開き、三つのキーワードを爪の伸びきった人差し指だけ使ってたらたらとネットで検索する。ここまで剥がれたんだからいっそ全部きれいになくなればいいのにシャンパンピンクのマニキュアの一部がしつこくこびりついて、あたしに女としての価値を問うてくる。』 この人の文体結構好き。 小気味いい、リズミカルな文章がいいぞ。 『あたし楽されるといらつくんだよね。あたしがこんだけあんたに感情ぶつけてるのに楽されるとね。元取れないなぁって思ぅちゃうんだよね。あんたの選んでる言葉って結局あんたの気持ちじゃなくて、あたしを納得させるための言葉でしょ?』 男の部屋になし崩し的に転がり込み、一ヶ月閉じこもる女。 そして同棲相手に怒りをぶつけてみる女。 『あたしと同じだけあたしに疲れて欲しいってのはさ、やっぱ依存?』 バイト先の「なんだか優しい人たち」にも、ウォシュレットの恐さを理解してもらえず辞めてしまう女。 『ねぇ、あたしってなんでこんな生きてるだけで疲れるのかなぁ?雨降っただけで死にたくなるって、動物としてさ、たぶんすごく間違ってるよね?』 生きてる手ごたえが欲しい。 あんたと一瞬でもいいから理解し合いたい。 『北斎が五千分の一秒の富士山を描けたのって、やっぱりその瞬間お互いの中で何かが通じ合ったからだと思うんだよね。だって北斎より富士山のことを分かろうとした人間ってたぶんいないだろうし、富士山は富士山で自分のことを何から何まで知ってもらいたくて、ザッパーンの瞬間をわざと見せつけたはずなんだよ絶対』 絶対付き合いたくはないけど、眺めるぶんにはなんかとっても魅力的な女。 なんで生きてるのか、時として手ごたえを感じられない時代。 おい、真面目に付き合えよな!と誰かに言われてるような気がして、、、いつ尻を蹴飛ばされるか気が気じゃない。 女の抱える、やるせなさや強さと対峙しなきゃならない男の覚悟を問われてるようで。。。 彼女と真面目に向き合ってるのか?と詰問されてるようで。。。。 本谷有希子。この人舞台の人で『劇団 本谷有希子』の主催者なんだよね。 この人の感性結構好きだから、いつか機会があったら舞台観たいぞ。 で、この人の一番好きなとこは、「甘ったるいグジグジした恋愛がらみ小説には絶対しねーぞ!」って覚悟があるような気がして、桜庭一樹や川上みえこ(漢字わからん)よりは好きだな。 ガンバレ本谷!・・・芥川賞も直木賞(これは畑違いか)も三島由紀夫賞も取るんじゃないぞ!
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清水義範「ほめ言葉大辞典」 古今東西のほめ言葉を集めて味わい、面白がる本。 ほめ言葉は大事なのだ。 人をほめるということは、プラスのエネルギーがいるということである。
著者はしがきより抜粋
ほめるよりけなすほうが絶対楽だ。だから人間は疲れてくると、ついついけなしてばかりになるのである。 しかし、プラスのエネルギーを持つほめ言葉は、ほめられた人の栄養になり、その人は必ずよいほうへ動き出す。 ほめられれば、人は成長し、子供は良い子になり、奥さんは優しくなる。なんでもない言葉にすぎないものが、それほど人間に作用するのである。: センスのよいほめ言葉は気持ちいい。 いくつか紹介しよう。 樫山文枝(ほめた人)→渥美清(ほめられた人) 『この世からのいなくなりかたが、ああ綺麗だなと 感動してしまうほど見事でした』死に方は生き方だ!という言葉が実感させられる見事な最後。 役者の中の役者だね、とらさん。 石原慎太郎(ほめた人)→三島由紀夫(ほめられた人) 『彼が死んでから、日本はいかにもつまらなくなった』パフォーマーとしての三島をほめているのだが、文学者としては???ということらしい。 いかにも天邪鬼な都知事の言葉だ。 正岡子規(ほめた人)→樋口一葉(ほめられた人) 『一行を読めば一行に驚き、一回読めば一回驚きぬ』女流作家の平易な文章と緻密な描写に驚いた正岡。同感です。 しかし25歳で逝くなんて、、、、やはり天才は。。。 山本夏彦(ほめた人)→向田邦子(ほめられた人) 『突然現れて、ほとんど名人』そしていきなりいなくなった。稀有な存在であり、昭和の奇跡だった。 個人的には女性の達人であり、日本の財産だと思う。 葛西善蔵(ほめた人)→酒(ほめられた人) 『酒はいいものだ。実においしくて。毒の中で一番いいものだ』大正時代の小説家。家庭を犠牲にし、破滅的な生活を続け、生涯貧困に苦しんだ。太宰治と同郷の青森県出身。 個人的にはもっと評価されていい作家だと思う。ま、女性に人気ないらしいから仕方ないか。 ベルト・モリゾ(ほめた人)→モネ(ほめられた人) 『彼の絵を見れば、日傘をどちらの方に向ければいいか、すぐわかる』モネはフランス印象派の代表的画家。印象派=光を描く。 それまでの暗いアトリエで描かれた絵に対し、太陽の光の喜びを描いたのが印象派。 それにしても、モネとかマネとかややこしい名前が多い気がする、、、、美術が苦手なのはそのせいか? 東海林さだお(ほめた人)→アジのフライ(ほめられた人) 『アジのフライの偉いところは、B級に徹してるところだ』ショージ君はA級の人だ。ところで、グルメレポーターの皆さん、 「モチモチしてる」・・「シコシコしてる」・・「プリプリしてる」・・この便利言葉に頼りすぎてやしません? 山田正紀(ほめた人)→手塚治虫(ほめられた人) 『手塚さんはSFを作った』純粋なSF小説はすっかり廃れてしまったが、SF的なものは形を変えて生き続ける。 「エヴァンゲリオン」をはじめ、アニメやゲームに当たり前のように存在するSF的世界。 日本では、それは全て「手塚治虫」から始まった。 人をほめるのは、とてもむずかしい。 とりあえずの「お世辞」とは違い、相手を正しく評価する目と、自身の素直さが必要だ。 一番のポイントを的確にキャッチし、センスのよいほめ言葉でほめる。 感性と修練が必要なのじゃ。 それに、冗談で貶すより、冗談でほめるほうが人間としての度量がいる。 人間の器の大きさがわかるのだ! きゃっ、困った、、、、、器およびケツの穴が小さい人間には、耳とケツが痛い話である。 このブログにしてもそうだ。 うまい、気の利いたほめ言葉のつもりが、幾度スベッたことか。 相手を不快にする言葉を、幾度平気で投げつけてきたことか。 みなさん、どうもすんませんどした。 ゆるして、おくれやっしゃ。 おい・・・・・・・謝るときぐらい素直になれよ!! こんなケツの穴が小さい人間です。。。。。 さて、この記事に対して、皆さんはどのように、ほめてくれるのだろうか? む〜〜〜ん、と首をひねってるアナタ、よ〜〜くわかります! この記事のどこをほめればいいのか、、、、、無理やりほめるのもどうかな、と思ってるでしょ? いいんです! 無理にほめないでください!! オレの日頃の態度を見ればなんとなくわかるでしょ? そう、お察しがよろしいようで!!! 困ったことに、下手にほめると図に乗りやすい人間なのですよ。。。。。 |
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元気がない時は、『 西原理恵子 』に限る! 根が優しい人間の為、中途半端な優しさに接すると、ときとして「けっ!」と思ってしまう。 その点西原理恵子は、針が振り切れている。 ヨコシマでアブないマンガ表現は「おらぁ、なにがなんでも生き抜くぞ!」との力強さに溢れている。 「幸薄」な環境に向き合う時のしぶとさや開き直りに、人間の本来持っている生命力を見る。 描いてることのどこまでが真実かは判然としないが、この手の無頼は昔は男の役割だった。 落語家だったり作家だったり。。 そういえば、今でも女性人気が根強い、太宰治もその系統だろ? 坂口安吾(堕落論)、織田作之助(夫婦善哉)と共に戦後無頼派作家三人衆と呼ばれていたはず。 作品を通して触れる分にはいいが、現実に隣にいるとなると、、、、。 てなわけで、現代の無頼は、女性の西原理恵子で決まりなのだ! そのケツのまくり方が好きなのだ! そのブチキレ方が好きなのだ! そのズルさが好きなのだ! サイバラに憧れ、真似する女性が多いと聞く。 ま、勝手にどうぞ、とは思う。 でも、でも、、、、、である。 彼女がサイバラになっては困る!そして、迷惑だ! これ以上、勘弁して欲しい!・・・・・・・・・・・・・何が? でも、生きるとは何か?正しさとは何か?オレっちは何の為に生きてるん?とキッチリ考えさせてくれる。 サイバラは「大人の童話」なのだ。 半分ブラック半分叙情的な世界に、生きていくことのやりきれなさをジワリと感じる。 代表作「ぼくんち」の世界なのだ。 狂犬サイバラよ、これからも無茶苦茶な女でいてくれ♪ オレに元気をくれ! しかし、半径10m以内には決して近づいてくれるな! そのかわり、50m先から「もっと踊れ!」と囃したてる、無責任な野次馬としていつまでも応援しているぞ! ←『できるかなV3』 今、これ読んでますねん。 脱税しちゃる!と 税務署職員と戦う、サイバラ! 誰が払うかそんな金! 胴回り100センチ!を解消すべく、富士山へ! 情けない顔、日本一のサイバラ! 38歳でホステスデビュー! サイバラを応援すべく、作家や医者が。。 中でも「美空ちゃんのこと」というお話が好き!
と、言っておこう。。 |
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