女装者であるわたしが、男性を好きになる。
このことを真正面からとらえたとき、ふと思い至ったのが男性のタイプです。
自分はどんなタイプの男が好みなのだろうか・・・?
そう考えると、答えがでないのです。
対象が女性であれば、
実際にその女性を目の当たりにして、
自分のタイプかそうでないか、即座に判断できます。
これが男性になると、好みのタイプというイメージが湧きません。
これは、当然のことだとも言えます。
もともと、男性が恋愛対象ではないのですから。
しかし、女性であってもすべてが恋愛対象ではありません。
好きとも嫌いとも感じない女性がいるのも事実です。
そこで、あの人のことをよく考えてみました。
わたしはあの人のことをどう考えているのだろうか?
いまではなく、ずっと昔・・・そう、子供の頃は・・
わたしは、あの人が嫌いでした。
似てはいますが、『忌まわしい』と『嫌い』は異なります。
忌まわしい彼のように、生理的に受けつけないというのではなく、
タイプとして嫌いな存在。
あの人は嫌いなタイプの男性、いえ、昔は、嫌いな子供だったのです。
嫌いだけれども、子供同士、ときおり一緒に過ごす環境がありました。
そして、いま・・
あの人に抱かれるようになったわたし。
男同士のセックスを繰り返すことで、わたしはあの人に浸食されていったのです。
嫌いという感情は、変化する可能性があります。
それは、異性が対象であっても言えることではないでしょうか。
恋愛対象は女性だと、わたしは疑うことなく生きてきました。
しかし、その恋愛対象に極めて僅かですが同性が存在することを確信しています。
嫌いなタイプの男性と、そうそう巡り会えるものではありません。
現に、いまわたしのまわりで嫌い(だった)といえるのはあの人だけ。
でもまた、いずれそういう男性が現れるかもしれません。
その人のことを好きになる可能性もあります。
でも、嫌いなタイプの男性を好きになるということが、
容易ではないということも知っています。
あの人に、セックスとサディズムで徹底的に馴致されることがなければ・・・
とても、男を好きになれるものではありません。
女性を好きになるのは簡単なことです。
それは、ごく自然なことですから。
それに反して、男を好きになるというのは極めて不自然なこと。
ですから、いったん好きになってしまうと、
その気持ちの高ぶりは尋常ではありません。
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真樹さん、更新とても嬉しいです。私の知っている説では女性に比べ、男性は嫌いになる異性の数が圧倒的に少ないそうです。女性が子供を妊娠し育むことから女性は好きな異性とは、自らの子供の父親になる可能性が大いにあるのでそれを選別する目は(意識的にしろ無意識的にしろ)厳しく、男性に比べ、嫌いな異性の割合は多いとか。
世の中には同性愛の方もおられますし、この説の正確性は定かでは
ありませんが、私も男性のほうが女性に対して好き嫌いの割合は
緩やかな気がします。これが真樹さんのような場合、どうなのかは
私も悩んでしまいますが、真樹さんの「自分はどんなタイプの男性が好きなんだろう…」思われるのはとても面白く(失礼)感じました。
けして同性愛者ではない真樹さんが感じている高ぶりについてもなるほどと思える記事でした。
2012/4/21(土) 午前 7:47