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毛がポロッと切れるような、そんな砥ぎを目指して剃刀砥を使いたい。そのためには、まずは切り出しの裏の精度を上げる必要がある。裏の砥ぎにはまず人造で均一に砥石があたるようにしたい。裏の精度をあげるには、砥石の平面精度をあげなければいけない。 ということで、ともかくまずは人造砥石の平面精度を上げる努力をした。 参考にはなるのですが、なかなかすんなりうまくいくわけでもない。 結局力技で、多面摺りで色々な面を組み合わせてすりあわせることで順次平面精度をあげてみた。 通常は、同じ砥石が二枚、もしくは三枚あるとよい。二枚の場合はAとBのすりあわせで同程度にすり減るのでほぼ平面ができる。ただ、お研ぎの国でもいわれているように、凹凸のセットが出来る可能性があるため、もう一枚を組み合わせていくと、凹凸が小さくなる。 上記の理屈を使いたいのだが、残念ながら自分のところには同じ砥石が二枚あるものがひとつもない。そこで、番手の近い砥石を組み合わせてやってみる。 実際には番手よりも、硬度が近いもののほうが、よさそう。基本の組み合わせを、ベスター1200とPAPA2000として面を出す。黒幕1000はこちらのほうが硬く、黒幕1000の平面が出ている場合は修正機となるが、こちらがダメな場合は、ベスターがやられてしまう。実際に凹面になってしまった。 そこで、黒幕1000は、電着ダイヤで鉛筆でマークをつけてすりあわせ平面をだしてみる。電着ダイヤで平面を出す方法も、お研ぎの国に詳しく解説されている。簡単に手順を言葉にすると、真ん中を削る、サイドを削る、上下を削り、最後に均す。ポイントは凸面をつくらないこと。凸面ができると平らなものでけずっても凸面度が進行してしまう場合がある。そこで、電着ダイヤがつねに二点支持になるような形状をたもちつつ最終平面をつくっていく。この方法は言われればそうかと思うが、目の前でやってもらっても一度では飲み込めず、じっくり考えなおしてようやく理解できた。(飲み込みが遅い。。) わかったときは、目からウロコだったが、一旦この考えがわかると、いろいろな応用が浮かんでくる。 もどって、電着ダイヤで平面だしした黒幕1000と、ベスタ1200,PAPA2000を組み合わせて共摺りして平面をだしていく。理想をいえばどのくみあわでも滑るような感覚がでればよいとおもうが、なぜか角度を少し変えたりすると違うすりあわせの感触がでてくる。ここでもお研ぎの国が参考になるのだが、手癖の問題が指摘されている。つくづくよく検討されている。。 自分の場合は、まっすぐか左斜めに砥石をあてるとまっすぐのようでも、右にふるとすりがきつくなっていく。いわゆるねじれ面を形成しやすいようだ。砥面が上にむいているとすると、左上が下がって右上が高い。 さらに、手持ちの人造砥を修正していく。デバド龍の修正だが、結構厄介なことがおこる。というのも、デバドサイズは、通常のサイズより大きいので小さいもので大きなものを調整する必要が出てくる。手順としては、ベスター1200ですり合わせの位置を動かしながら調整。調整でベスター1200の平面精度がおちるので、これをまたPAPA2000,黒幕1000などを使って修正しなおし。次にPAPA2000でデバドを修正、でPAPA2000をベスター1200で修正、、、と修正しながら修正していく。 デバド龍は1000,2000と4000,6000の4面あるので、これらを順次修正する。 こんなまどろっこしいことをしているのは、切り出しの裏の面を調整するのにデバド龍の極妙面で面をだしたかったからだ。 次にようやく天然砥石の修正にかかる。人造の修正を先にしたのは、最終的には天然砥石の修正をしたいからだ。修正をするには修正された砥石が必要である。できれば、全ての天然砥石を修正したいのだが、すでにだいぶ時間をつかっているので、今回は新大上と剃刀砥の修正を試みる。やることは、修正した人造砥石とすりあわせて面を出していく。電着もつかってみたが、滑る感覚もつよく簡単に面がでるわけでもない。 周辺部がおちているようだが、これらを全て修正しきれず6−7割程度の修正で一旦諦めた。今後使用していく過程で真ん中が下がっていくので、そこから修正をかけていけばそのうち全域が使えるようになるだろう。 結局自分がやったことは全てお研ぎの国で検討されていて、特に新しいテクニックがわかったわけでもなく、まだまだ平面度が甘いということがわかった段階。
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