のぶのブログ

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

包丁研ぎ

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人造砥石えらび

人造砥石


研ぎかたをアドバイスするという流れで砥石についてもいくつか質問があります。まだこれから研ごうという人たちなのでどんな砥石を買ったら良いかもよくわからないという人たちです。研ぐ対象は家庭用の包丁が中心です。極端な話、キングの中砥を買ってくださいという選択肢もあるわけですが、もう少し検討してみました。できればお勧めしたいのが、すくなくとも中砥1本と仕上砥1本です。どうしても予算的なことがあったりともかく一本でとなると、コンビ砥石という選択があります。ところがコンビ砥石はそれはそれでいろいろあることも分かってきました。

砥石屋さんで話を伺ったのですが、例えばベスター1200というのを基本に考えて(ビトのWA1200)、そのまま4000番とかは無いのですかと聞くとそれは難しいそうです。WAを高温で焼く場合は粒度的に細かくなってくると難易度があがるようで、2000番クラスでも難しいといいます。現実に2000クラスのビトでもよく研げるという評価もある一方で、時々地を引くような感覚というか、砥粒の撹拌の問題か、一部凝集してしまうのか刃物の刃先にダメージを与えてしまうことがあります。このことは複数のメーカーの製品にたいして、複数からきいていますし、自分でもみています。さらに3000で焼くとなるとさらに難易度が上がるようです。4000では、、焼けないことはないけれど一般商品化は難しいといいます。

ビトリファイド製法(高温で焼いて固めたもの)の砥石は高温で焼いているので途中の結着剤というか接着剤というかそういうものはほとんど飛んでしまっているので気泡がのこり、そのため吸水性もまし、よく研げる感覚になります。ただこれもつくりによってはがさつく感じになったりもするようです。

では、一般に4000番程度で出ている砥石はというと、作りとしては低温で焼いているというか乾燥させているというかそんな感じでつくられているようで、完全に水につけ込んでも大丈夫とも言い切れない状況です。したがってよくでているのはレジノイド(ボンド系)のものも多いです。
こちらの砥石は水をかけただけで研げるという表記のものが多く、研ぎ感もすこしねっとり、まったりした感覚があります。

ついでに書くとマグネシア製法というのもあって、こちらもつけ込み禁止の砥石です。
サンヨーの4000を最近使っていますが、なかなか面白い研ぎ感でまったり良く研げるという印象です。

人に勧める砥石として考えているバージョン
1。 ともかく安く1本といったら、 キング1000か1200か剛研1000か1200(予算1500円)
2。一本で済ませたいけど仕上砥石も欲しいとなったら、コンビ砥石の1000/4000
 幅広のコンビといったら1000/6000 予算3000−4000円
3。二本かってもよいといったら1000か1200と4000あたり
ベスターの中砥と、いわれたこと忠実にまもれそうならサンヨー4000 予算6000円
気にせず水につけ込んでしまいそうなら、4000はなかなか勧められるものがない。(ここが悩みどころです。)

6000番以上が欲しい人は結構研ぐ人でしょうからすきなのを選んで研いでみてほしいと思います。
無難にはキングS1その上G1/嵐山、北山あたりでしょうか。

スエヒロの砥石は研ぎ感もなめらかで使いやすいと思います。安いものと高いものがありますので好みで選べば良いと思います。

お使いの砥石で情報などあればコメントお願いします。

ステンの柳刃

ステンの柳刃


あきらパパさんのところの在庫品がまだ在庫していました。これに関しては、どちらかというと資料的な意味合いも強いものですが、ともかく見てみようということで引き取りました。
ステンレスの柳刃は8Aなどをつかった全鋼ものか、銀三の合わせなどいくつか種類がありますが、これは変わっています。三層利器材から片刃構造をつくっています。
尺の長さにしては少し薄め。柄もほそめでふぐ引きのような雰囲気ですが刃線は柳刃形状です。

ステンらしい?光りかた。
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裏を見ると三層であることがわかります。
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表10x
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表60x
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裏10x
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裏60x
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カメラが変わってしまってセッティングがあまく、暗かったりぼけています。

子供相手にお寿司やさんごっこをするときなど、いちいち包丁を拭いていられないのでステンも楽かと思って使いました。ステンといってもほったらかしにすると少し変色はするようです。
また顕微鏡画像からも刃先は8Aやグローバルのような粘り系ではなく、わりとぱりっとした感じのようです。刃先にはほとんどカエリはみられず、むしろ細かい欠けのように見えます。梱包材を切った感じは食いつきの良い切れ味で、紙も滑らかにきれます。

使用砥石 表 極妙2000、サンヨー4000、裏サンヨー4000

サンヨー4000はなかなか面白い砥石で水をかけただけでも使えますし、少し水分含んでくると研ぎ感がしっとりしてきます。

舟行 柄付け

舟行柄付け

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この後また研ぎ直しました。

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もとがもとでしたので適当に仕上げました。
裏もみていられないじょうたいだったので、リューターで適当に削りました。おかげでムラがでています。
しこしこと磨いていけば消せるかもしれませんが、そこまでしてもとおもいやっていません。
平も錆のあとがのこっています。
切刃はかなり強いハマグリで鎬もゆるゆるでしたが、てきとうにつけました。この包丁の構造がよくわからないのですが、全鋼を部分的に焼き入れしたのでしょうか。ちゃんとといでいないから刃境が見えないのか。。裏をみても地合もみえないです。

もっともこまったのは裏の凹みです。もっともよく使いそうな真ん中部分で裏に凹みがあるので片刃仕様でとごうとおもっても砥石があたりません。結局ごまかしの、微妙な浮かしと砥石の角など研いでいます。次に別の人が研ごうと思っても研げないと思います。

柄はプラの安物です。ネットで買いましたが、よくわからないので込みの厚みで二種類かってみました。結局薄いほうであいました。

使用砥石 WZ400 WZ1000 剛研玄人#1000 サンヨー#4000 など

剃刀の研ぎ

剃刀研ぎの考え方


剃刀については時々考えをかいていますが、あらためて少し書いてみます。皆さんのご意見いただけたらと思います。

剃刀を研ぐ時の方法(流れ)はいろいろいわれていますが、例えば名倉を順番に使うような方法も示されています。おとっとさんのところのブログでも話題になった三河名倉コマを剃刀に使うという話もありました。細かさだけでいえば目白のほうが細かいといいます。ではなぜ、目白ではなくてコマが剃刀によいのかというのがまだ自分の中で咀嚼できていない部分です。

細かい砥石で研いだあと、さらに青棒やその他の研磨剤などで最終仕上げをすることもよく行われます。顕微鏡で観察してみると細かい研磨剤で研磨された刃先は非常に滑らかになり光学顕微鏡では条痕なども見えなくなります。そして革砥などの弾力性のあるものを使って磨いた場合は刃先は若干鈍角化されます。(先端径が大きくなるという意味ではありません。)

そこで問題なのがどの領域でそのような刃付けが効果的なのかということですが、毛の直径は産毛のような細いものから剛毛のものまであるようですが、およそ100μm前後のようです。最終的な使用時の刃先に条痕がのこらないような状態で剃るなら、研ぎに関して途中の行程が最終的に影響するのかというのが疑問です。簡単にいえばコマでといだあと青棒にいくのと目白でといだあと青棒にいくので最終的なそり味など違いがでるのかということです。疑問があるなら試せば良いではというご意見ももっともですが、すでに試されている方がいるならお声を聞いたほうが良いと思って書いています。

剃刀はテストにかなり時間のかかる刃物で、自分の場合自分の髭しかそらないのでがんばっても一日一人分しかそれません。1ヶ月かかってようやく30回連続使用の結果が出ます。4月に研いだレザーにかんしてようやく一つ切れやんできたかなと思って次のレザーを使い始めたところです。今は研ぎに関する行程はほとんど同じで剃刀(レザー)の違いを見ています。ということでこの調子だと、名倉を変えた時の研ぎをそれぞれチェックしようと思っても何年もかかりそうな話になってしまいます。

話を戻して、もし滑らかな刃先が最終点だとするならば途中の研ぎに関してはあくまで作業工程の短縮のためにあるのかという見方もあります。これは中砥などの履歴を残さないならという意味です。作業短縮化のためだとするならば、いきつく過程はいろいろあってよいということになります。

天然砥石をつかった研ぎはミクロな表面を観察した時にみられる砂嵐のような模様が特徴ですが、もしこれをけしてしまうのなら、天然砥石を剃刀に使う必然性というのが薄れてしまうように思います。剃刀も地金や鋼に特徴的な模様や層をもつものもあり味を楽しむという意味では理解できますが、たんに刃先で髭をそるという意味で考えた場合効果的かどうかということです。

もし上記の化粧的な意味合いではなくやはり天然砥石などの効果があるとすると刃先ではなく、そこから少し離れた領域で(毛の太さ程度の範囲100μm)切削抵抗を減らすための凹凸模様という可能性はあると思っています。こうなるとまさに絶妙な刃付けということになり切り刃の微小な領域の研ぎと刃先の滑らかな研磨の二つの行程が必要となります。

剃刀を研いで使われている方の率直な意見をお聞かせください。

柄の割れた舟行

柄のわれた舟行


ひさびさの、強敵です。
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柄がぱっくり割れて、裏もスキが見えない状態。刃先は洋包丁のようにとがれてしまっていて、片刃としての復活が可能かかなり怪しい。
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柄は間違いなく使い物にならないので割ってはずしました。かろうじて中子も残っていたので何とかなるか。。

まったくやる気もでませんが、適当に研ぎました。
問題は裏で、片刃として再生できるかみるために砥石をうらからあてて当たりをみます。相当内側であたっていますが、徐々に裏押ししつつ、表を削りのセットを繰り返しぎりぎりのせんに追い込んでみました。それでも裏を平にあてることは難しいので微妙に峰を浮かしつつ探っていきます。中砥のカエリがとれるぎりぎりのラインを探します。それでも真ん中ふきんで裏が研がれてしまっていてあたりません。表側からいくと、4mmぐらい削りたいところですが、あと2mmぐらい表からといでつじつまをあわせようかと思います。
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いっそのこと洋包丁のよう両側から研いでしまうのもありだとはおもいますけど、やるだけやってみます。
あと問題は舟行の柄ってそのへんで売ってないんですよね。。薄刃用で代用することになるかもしれません。

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