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仁淀さんから沢山の砥石を預かっていますが、その砥石チェックのためにどのようなことをしたらよいのか考えています。順序は入れ替わりますが、直近の結果をだします。
前回特義製鉋の研ぎをだしましたが、砥石チェックに使えたらよいなとも思っていました。ところがご覧の通り刃先にはかなりこぼれが見られるのでなかなかチェックには向かないだろうと考えました。そこで別の鉋を持ち出してきました。他にも手をつけましたが、今回テストに使用したのは小の鶴(58mm)鉋。
こちらの刃先はカエリがでる、どちらかいえば甘めもしくは標準的?な挙動かもしれません。
以前砥石チェックではサンヨー4000でリセットをかけてその後の変化をみるということもしました。ところがこれでは4000の傷なのか他の砥石の傷なのかが判定が難しいという問題がありました。そこで、一旦鏡面化して傷をけしてから砥石をチェックするようにすればよいのではと考え、鏡面化するにあたってどの程度の手間がかかるか、またどこまで出来るかを確認しました。
(記載ない場合、表からの観察で倍率 10x)
途中省略で、
田中砥石3000から梨子地模様
サンヨー4000
エビスーパー10000
エビスーパー10000 ピントあわせ
なにわ純白8000
エビスーパー12000
エビスーパー12000 +0.3ミクロンWA
もういちどエビスーパー10000
エビスーパー10000 で角度を変えて傷をみた。
再度12000 +0.3 に裏押し10000、12000 線状痕は少ない。
60x 若干刃線が波打っている
表ばかり研ぎ続けると刃先がだんだん裏にかえっていって、その後裏押ししても刃線がそろいません。
これを避けるには適宜裏押しをするか、一旦刃先をそろえる操作を入れる必要があります。
最終的に研ぎ方向の線状痕が残りました。これがどうしておこるのかを知りたかったのですが、具体的にはわかりませんでした。刃物から脱落するものが原因なのか砥石から脱落するのが原因なのかです。名倉などを使って梨子地にしてしまえば見えなくなりますが、完全に鏡面で線状痕なしというのは少し難しそうです。目視でも光の加減で筋は見えます。
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