校長日記

子ども第一主義の学校を!

教育総論

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きょうは、職員会議で、私の今年度の方針を話した。
A4で4枚になるプリントを配布したが、
要は、子ども中心主義で行きましょうという確認だった。

朝会は、学校からの一方的な話だけでなく、
子どもに発表の場を提供すること。

普段の授業でも
子どもを受身にさせず、
子どもの活躍の場をふんだんに設定すること。

机上のペーパー学習だけでなく
体験を通した学習、
地域の人々と触れ合うことによって
子どもの成長を促す計画を立てること。

などだ。

最後に、合言葉を再確認した。

子どもも教師も
「よくまなび、ささえあって、いきいきと」だ。

「私は、その先頭に立つ。」と
宣言してしまった。

会議が終わって桜を見に行った。
ああ、
とうとうすべての桜が満開になってしまった。

まあ、悪いことではない。
気持ちを切り替え、
「入学式まで散らずにもちこたえてね!」と
思わず、桜に叫んでいた。

きょうは、校内研究会のまとめの会があった。

フィンランド・メソッドで頭の中はいっぱいだったが、

先生方の意見を聞くことに集中した。

子どもたちの伝える力が低下していること。

発想が貧弱になっていること。

語彙が少なくなっていること。

本離れが進んでいること。など、懸念材料がたくさん出た。

私のほうからは、何も言わなかったが、

次年度は、国語で研究することが決まった。

最後に、私の方に話がふられたので、

「学力世界一のフィンランドは、

王道を歩いている。

発想を豊かにする方法や、

表現方法をしっかり教えている。

国語がすべての教科の基本ととらえて大切にしている。

みなさんが、国語に着目して研究しようとしていることに敬意を表したい。」

と、話した。

校長が、ひっぱってがむしゃらにやる研究だけはしたくない。

形にこだわらず、子どもも教師も真の力がつく研究をしたいと強く思った。

北川達夫が書いたフィンランド・メソッド入門を読んだ。

「競争でもない。

 ゆとりでもない。

 詰めこみでもない。

 放任でもない。

 本当の教育が

 ここにある。」

と、冒頭に書かれたこの本は、日本の教育に足りなかったもの、日本のこれからの進むべき道を示しているように思えた。

学力低下が叫ばれ、

学力テストで競争を仕組まれ、

ドリル学習を薦められ、

塾の手法を学べと叱咤され、

民間の経営手法、

つまり成果主義で学校を変えろと脅され、

教師ではない経営者が校長になる。

変な、教育界になってしまった。

本当に必要なのは、豊かな発想力であり、

先を見通す論理力であり、

外国の人々とも協力できる、

コミュニケーション力ではないのか。

そう思っていた手本がここにあった。

次年度から、地教委の指定を受けて研究を始めるが、

小手先の研究にはしたくない。

教師全員が、やってよかったと思える研究にしたい。

そんな思いがふつふつと湧いてきた。

この本が、先生たちと語り合えるいい材料になると手ごたえを感じた。

うれしい!

私は、小学校の校長をしている。若い人たちのブログとそれに対する励ましの言葉を読んでいて「いいなあ。」と思った。自分の若い頃は、一人で悩み、もんもんとしていたものだ。これから団塊の世代が一斉に学校を去り、急激に学校は若返る。管理職も様変わりするだろう。そうした激変期には、画一的な管理を強めて乗り切ろうとする傾向が出る。しかし、管理職が教育者の側面を捨て、強力な支配者になった時、教員の自由度が低下し、アグレッシブな活動ができなくなる。そうすると、その影響は子どもに如実に出る。そうはしたくない。私は、あと3年の任期の間に、若い人たちに新しい管理職像を描いてもらうために、反面教師として自分の姿をさらけだそうと思った。だれかが管理職をしなかればならないのだから。
学力テストで世界一をとりつづけているフィンランドでは、教師が大切にされている。教育に金をかけている。給料は少ないが国民的支持があるため、なりたい人が多い。学歴はほとんどマスター以上だという。競争など無縁の世界だ。
 日本は、そうしたフィンランドの教育には目も向けず、ひたすら、イギリスとアメリカの後追いしか考えていない。イギリスではリーグテーブルが実施され、全国一斉テストですべての学校がランク付けされている。「競争が学校を変える」という論理だ。しかし、上位の何校かは、別としてほとんどの学校は、マイナス面を指摘され針のムシロ状態になる。それでは、校長に成り手がいなくなるので、高い給与を出してスーパー校長を募集している。それでも成り手がいないという。子どもに与える影響も大きい。下位校では、反抗する生徒が増え、「生徒を黙らせる法」というハウ・ツー本が教員のベストセラーになっているという。これを対岸の火事のようにながめていていいのだろうか。
日本は、文部科学省の方針で全国一斉の学力テストを来年から復活させる。公表については、触れられていないが、マスコミが追求するだろうからイギリスのような流れになるのではないだろうか。心配の種はつきない。もうこれ以上書けなくなったので次回へ。

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