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二百二十日の台風は雨風伴った天災だった。ガラス戸から眺める景色は、縦縞におられたレースのカーテン越しのように遠くまで見えない。雨足は篠つく雨といわれる雨脚だった。家の前の里桜の木が斜めに傾いてしまい、其の日の夕方には市の歩道管理の方に電動のこぎりで切り倒された。
この桜は、20数年前区画整理として歩道が広がり並木として植えられた。車道を挟んで両側に並んだ桜の満開時は、極楽浄土に見える見事な景色だった。
この台風で我が家の前から見える範囲の桜が3本始末されてしまった。40メートル越える台風の恐ろしさを桜が身をもって教えてくれた。
玄関前の桜は春1番に薄紅色の八重の花を鞠ののように房になって枝に咲き、枝は重さに下に撓いで、のたりのたりと風にゆらいでいた。夏は葉の繁みで歩道に日陰を作り、この道に入ると涼しい風にほっとしていた。秋は紅葉で道を彩り夕日の中小判を散らし、落ちた葉が風の中小人が走るようだった。
幹の太さは一抱えもあった。次に植えられる桜の成長を楽しみたいが、歳が付いていけないのが残念だ。20年経つと100歳過ぎるのだから、でも桜の生長を楽しみにつづけるとしよう!
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極楽浄土ですか?涅槃図などに描かれている描写でしょうか?
台風いかがでしたか?四国は中心からだいぶ離れていましたので今度は差ほどでもなかったです。
東京は皆傘などさして大変だったようです。
台風のときは雨合羽が一番です。
傘は壊れるだけでもったいないです。役にも立ちませんね。
2011/9/24(土) 午前 5:52 [ aporo ]
本当にこんな簡単に美味しい思いができるだなんて…
夢みたいだけど、ホントの話です。独身貴族にもチャンスってあるものですね
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2011/9/25(日) 午前 2:19 [ まさか・・・ ]