|
フランスの伊達男セルジュ・ゲンスブールはミュージシャンや俳優として有名ですが、実は映画監督としても4本の作品を残しています。
「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」では当時の妻ジェーン・バーキン主演で絶望的な肉体愛を描いていました。
遺作となったこの「スタン・ザ・フラッシャー」では中年男の変態的な欲望と悲哀を見事に映し出しています。
ちなみに「フラッシャー(Flasher)」とは露出狂のことなんだとか。遺作が変態オヤジの話とは・・・さすが。
<あらすじ>
売れない脚本家のスタンは、英語の家庭教師をしながら生活をしていた。外見的にも冴えず、おまけに勃たない。
スタンは自分が女子学生たちの目の前で下半身を露出することを妄想する。
そして教え子のナターシャへ幻想を抱き、その体に触れてしまったがために刑務所送りにされてしまう。
出所後、自宅には妻の姿は無かった。絶望したスタンのとる行動とは・・・
いやいや変態映画のようにみえて実はやっぱり変態映画なんですが・・・。
とにかくこの映画は冒頭のシーン、「女学生の集団が階段に腰掛けているのを下からあおって撮影したショット」がすべて!といいたいくらい、男どもの下卑た欲望と幻想が全部あのワンショットに詰め込まれているような気がします。
「じゃあその後は観なくていいじゃん」という突っ込みはおいといて、そういった中年男の絶望的な変態性欲を題材にし、作品中に濃密なエロの空気を漂わせながらも、ラストでは何故か神々しさまで感じさせてしまう手腕は見事。
スゲー映画だなあ、と感動しましたよ。
久々に更新したと思ったらまたまたこんな作品でごめんなさい。
|
これが仏映画だと何故ーかオシャレに見えちゃったりする、のですか?ねぇ。ストーリーを話すとどうしようもないのに、映像で全てカバーってフランス映画に多いような気もします。でもそういうの好きです。
2005/4/19(火) 午前 2:34
まあこの作品に関しては全然お洒落ではないですが・・・あっ記事に書いたファーストショットはお洒落か。ゲンスブール=お洒落ってイメージがあるけど、実は結構泥臭い男だったんじゃないかと思います。
2005/4/19(火) 午前 3:45
セルジュの作品はどれもいい〜です。ここまで男視点でやってくれると気持ちいい(笑)ちなみにワタクシ、ヨメサンにセルジュに”スケベそうな顔の部分だけ”似ているそうです。いやどうでもいいんですが。
2005/4/20(水) 午前 8:00 [ リコ ]
ぷぷぷ。スケベそうな部分だけ、というか彼の顔はスケベそのものですよ。でもモテるんだよなあ。羨ましい。
2005/4/20(水) 午後 9:55
スタン・ザ・フラッシャーを現在の映像技術でリメイクしてほしいと
思います。
2012/3/23(金) 午後 9:13 [ タロウ ]