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鼻水垂らしたクソガキだった時分から人見知りが激しかった僕は、薄汚れた大人になった現在でも 基本的に人付き合いが苦手です。一体どうやったら上手くコミュニケーションがとれるのか? よくわからないので、普段人前では寡黙でクールな渋い男で通しているワケなのですが 誰かと二人っきりになったときなどが困る。なにが困るって、あの気まずい空気が怖い。嫌だ。 特に顔見知り程度の人と一緒だとパニックです。沈黙に耐えられなくなって自分から話しかけてみたり。 なかう 「○○さんは休みの日とか何してるんですか?」←ホントはそんなこと全然興味ない 顔見知り「…う〜ん、別に…ただゴロゴロしてるだけっすよ」 なかう 「…せっかくの休みなんだからもっと有意義に過ごしましょうよ」←オマエが言うな 顔見知り「…そうっすねえ…」 なかう 「………。最近………寒いっすねえ………」 最悪だ!ああ、こんな「空気」に決して動じない、真に寡黙でクールな渋い男。そういう人に私はなりたい。 <あらすじ>
鳥取の寂れた温泉街。 顔見知り程度の関係で、共に駆け出しの脚本家・坪井(失恋中)と映画監督・木下(童貞)。 二人は共通の友人・船木の誘いでやって来たのだが…肝心の船木が遅刻!まだ東京にいるらしい。 仕方なく、温泉宿に部屋をとるのだが…なにをすればよい?気まずく釣りなんかしてみたりする。 翌日。船木との連絡がとれない。真冬の海岸で気まずく佇んでみたりしていると、 突然!ほとんど素っ裸の若い女が走り寄って来るではないか!!おののく二人。 聞けば彼女・敦子も東京からやって来ていて、泳いでいたら服や荷物が流されてしまったのだとか。 なんだか妙な展開だが、なんとなくそのまま3人での旅が始まるのだった… つげ義春『リアリズムの宿』『会津の釣り宿』をベースに『リンダリンダリンダ』の山下敦弘が監督した作品。 正直言って原作は読んでない…たぶんウチにあるので今度読みます。原作とは全然違うらしいですが。 映画のほうは面白いです!いや、かなり気まずいんだけど。僕の苦手なイヤ〜な空気が溢れてる。 自分がこんな気まずい目に遭うのは断固拒否したいですが、他人のそれを見るのは実に楽しいですなあ。 主役の二人の微妙な「間」がたまらなくおかしい。「ああ〜わかるわかる」と共感しつつニヤリ。 ニヤリ。です。爆笑!ではなくて、このニヤリ。が重要なんだなあ。うむ。ニヤリ。 謎の美少女・敦子の登場で二人の関係に変化が…と期待しても、劇的な事件は起こりません。ニヤリ。 少しは打ち解けたところで「女が脱いだ脱がないの判断基準は何か?」とか、くだらない話でまたニヤリ。 金が無くなってきて、さらに気まずい展開に…ニヤリ。 『リンダ〜』もそうだけど、山下監督は「間」とか「空気」を作るのが上手いですねえ。 この映画をせっかちな奴が作ったら、30分くらいになっちゃうんじゃ?でもそれじゃ全然面白くないですね。 あんまりニヤニヤしていると、真に寡黙でクールな渋い男にはなれないので以後は自粛します。ニヤリ。
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そういう「間」を楽しむ映画って好きだなぁ。
泳いでいる間に服や荷物が流されてしまった女っつーのもあり得なくて笑えるw
一人ニヤリを満喫したいですね。
2007/12/12(水) 午前 5:37
「間」は重要です!なんでもかんでもテンポよく見せりゃいいってもんじゃないですね。
ゆとりが大切。
泳いでいる間に…ってのはたしかにありえない。真冬だし!
しかもいきなり裸で走り寄ってこられたら、いくら可愛くてもビビるよなあ、そりゃ。
そうそう、この映画は一人でニヤニヤしながら観るのに最適です。ニヤリ。
2007/12/14(金) 午前 3:20
これおもしろそうですねぇ。
オイラも気まずい空気から逃げるために墓穴を掘るタイプなんで、観てると痛くなりそう。いや他人だからニヤリ。
どうでもいい話ですが、欽ちゃん劇団出身のはしのえみって「間」をとる間隔の正確さはハンパないそうです。ニヤリ。
2007/12/14(金) 午後 1:28 [ リコ ]
空気を変えようと必死になればなるほど気まずくなっていく…
わかっているのに毎回やってしまうんだなあ。学習能力がないんでしょうか?
浮き沈みの激しい芸能界で、はしのえみがそれなりに生き残っているのは間の取り方が絶妙だからなのでしょうか。最近の欽ちゃんは少々妙な間がありますが。どうでもいい話ですが、数年前に廊下ですれ違った本物のはしのえみは意外と可愛かったです。ニヤリ。
2007/12/15(土) 午前 3:23
良いね〜気まずいね〜。この「空気」と「間」大好き☆
童貞→山本浩司がイイ味出してました。彼はいつもイイ
やはり脱いだ脱がないのポイントはティクビでしょー。ってどーでもいい話の展開もスキ☆いいね〜。
つーかこの作品の話が出来るのが、めっさウレシい。ニヤリ
山下監督ラブ☆ニヤリ
2007/12/15(土) 午前 5:30
気まずいのが良いというこの矛盾っぷりがまた良いですね。
童貞監督の人は初めて見ましたが、彼にはかな〜り共感しましたよ!
童貞という巨大なコンプレックスを抱える男の心情を上手く表現出来てました。
今となってはどうでもいいこだわりだったりするんですがね。
脱いだ脱がないは、やはりティクビですね!これは全く同意見でしたっ!!!
山下監督はまだ2作品しか観てないけど、さらに観たくなりました。ニヤリ。
2007/12/16(日) 午前 3:08
『30歳以上で未経験で、一生そのままの確立は78%』って聞いて焦ってたけど、やっと卒業できました♪
まぁ、最後は裏技http://movie.wch.jp/d-pre3/?FEg3A8n4.html 使ったからだけど、ソープ行って病気移されるよりはマシでしょww
2007/12/21(金) 午前 7:25 [ 夏侯惇 ]
これはまったく知りませんでした。
気まずい。っていうところに焦点を当てたところがおもしろいですね
邦画は最近奥深いですよね。
2007/12/30(日) 午後 6:38
夏侯惇さん、そりゃあ良かったですね。
しかし一説によると『30歳まで童貞だと魔法が使えるようになる』らしいですぞ!
『妖精になれる』という説も…つくづく残念でしたね。
あ、それと「確立」じゃなくて「確率」ですね。
裏技使う前に日本語を使えるようになりましょう。ニヤリ。
2008/1/2(水) 午前 10:39
カルさん、夏侯惇の後にコメントつけてくださってありがとうございます。
こいつのようなクサレ外道と上品なカルさんのコメントが並んでしまっているのが気まずいです。
日本映画にも奥深いものはいろいろありますね〜昔のほうがたくさんあるような気もしますが。
「最近、邦画が元気!」って言われてるけど、なんか薄っぺらいなあ…と眺めております。
もちろんいい作品もありますけど、全体的には軽すぎます。ニヤリ。
2008/1/2(水) 午前 10:51
どもっ、かなりご無沙汰しておりました!この作品は劇場で観たのですが「気まずい空気」がホントよく出ててニヤリ。最初の駅のシーンでいきなり携帯で年齢の確認してるとこで笑っちゃいました!日本的ってね。
また観たくなりましたぁ
2008/1/19(土) 午後 1:07 [ elvisman777 ]
うおおっ!elvismanさん!お久しぶりです!
ああそうそう、そんなシーンもありましたね。あれもニヤリ。でした。
相手が年下だとわかった途端いきなり敬語使うのをやめる奴、現実にもいますね。
まあ些細なことだけど。ちょっとムカっときてしまう僕は器の小さい男です。ニヤリ。
2008/1/20(日) 午前 3:36
個人的には『天然コケッコー』の方が好きですけど、これはこれで山下監督らしい映画でした。
TBさせていただきます^^
2009/1/25(日) 午前 3:24 [ user t ]
いやあどうもどうも。すっかり放置してしまってすみません。
『天然コケッコー』は未見ですが評判良いので気になってます。
観てみよう・・・といっても最近映画を全然観ていないのでいつになることやら・・・ニヤリ。
2009/8/19(水) 午前 1:08