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恋愛というのは実に難しい。偉そうに語れるほど大した経験をしてきたワケでもないですが。 好きになると、自分も好かれたいから彼女の嫌がることはしたくない。束縛したくない。自由でいて欲しい。 しかし好きになればなるほど相手が他の男と楽しそうに話しているだけでなんかムカツク。 これすなわち独占欲であり支配欲。大いなる矛盾。 しかも他にナイスな女子を見かけると、よからぬ妄想にふけったりもする。どうもすんません。 …愛と性。このふたつは同じ物なのか?愛で束縛すると性も束縛されるのか?自由とはなんだ? 愛とは自由を奪うものなのでしょうか?性を解放することは本当に自由なのでしょうか? そういえば最近「裏技使って童貞を卒業できました」とか「新年早々生ぬぷぬぷで気持ちよかったぉ♪」 などと抜かすコメントがつくのですが、こういう輩もやはり性の解放を実践しているのでしょうか? つうか単なる馬鹿ですね。というか悪質なサイトへの誘導なんでくれぐれもクリックしないでください。 <あらすじ>
現代(1969年)。ホテルの一室で中年男との性行為にふける女子大生・永子。 その様子を眺めていた青年・和田からの求婚を受け、彼女は彼と行動を共にするようになる。 大正時代の婦人解放運動家・伊藤野枝は上京後に出遭った大杉栄に心酔し、急速に惹かれていく。 大杉はアナーキストであると同時に恋愛自由主義者で、妻の他に女性記者とも関係を持っていた。 一方、永子は売春容疑で警察の取り調べを受けた。伊藤野枝の生涯に思いを馳せる永子と和田。 野枝と大杉の関係は密接なものになっていた。恋愛感情に束縛され、身動きがとれなくなっていく二人。 全てを解放するため野枝がとった行動とは、そしてその後に起こる悲劇とは… これは大杉栄と伊藤野枝という大正時代に実在した二人の思想的運動家の恋愛を引き合いにして 現代(60年代)の若者たちの思想や性の解放を描いた(のだと思う)吉田喜重の渾身の一作です。 …しかし難しい!というのは、現代と大正時代が交互に描かれるのだけど、その境界が実に曖昧というか よく見ると野枝や大杉が登場するシーンの背景が現代の東京だったり、永子と野枝が会話したり、??? 日陰茶屋事件や大杉&野枝の虐殺事件などの史実を忠実に描いているわけでもないし。むしろ幻想的。 大正時代かと思いきや、実は野枝や大杉は現代に現れた亡霊なんじゃないか?などと感じてしまいました。 現代に生き、性に解放的な(フリをしているだけ?)永子。 大正時代に生き、恋愛に縛られながら自らの理想の追求のため、それを突破しようともがく野枝。 二人の女性をシンクロさせた先に見える愛とは?自由とは?革命とは?死とは? 60年代という時代の空気が充満、そしてスタイリッシュで美しい映像に圧倒される映画でした。 しかし和田役の原田大二郎がですね、奇声を発したりして非常にむさ苦しいです。この人昔からこうなんだなあ。
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なんだか気になる内容です
観てみますね
2008/1/10(木) 午後 10:52 [ urb*nre*erc*12* ]
多少の予備知識は必要かもしれないけど、
こういう前衛的な映画は何も考えずに観るのがよいのかもしれないです。
しかし3時間半という長い映画なのである種の覚悟は必要かも?
2008/1/12(土) 午前 10:41
成る程 了解しました
心して挑みます^
2008/1/12(土) 午後 8:51 [ urb*nre*erc*12* ]
う〜〜ん渋いです。
このあたりの作品はまったくといっていいほど見ていませんね。
現代と大正時代が交互にでてくるのですか。
でも美しい映像である・・というところが気になります。
2008/1/12(土) 午後 11:58
クロエさん、長い割に不思議と退屈はしませんでした…僕の場合は。
こういう作品は一人でじっくり鑑賞したいものです。
2008/1/13(日) 午前 3:53
カルさん、僕もそれほど観ているわけではないですが、
この時代の日本映画は凄く濃い作品が多いような気がします。
舞台は現代と大正時代なんですが、はたして本当に大正時代なのかどうかも怪しいです。
映像は実にカッコいいです。みとれてしまいました。
2008/1/13(日) 午前 3:59
画像、友近似!って…んなこたぁ〜どおでも良いんだが…
オモシロそーじゃないですか!私、好きそーじゃないですか!
ん〜たまりませんねぇ(ヨダレ)
まずタイトルが良い!絶対観ます。します!
2008/1/13(日) 午後 9:16
どうでもよくないっす!僕もずっと友近に似てるなぁ〜と思いながら観てましたよ。
吉田喜重の伴侶・岡田茉莉子なんですがね…こりゃ友近です。金髪ヅラは被りませんが。
あっオモシロそーですか!好きそーですか!たまりませんか!ヨダレですか!
タイトル良いですねえ。カッコいいですねえ。是非観て下さい!で、なにをするんですか?
2008/1/14(月) 午後 10:31
なんぞこれ!!
マグロやっとるだけで、マジ金振り込まれてたんやけどww
http://pak3.net/md/plu764w.html
2008/1/17(木) 午後 8:23 [ トミー ]
なんぞこれ!!
気弱な性格が災いして、性の解放に慎重な僕には何のことだかさっぱりわかりませんが、
きっと悪質なサイトですね。世の中そうそうウマい話はないと思うので
クリックしないようにします。
2008/1/17(木) 午後 9:25
昔の夜想のヌーヴェルバーグ特集で、日本のヌーヴェルバーグとしてこの映画が紹介されてました。興味あったんですが、未見でした。難しそうですが、他の日本のヌーヴェルバーグも良さそうでした。
岡田茉莉子さんは綺麗でしたね〜。この頃の女優さん、若尾文子さんや岩下志麻さんとか、みんな本当に美人ですね〜。
2008/1/24(木) 午前 1:41
ウチにも最近、”なんぞこれ!!”系のコメントがよく入ります。
というか、↑とまったく同じのが入ってたことが。
他の方のサイトでも見かけたことがあるので、知り合いのサイトから
どんどんつながって広がってるのかもしれませんね〜。げっそり。
ところで、原田大二郎は、そんな昔からそうだったんですね・・・。
2008/1/24(木) 午前 3:29
かりおかさん、そうそうこの作品はヌーヴェルバーグから多大に影響されているそうです。
思想的にも当時の雰囲気が滲み出ていますね〜。
この頃の日本のヌーヴェルバーグと言われている作品、まだまだ観てみたいです。
ああ、この頃の女優さんの凛とした佇まいはステキです。
なんというかキレイなだけじゃなくて、しっかりとした芯があるような感じ。
2008/1/29(火) 午前 2:54
SHIROMIさん、なんぞこれ!!
最近この手のコメント多いですね。しかも知能低くてつまらんし。
推測ですが、こういうのって知り合いからつながっているんじゃなくて
新着記事に無差別に一斉にコメントするようプログラムされているんじゃないでしょうか。
「コメントチェッカー」て機能があるけど、自動的に削除してくれるわけじゃないみたいです。
ところで原田大二郎は…棒読みで大袈裟。そんな時代だったと言われたらそれまでだけど。
2008/1/29(火) 午前 3:07
どうもお久しぶりです。
確かに原田大二郎は暑苦しかったですね(笑)。
個人的にはこれより「戒厳令」の方がおもしろかったです。
これはもうひとつ切れがほしかった印象です。
2008/9/13(土) 午前 2:58 [ miskatonic_mgs_b ]
miskatonicさん、お久しぶりです。
原田大二郎には正直ちょっとイライラしました。
なるほど切れですか〜そういわれるとたしかにそんな気もします。長いし。
『戒厳令』と『煉獄エロイカ』は是非とも観たいと思ってます。吉田喜重はほかに『秋津温泉』しか観ていないんですよね。テイストは全然違うけど良い作品でした。
2008/9/17(水) 午後 9:37
観てしまいました。スバラシくカッコええ作品でした。
もう〜いちいち凝っててオモシロかったです。
こーゆーのスキ。長くてもいい。疲れるけど。
「戒厳令」と「煉獄エロイカ」かぁ。メモメモ
「秋津温泉」も観ないとな。ウッシッシッ
2008/9/18(木) 午後 9:34
ええ、ええ、スバラシくカッコええですなあ。
映像だけ見ていても良いかも。ウットリ。
『秋津温泉』は良いですよ〜成瀬の『浮雲』にも通ずるダメダメ男の話です。
2008/9/19(金) 午前 3:38