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さて、今回も前回の続きです。
早速、余談ですが、僕のお世話になっていた大手家庭教師センターは、基本的に男の先生は男の生徒さ
んを教えることになっていました。例外は、女の生徒さんが男性の家庭教師を希望する場合だけでしょう
か?
なので、僕は以前に書いた書庫「家庭教師」の「グラマーで真面目な生徒さん」以外は全て男の生徒さ
んを教えていました。
さて、僕はこの家庭の準一員として、家庭教師終わりに食事を普通にするようになっていました。
大体は夕方5時頃から教えて、7時かそこらに終了するので、ちょうど夕飯時なのです。
さてやっと本題へ入れます。
この家庭で甘いことその1は、親がラブラブ(古い表現ですかね?)なのです。
ラブラブというよりは公然といちゃついていると言った方が適切かも知れません。
あまり子供(生徒さん)さんにはいい影響はないように思いました。親がラブラブなのは家庭的にはい
いことかも知れませんが、この生徒さんにとってはお父さんはお父さんではなくお父さん役なのですか
ら・・・。
さてさて、何故僕がこの家庭で夕飯を食べるようになったかというと、非常にこの家の夕飯が暗いこと
がその原因に挙げられます。つまり、僕を夕飯に参加させることで少しでも夕飯を和やかにさせようとい
う狙いが親さんにはあったように思います。
お父さんと生徒さんが合わないために、本当に夕飯は暗かったですね。誰もが無言で食べる感じです。
まあ、耐えられなかった僕がガンガン話しましたけどね。
最後の方には、夕飯だけでは飽きたらず、親さんが僕に「一緒にお酒を飲みましょうよ。泊まっていっ
て下さいよ。」と言われるようになりましたが、丁重にお断りしました。
この家で甘いことその2は、親さん(特にお母さん)が生徒さんに甘いのです。
まあ、僕の目から見て甘いので、一般的な人の目から見ると甘くないかも知れませんが・・・。
一番驚いたのは、食事の時のお母さんの一言です。ここでは生徒さんの名前を太郎とします。
「太郎ちゃーん、今日はすき焼きよ!今日はねー、太郎ちゃんの好きな、○○精肉店のお肉よー。」
僕の家では到底考えられません。精肉店のお肉だなんて!僕に言わせれば、中学生の子供にお肉の味な
ど分からないのだから(まあ、中には分かる人もいるでしょうが)、スーパーの特売の安いお肉でいいの
ですよ!
僕が子供の頃なんて、精肉店のすき焼き用のお肉なんて口にしたことがありませんでしたよ。今日は
「お肉」、というだけで喜んでいたような気がします。
まあ、子供のことを抜きにしてもこの家庭は僕が行った家庭教師先では1番裕福でした。一度「先生、
今度うちのクルーザーに一緒に乗りませんか?」と言われたこともあります。クルーザーって、あのクル
ーザーですよね?驚きました。
では、少し考えてみましょう。
何故、親さんはこの生徒さんに甘いのでしょうか(裕福だから、というのを抜きにして)?
僕が思うに、一時期、親さんが子供さんと離れて暮らしていたために、その間に子供さんの心は深く傷
付いていて、そのことを親さんは分かっておられたので、必死に子供さんの心の傷を癒そうとしておられ
たのだと思います。そして、子供さんが欲しい物は何でも買い与え、生徒さんに気を遣っておられたのだ
と思います。
特にこの親さんは、子供さんの心を物で買おうとしておられたような気がします。
クリスマスのことです。
「太郎ちゃん、クリスマス、何が欲しい?」
「うーん、トリック(ドラマです)のDVDかな。」
「それは幾ら位するの?」
「うーん、3万円くらいあれば買えるんじゃない?」(おいおい、映画ではなくてドラマかよ。)
「えー、ちょっと高いわねー。」
という感じです。あり得ません。
あくまでも僕個人の意見ですが、物を買い与えて子供さんの心を引くよりも、お父さんが、
「太郎、キャッチボールでもするか?」と言ってキャッチボールをしたり、「太郎、ボーリングが好き
らしいな。お父さんと勝負するか?」と言って子供さんを連れ出す方がよっぽど子供さんは心を開いてく
れるでしょう。
もう1つだけ僕個人の意見を言わせて下さい。
僕は親に「ちゃん」付けで呼ばれたことがありません。次郎もそうです。ただ、三郎は違います
が・・・。親が子供さんを「ちゃん」付けで呼ぶのはいかがなものでしょう?それで子供さんは親の言うこ
とをきくのでしょうか?不思議です。
例えば、
「太郎ちゃん、勉強しなさい。」
「太郎ちゃん、少しは手伝いなさい。」
「太郎ちゃん、部屋を片付けなさい。」
本当に子供さんは言うことを聞いてくれるのでしょうか?
まあ、僕は子供が出来たら呼ばないと思いますが・・・。
さて、話を戻しましょう。
この生徒さんは、秋くらいからメキメキ学力が向上し、無事に第2志望の高校へ進学しました。第2志
望とは言っても、私立高校ですが特進クラスでした。
僕が受け持った中で、2番目に頑張った生徒さんです。
家庭教師を辞めた後もたまに生徒さんからメールが来ていましたが、いつの間にか来なくなりました。
まあ、高校生活に慣れたのでしょうね。
今頃、高校3年生ですかね。
元気にしていてくれていれば、それだけでいいです。
只今の貯リクエスト率は40%(4件)です。頑張ります。
追伸:
なお、初めてお越しの方へ。
「書庫」の上の方にある、「今後のラインナップ」に(仮)タイトルがありますので、読んでみたい記事がありましたら、コメント欄その他へお気軽にお書き下さい。日々、(仮)タイトルは増えておりますので、チェックしてみて下さいね。
また、誠に申し訳ありませんが、出来れば、1番読みたい記事を1つだけ選んでもらえると嬉しいです。その記事が書かれた場合、またリクエストして下さいね。
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