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【横尾谷二俣】

朝、体調が悪かったら、涸沢出合まで下り、右岸のガレルンゼを登山道まで登り返すつもりだった。
だが意外と元気だったので、欲が出てしまった。

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【横尾谷左俣には殆ど雪渓が無い】

見上げても雪渓が見えない、左俣に入る。
乾いたゴーロを、ひたすら登って行く。
2250Mくらいまでは、全く雪が無い。

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【僅かに残る雪渓は、汚れた左岸沿いから着地する】

北穂池ノ滝が見えるようになる辺りで、雪渓が出現する。
上に乗り、左岸沿いを慎重に進む。
雪渓が中央で二分したら、汚れた左岸沿いの片割れに乗り、適当な所で不安定なガレ斜面に着地する。

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【北穂池ノ滝】

雪渓をクリアすれば、北穂池ノ滝だ。

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【北穂池ノ滝】

暫し、その姿を堪能する。

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【奥二俣は左沢に入る】

奥二俣の「軍艦岩」を見て、左沢に入る。

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【奥二俣から振り返る】

奥二俣から振り返る北穂池ノ滝も、なかなか味がある。

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【北穂池ノ滝】

既に、北穂池の台地に雪田が殆ど無いのを遠望しているので、滝の水量が少ないのも、頷ける。

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【左沢右岸枝ガレ沢から取付尾根に取り付く】

左沢右岸の岩屑ゴーロの奥に涸棚を見て、その左手斜面を登り、取付尾根に取り付く。

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【北穂池の台地に出た】

今回は、取付尾根取付から台地まで、30分かかった。
草地の草丈も高く、歩きにくい。
天狗原のコルから遠望した通り、台地に雪田はごく僅かだ。

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【殆ど干上がった一ノ池と常念岳】

ブッシュピークの鞍部から見下ろす一ノ池は、やはり殆ど干上がっていた。
鞍部から草付斜面を右へとトラバース気味に下り、涸沢方面を目指す。
草付の中の涸れゴーロを登り、岩々帯を経て黙々と登る。
ルンゼへと入る草付トラバースは、踏跡不明瞭となっていた。

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【ルンゼ右岸の逆L字から右岸尾根に取り付く】

ルンゼの中も雪は全く無く、逆L字の白ペンキ印は、すぐに見付かる。
右岸の崩れ易い斜面を登っていたら、雨が降り出す。
小尾根に乗る所で、雨具とザックカバーを装着する。

その後は、ひたすら登る。
踏跡は幾筋も付いており、悩ましいが、迷うほどではない。
・2814付近で南へと向きを変え、東稜のコルを目指す。
10Mほど下に出て、登り返す。

急な草付斜面を慎重に下降し、例の3m涸棚まで下ると、昨秋残置したテープスリングを見付ける。
使えそうなので、一段下の岩角に引っ掛け、細引をダブルにして支点とする。
難所はクリアしたが、浮岩だらけのガレ斜面は、疲れた脚には厳しかった。

北穂沢のゴーロ斜面を横断し、南稜登山道に合流した後も、全くペースは上がらない。
涸沢に着く頃には、真っ暗な中、ヘッドライト頼りにトボトボ歩くこととなった。

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