なまずの尾っぽ

富山県内、北陸各地の旧街道を歩いています。今も残る歴史風景とともに郷土史・国内外の歴史話など。

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昨日、表題のルートを歩きました。
 
福野〜城端は「城端道」のルートです。
城端〜福光はとくに資料もなく地図とにらめっこしてそれらしい道を事前に選んでおきましたが、まあハズレではなかったと思います(もちろん主たる街道ではないと思いますが)。
 
ルートは、こんな感じ です。
※いつものようにルートラボですが、今回はグーグルクロームとSafariのみに対応する版です。
 
福野〜城端の城端道は何年か前にも歩いていますが、渡ったら左折、という川を間違えていて途中が正確ではなかったので今回はそのリベンジでもあるのと、この区間だけだと距離が10キロ程度にしかならないので、福光まで足を伸ばしてみた次第です。
 
現在は合併して「南砺市」となった福野、城端、福光の旧3町は、どれも歴史があるよい雰囲気が残る町です。
いずれも過去に歩いて訪れていますが、やはりその時その時で新しい発見や気づきがあります。
※南砺市は上記3町のほか、井波町も街道的には重要な町。また、井口村、利賀村、世界遺産五箇山で有名な平村・上平村が含まれます。
とくに今回城端はけっこう町の隅々まで歩いたように思います。
またこの日、城端では有名な「むぎや祭り」が行われていて、町じゅうで麦屋節が流れる中で散策できました。
 
今回も二つのアプリを機動して測定しましたが、やはり両者は全然違い、特に今まで使ってきたauのアプリが正確ではないとほぼ確信しました。現在使っている端末機(GPSの性能)がおかしいのではと思っています。過去の記録(かなり長く使ってきましたが)が正確かどうかは、今となっては知ることができませんね。
 
■au SmartSports RUN&WALK
・距離: 30.14km
・消費カロリー: 755kcal
・時間: 297:19
・速度: 6.08km/h
・歩数: 39669歩
 
■Runkeeper
・距離:23.80km
・時間: 4:56:57
・平均分/km: 12:29
・カロリー: 1374
 
 
 〜〜ここから追記です(2014/9/15)〜〜
以下、福野、城端、福光の南砺三町について。
いずれも数度歩いて訪れていますが、記すのは初かもしれません。
3町まとめてなのは少しボリュームありすぎるかもしれません。
 
なお、今回のウォークで2人の人物に興味が沸きました。
阿曽三右衛門と川島甚兵衛の二人です。
戻ってきてからちょっと調べたのでそれらも含めて記します。
 
 
■ 福野(ふくの)
慶安二年(1649年)に本江村の阿曽三右衛門が藩に願い出て翌年から町作りに着手。この年のうちに57軒の屋並みを作り、ニ・七の日の六斉市を開いたことに始まる。
町の中心には卍型十字路があり、ここで高岡道、城端道、井波道、今石動道が交わる要所の地。
この箇所には高札場であったらしく、広くなっています。今は北陸銀行横で、富山第一銀行、信用金庫など他の金融機関が店舗を集めており、明治以降も町の中心だったと思われます。
 
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■ 城端(じょうはな)
山田川と池川の間の狭い台地の上に発達した街。
戦国期に荒木大膳が要害のこの地に城を築いたことから城ケ鼻と呼ばれる。
永禄二年(1559年)善徳寺がこの地に移り、城下町と同時に寺内町として栄える。
井口の市、山田の市が移ってきて六斎市となり、さらに江戸初に北野の市が移って九斎市となって市場町として発展。

元禄六年(1693年)には既に町家数677、人口3793、砺波平野では今石動に次ぐ規模の町になっている。

城端の発展は地勢的な交通位置によるところが大きい。五箇山や飛騨白川(白川郷)への拠点となる場所。
また陸路だけでなく、山田川を使って小矢部川に入る舟運にも恵まれていた。
五箇山産の塩硝、和紙、生糸、漆等の集積地であり、絹織物業、漆業等が盛んだった。
山田川と池川の合流点(町の北側端)で井波からの道、福野からの道が合流する。
そして町の中から福光(その先、金沢)への道が伸びる。

仏壇のお店が集中しているイメージが強烈にあったけど、今は閉店されたのか昔ほどではなかった。
善徳寺は平成の大修復で平成29年まで本堂が見れません。(´・_・`)
この日は民謡でも有名な「むぎや祭り」の日でした。
町じゅうに麦屋節が流れ、衣装を着た町衆や子供たちとすれ違いました

また今回訪れて知ったのですが、川島織物の創業者、川島甚兵衛はこの城端出身だということです。
 
 
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■ 福光(ふくみつ)
福光だけは、街道資料(たとえば『歴史の道調査報告書』など)でしっかり説明があるものに出会ったことがありません。郷土史的な資料から町の位置づけはなんとなく知っている程度ですが、津沢〜福光を以前歩いているのと、金沢〜福光、井波〜福光、城端〜福光のそれらしい道を車で走ったりしています。
 
以下のリンク先に説明が詳しいです。
『古い町並みを歩く
 
以下、上記リンク先より福光の町に7ついて抜粋させていただきます。
 
・砺波平野にあって、城端への拠点となる町、さらに二俣越を利用した藩都・金沢への拠点となる町として発展した場所。天明(1781〜89)頃は家数は376軒・人数1,922人。天保10年(1839)頃は家数671軒・人数2,960人。

・加賀藩は寛文2年(1662)には蔵宿所在地に指定し、寛文〜延宝(1661〜81)には収納蔵が設置され、南砺波地方の年貢米は蔵宿に納められた後、二股越えで金沢へ。また五箇山中で生産される煙硝・紙なども福光を経由して金沢へと運ばれた。

・福光地域は生糸と麻布の大生産地であり集散地であって、麻布(八講布)は江戸末期には加賀領内で最大の集散地となった。製品は蚊帳に仕立てられて京都・大坂・江戸に送られていた。
一方生糸(曾代糸)取引も多く、売上高は麻布の販売額を上回っていた。江戸中期には福光の生糸商人が藩用として金沢城に納め、加賀絹として名声を高めた。さらに、幕末の文化・文政(1804〜29)頃、加賀国宮腰(現金沢市)の海運業者銭屋五兵衛の、密貿易のための福光生糸買い付けに応じて、福光商人は大きな利益に潤い、豪商・資産家が続出したと云われている。そしてヨーロッパにおいても福光生糸の品質は高く評価されたという。
明治にはいり、生糸の製糸は機械化されて、アメリカなどへ輸出されたが、糸価の変動が激しく福光の製糸業は幾多の浮き沈みを繰り返しつつ、昭和初期までは福光の最大産業として君臨した。しかし第2次大戦前後には全て廃業されてしまい木工業や繊維産業が盛んになり今に至っている。
 
また小矢部川水運など使った木材の集積地としても要所であったのではないかなあと思います。
現在もそれらしい企業さんがありますしね。
 
 
さらに、今回福光を訪れて「新町」の入り口の案内板を読んで知ったのですが、福光の町も福野を開いた阿曽三右衛門によって町立てされたのだそうです。それだけでなく、津沢の町(小矢部市)もこの人が開いたのだとか。
ウィキペディアにもそのことが記されていました。
 
 
この阿曽三右衛門という人今石動城端、あるいは井波いう砺波平野の中でも偏ったところに位置した、古くからの大きな町を結ぶ拠点をつくるために福野(1649年)、福光(1651年)、津沢(1660年)という町を次々と開いた、ということなのでしょう。
 
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今回は以上です。
 
 
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土地に歴史ありですね^^

そうえいば北陸銀行って富山県が本貫地だったような〜
北海道にも支店があるんです^^

ナイス

2014/9/15(月) 午後 6:07 栞


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