南原充士の 『越落の園』

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「価値観の研究」第一部

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 価値観についていろいろ思いつくことを述べてきたら、もう50回めの記事ということになった。

 これまでは、かなり基本的なことを、抽象的に、体系的に述べてきたつもりである。

 ところどころに具体例を挿入したが、どちらかというと論理の展開に重点を置いてきた。

 50回をもって、「第一部 理論篇 」を終えたいと思う。第二部は 応用篇」として、具体例に即して価値観がどう働いているかということを追ってみたいと思う。ただ、気が向いたときに書くつもりなので、あまり定期的な記事を期待しないでほしい。もっとも、愛読者がいてくれたとしての話だが(笑)。

 最後に言っておきたいことは、十人十色といわれるように、人それぞれ外見も好みも考え方も違っている。白人、黒人、アジア人というようなちがいもある。生物種もおびただしい数がある。

 多様性が生物の価値だと言えるらしい。

 そこで、自分の価値観を磨くことと同時に、他者の価値観を理解し、尊重しようとする姿勢が重要なのだといえるだろう。

 個人レベルでも、グループレベルでも、組織レベルでも、地域レベルでも、国家レベルでも、さらには、国際関係でも、価値観は常に異なる価値観が存在し、衝突し、争いになりやすい。

 価値観はまた、全体として、また、部分として機能する。そして、切磋琢磨し、競争し、相反するテーゼが止揚され、変化し続けていく。

 したがって、価値観を担う主体が、どんな姿勢を持ち続けられるかが重要である。価値観は価値観をもった主体(ベースは人間)がとる姿勢や行動として現れる。言語と行動のように密接不可分である。

  人間がいかに偏見のない自由な精神をもてるかどうかが鍵である。

 それは、科学的に保障されない経験的な人類の価値であり、引き継ぐべき遺産だ。

 経験的な価値が社会的に認証され受け入れられるプロセスおよびその成果が価値観といってもよいだろう。

 もちろん、自然科学や社会科学といった科学的な成果とあいまった、総合的にして哲学的な価値観というものが究極の価値観としてとらえられるべきものであろう。 

 つまり、科学的に実証可能な部分と経験的にしか成り立ち得ない正義とか道徳的な教えとを総合的に組み合わせた、総合的な価値観こそ求められるものである。

 それは静的なものでなく、姿勢や発言や行為としてダイナミックに機能するものである。

 そのような「動的な総合的価値観」の形成(=人格形成に近似しているかもしれない)の努力と競合の結果として、最大限、異なる価値観が共存共栄できるような社会や国家のあり方が追求され実現されることが望まれる。

 つまるところ、究極の人類の目標は、平和と繁栄の共有であることは言うまでもない。

 「価値観の研究」もまたその目標にすこしでも貢献できれば幸いである。


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