南原充士の 『越落の園』

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詩歌作品など

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     “Some poems written and translated by Nambara Jushi”


  [Contents]

    Hydrangea
    Nothing special
    No
    A little bit
    Pastime
    Ever after
    A flag
    A song
    Structure of mind
    Refrain
    For fun
    A canoe
    Suddenly
    Soup
    Like my age
    A shadow
    Easy
    Don’t come here
    Fragment
    Shut out
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    Hydrangea

Cloudy is my heart
Tears drop and wet my hands
A taint of insanity is coming on tiptoe
A slight headache annoys a part of my deep existence

I took a nap
Dreaming of past ,present, and future
What have I done? Who have I loved?
I woke up feeling a sort of a keen sense

Yesterday I went to a shrine
And I saw flowers called “Ajisai”
I touched some of them very softly

I found they were wet a little
It made me feel comfortable and smile
Now I remember it , making sure of something bright


      Nothing Special

Nothing special I want to say
Nothing more I need
I have enough to spend everyday
I am happy indeed

The weather changes constantly
The sunshine makes me undressed
The clouds make me think reluctantly
The rain makes me depressed

I walk around my neighborhood
I hear birds singing
I see flowers along every wall

I remember vividly my boyhood
I surely enjoyed talking and dancing
I forgot where and when I lost all


      No

My desire seems to have gone away.
My libido couldn't reach where I wanted to .
My dreams are yet to come true in a way
My life is nearing the end, too

Anything will happen to you and me.
Any time I will leave here.
Any one won't recognize me.
Anywhere would do, dear .

Someday I will come back.
Someday I will talk to you.
Someday I will smile as if for the last cast.

No more days are left to fill the lack.
No more jokes are welcome to you.
No,no,no is the word I found at last


      A little bit

I can't be born again as myself
Either can't anyone of you
Knowing the very fact of myself
Thinking of the solemn reality imagined by you

How can I love myself and others
The more I know them
The more I doubt others
What a myth life is to me and to them

Come everybody and everything
Even if we couldn't understand one another today
Let's talk , sing , eat and drink ,here

I don't know the truth but I feel something
I get and lose something day after day
At last I wish a little bit of something left here



      Pastime 
             
Looking back three times quickly      
As if searching for someone beloved 
In the sunshine to arrive shortly      
In the early morning of the revived
    
Remembering the fact at last       
As if thrown away by that means      
The sudden lightning from the past    
Struck the center of the present scenes   

Too much light is cast upon the face    
So is too dark shadow heedlessly    
No way making sure of that case    

Time goes around many substances won  
Penetrating into them mercilessly     
Destroying almost everything but one 


   

小句集「秋思」

   小句集 『秋 思』  

    
     (学園の秋)

太鼓打つ 紅葉学園 応援団
秋晴れに ソプラノもあり 野球場
木隠れの 小鳥チチュチチャ 秋はずれ
コスモスの 耳を聾して 車行く
つかの間の 静けさありて 思う秋

     (言海)

小春日に しおり挟みし 大言海
秋ひとつ 思いはふたつ 数え歌
たわむれに ボジョレーヌーヴォー 文字に書く
心憂し 秋書き損じ 習字帳
人恋し 秋風に寄す 隠れ里

    (親愛)

小さな芽 潜めて揺らぐ 秋の庭
秋晴れて 嫌いたくない 顔ひとつ
とりどりの 秋のスケッチ 奏でる手

    (月影)

ぶちまけて 砂漠の月も 地に落ちて
秋雨に 濡れる月形 浮かぶ川
盃の こぼして甘い 月の蟻

    (空耳)

からころん 内耳の奥へ 虫潜む

     *    

小歌集「秋風に寄す」

   
    小歌集 『 秋風に寄す 』


        (オレンジの縁)

つらいなど 口にはしない シルエット 光り射す手に オレンジの縁

たいへんな 一日だけど 心して ぬくもり拾い 眠りの園へ

泣き喚く みずからの胸 見据えれば 絶海の島 おぼろに浮かぶ  


       (通い路)

秋風の 心静かに 吹き寄せて 扉は固く 通い路を閉づ

       (秋風)

紅葉より 導かれては さらさらと 光こぼれる 山里に入る

うつむいて 歩く道の端 水たまり 映るもみじ葉 揺れ浮く枯れ葉

ときたまに 憂きこと絶えて 秋風の 便りは届く 牧神の午後

      (葉擦れ)

葉が擦れて 風は生まれる 鳥たちは  花より実へと 飛び移り行く

      (フォーカス)

顕微鏡 拡大すれば 朦朧と 過ぎて戻って 確かなピント

郷愁に ひたる背中を 見て育つ 振り向いて行く フォーカスのずれ

ここを見て 今にいるおれ きみだって 遅れて来れば 切捨て御免

      (いのちの伝承)

秋の日の 光は届く 臨月の 手よりこぼれし いのちのバトン      

      (りんご狩り)

紅玉の 青空に萌え 捥ぐ指の カリウム放つ 体感覚野


............................................................



小歌集『光る秋』


      (ひかり)

限りある いのちは光 目の中に 動きの先に 涙とともに

逝きてなお こころに灯る 光あり ぬばたまの闇 照らすいのちの

ただひとり 別れも告げず 去るひとの 背中は透けて 声も届かず


     (とらわれびと)

危うさの 何かに気づく 今ここの 捕われびとは 誰とも知れず

 
     (秋冷)

ジャケットを ひっかけて来る 群衆の 小雨の中を ワイシャツで行く

とにかくも 命ながらえ 行く日々の こここのときに すがるものとは

見かけより 危ういガラス 心身の 構造機能 だれが管理す


     (花くたす)

花くたす 時の歩みに 耐えかねて 揺らぐ葉陰に 枯れ果つる枝


     (片恋)

片恋の こころ静かに 成熟の 道行き遠く 秋の日は落つ

かりそめの 恋の想いは 過ぎ去りて 朝日まぶしく 手をかざす時

恋情の 赴くままに かき抱く ひとは異国に 旅立ちしまま

*

 私事ながら、小生の詩集刊行のお知らせです。

 今月一日付けで、「洪水企画」(代表:池田康氏)から、「花開くGENE」というタイトルの詩集を出しました。

 「はなひらくジーン」と読みます。

 ジーンとは、英語で「遺伝子」のことです。

 33篇の詩を収めています。

 わが詩集としては、6冊目です。

 内容は、

 パート1が、ソネット形式による抒情詩が中心、

 パート2が、言葉遊び、

 パート3が、哲学的な叙事詩です。

 「祈り」が全体を貫くテーマです。

 人はだれしも、生まれたくて生まれてくるわけではないけれども、生まれた以上は死ぬまで生きていかなければなりません。

 生きる事には喜びもありますが、苦しみや悲しみも避けられません。

 人間にはどうしようもない運命というものがあります。

 最後は、「祈り」しか残っていないと言ってよいでしょう。

 そんな思いをいろいろなかたちで表現してみました。

 よろしければ、小生あてにご連絡ください。

 なお、「洪水企画」池田康氏のブログもご参照ください。

 http://kozui.sblo.jp/ 

小句集『夏から秋へ』

  小句集『夏から秋へ』



    (お取り寄せ)


奪い合う 秋の新作 在庫無し

寝静まる 家屋露わに 稲光る

廃屋は すすきに隠れ 人の声  

    
     (現 物)


極小の ドラムを叩く 虫の声

極大の 夢幻広げる 秋の空

現物の あるがまんまの 秋の影


    (ガラクタ)


ガラクタも 光を浴びる 秋の午後

老人も 彫像となる 街の秋

雨宿り おれを見下ろす 秋の空


   (稲 妻)


稲妻は 眠るガラスを 叩き割る

秋の日は 怒る市民の 背を撫でる

コスモスの 隠す匂いを 焼き捨てて


    (獣道)


一滴の 笹の露さえ 熊を飼う

秋来れば 血凝りを踏む 獣道


    (実りの秋)


真ん中を くり抜く栗の 香り立ち

蟹殻を 剥きとる指に われ忘れ

実り来る 稲穂の中で 落涙す


    (夏から秋へ)


成り行きは 別に気にせず 秋の宿

手を握る それで十分 秋の旅

淫らでも 淡くてもいい 秋の恋

男女差は 計れないけど 夏は行く

強すぎる 握力ってなに 夏の夜

真実を 見えなくするよ 惚れた夏

とりつかれ 臆面もなく いたす夏

ピントはずれ 一枚の写メ 夏に泣く

体だけ 合わせてみても 夏淋し

思うほど 満足せずに 夏終わる

子はいても 離婚しちゃうの 夏の雨

めんどうで 恋もセックスも しない夏

メール魔は 苦手だ勝手に したい夏

別れたら 次の相手が 欲しい夏

発情期 あるのかないのか 人の四季

マンネリを ほかの相手で 超える夏

すれちがい その気にさせて 夏無情

衰えて 干からびてぽい 夏の暮れ

まあまあまあ 下ネタぐらい 夏の川

強迫の セックス捨てて 夏涼し

プラトニク 軽いタッチの 夏もよし

さわやかな 想いでつなぐ 夏淡し

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