NANAの元気が出る日記

中小企業診断士・特定社会保険労務士のNANAが感じたこと、経験したことを語りますo(^-^)o

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 こんにちは、NANAです。
 
 みなさん、お久しぶりです(^^)しばらく、海外行っていたり、体調不良だったりして更新ができませんでした。コメント頂いた方も返信できずスミマセン。後で返信致しますね。
 
 さて、2012年8月4〜5日にかけて、中小企業診断士1次試験がありました。受験された方、お疲れ様でした。いい結果、悪い結果、いろいろとあったかと思いますが、結果が出るまでわからないので、1次合格目指している方は、ひとまず2次試験の勉強をした方がいいかなって思います。
 
 さて、中小企業経営・政策についてですが、受験したお友達より問題をコピーさせて頂き、いつもと同じように解かせてもらいました。全般的には、昨年と同じくらいのレベルかなって思いました。詳しくはまた機会を見て書いてみますね。
 
 それよりも、今年も問題に疑義があるので、記事にしてみます
 
 NANAが疑義を感じているのは、
 
中小企業経営・政策 第3問設問2
 
です。中小企業経営の部分ですが、疑義を感じているのは、以下の部分です。
 
<疑義を感じている部分>
●第3問設問2の根拠となっている調査(中小企業庁「2009年度全国商店街調査」)は存在しない
 
 
 第3問設問2は、次のような問題となっています。
 
<第3問設問2 問題文>
 文中の下線部②について、中小企業庁「2009年度全国商店街調査」に基づき、商店街の空き店舗の状況を見た場合、最も適切なものはどれか。
 
 なお、第3問設問2の診断協会の解答は「ウ」(1商店街当たりの平均空き店舗率は10%強である。)となっていて、配点は2点です。
 
 この問題をよく見てみると、
 
『中小企業庁「2009年度全国商店街調査」に基づき、』
 
という記載になっています。つまり、中小企業庁「2009年度全国商店街調査」を根拠として解答するように受験生に求めていることになります
 
 しかし、NANAがどう調べても、中小企業庁「2009年度全国商店街調査」なる調査が存在しないのです。
 
 例えば、2009年度(H21年度)の競争入札一覧表(中企庁)を見ても見つかりません。
 
<平成21年度競争入札一覧表(中企庁HP)>
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/nyusatsu/zuikei/koukyou_nyuusatu_itaku_21fy.htm
 
 中企庁の担当課も、「2009年度全国商店街調査」なる調査を確認していないとのことです(なお、2010年度は実施したとのこと。なお、2010年度調査に空き店舗率の記載は無し)。
 
 これは一体、どうしたことでしょうか??それとも、公表されていないのでしょうか?
 
 仮に、公表されない資料を根拠に作問したとしたら、受験生の勉強の可能性を断つ行為であり、試験の公平性に反する言語道断な話しということになります。反対に、存在しない資料を根拠に掲げていたとしたら、完全な作問ミスです。論文でいうなら、ありもしない資料に基づいて論文を書いたのと同じくらい、罪なことです。即刻、受験生に謝罪し、問題を無効(全員加点)にすべき重大なミスと言えます。
 
 
 ところで、第3問設問2の「1商店街当たりの平均空き店舗率は10%強である。」という事実は、別の資料で読み取ることはできます。それは、平成21年度商店街実態調査」(H21年度は2009年度)です。「平成21年度商店街実態調査報告書」の概要版p.5の図表8(詳細版だとp.21の図表21参照)に、
 
1商店街あたりの空き店舗及び空き店舗率の推移
 
という表があり、平成21年度は空き店舗率が10.82%というデータはあります
 
<平成21年度商店街実態調査報告書>※いきなりPDFが開きます。
http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/2010/download/100331SJCS.pdf
 
<平成21年度商店街実態調査報告書 概要版>※いきなりPDFが開きます。

http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/2010/download/100331SJCG.pdf

 また、空き店舗率については、中小企業政策審議会企業力強化部会で議論の対象(第5回)となり、2012年3月に取りまとめられた中間報告にも、平成21年度商店街実態調査の結果が取り上げられています
 
<中小企業の企業力強化ビジョン>
http://www.meti.go.jp/publication/data/kigyoryoku.html
 
<中小企業政策審議会企業力強化部会(第5回)‐配付資料>
http://www.meti.go.jp/committee/chuki/kigyouryoku/005_haifu.html
※ 資料6を見て下さいね

 ということで、「平成21年度商店街実態調査」(「2009年度商店街実態調査」)を根拠にしているのであれば、第3問設問2は成立しますが、「2009年度全国商店街調査」なる調査は存在そのものが確認できず、問題として成立しないと言えます。
 
 しつこいようですが、これは単純な記載ミスでは済まされない重大ミスです。存在しない資料を根拠に受験生は解答することはできません。賢明な診断協会であれば、この試験委員の重大ミスを速やかに認めて謝罪し、全受験生が不利にならない措置を取られることと思います。診断協会の賢明な判断を期待したいと思います。

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閉じる コメント(7)

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本年度の受験生です。
自己採点した所、1点足りない状況です。情けない話しですが、中小企業経営政策 第3問設問2の訂正に全てをかけます!! 削除

2012/8/15(水) 午後 10:36 [ TK ] 返信する

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今年の社労士は没問ないですかね?ぎりぎり落ちそう。。 削除

2012/8/26(日) 午後 10:09 [ ぶんちゃん ] 返信する

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第3問設問2がまさかの全員正解となりました!
奇跡の1次通過(1点足らず⇒合格!)できそうです!! 削除

2012/8/29(水) 午後 2:21 [ TK ] 返信する

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通りすがりのものです。

TKさん、おめでとうございます。よかったですね。
これで、二次試験が経験できますね。

まぁ、一次試験もあれだけの作問をするから、1〜2個の作問ミスは当然あると思った方がいいのでしょうね。
本当は、問題のチェックを完全にすればいいのですが、一方で、外部に問題が漏れないようにしないといけないのですから。

いま受けている税理士試験の方がその点はもっとヒドイですよ。笑。
いまだに、講師が解けない問題がある、と言っているぐらいですから。笑。

2012/8/30(木) 午後 4:52 [ TAIYOU ] 返信する

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ぶんちゃんさん、こんにちは。

返信が遅くなり申し訳ありません。

社労士に関しては、試験問題を見ていないので何とも言えないです。。。受験専門校の情報などで疑義を出しているか確認された方がいいかと思いますが、いまはゆっくりと骨休みして頂いてもいいのかなと思います。ぎりぎり落ちそうと思っていても受かっている方を何人も見てきています。果報は寝て待てですよ!

2012/9/7(金) 午後 6:29 NANA 返信する

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TKさん、こんにちは。
長らく返信もせずに申し訳ありませんでした。

指摘した問題が全員正解となってホッとしています。そしてTKさんが1次合格ができそうとのことで、よかったです!!あとは2次試験ですね。今年は合格者が多いそうですが、平常心で自分を信じて取り組めば、合格が近づくはずです。TKさんの合格を心よりお祈りしています!

2012/9/7(金) 午後 6:32 NANA 返信する

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通りすがりさん、こんにちは。

いま税理士試験を受験されているのですね。税理士試験は、例え疑義があっても真相は闇の中なので、たちが悪いですよね。

税理士試験の合格を陰ながら応援しています!

2012/9/7(金) 午後 6:34 NANA 返信する

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