|
その車体構造ゆえ、E233系シリーズで唯一製品化に恵まれなかった2000番台が、今年春ごろについに製品化発表されました。先に兄弟車の小田急4000形が発売され、遅れること約2カ月。満を持してTOMIXから発売が始まりました。
E233系2000番台は2009年から導入が始まったE233系番台区分のひとつで、常磐線各駅停車向けに18編成180両が導入されました。当時同線の主力だった203系及び、国鉄唯一のVVVF試作型電車207系900番台の置き換え用で登場して、当時中央線、京浜東北線で活躍中だったE233系をベースに、地下鉄直通専用車として設計されました。他のE233系シリーズが拡幅車体を採用しているなか、千代田線のトンネル限界に合わせた狭幅車体を採用したため、ドア付近を見ない限りは「E233系」と気づけないくらい異なる見た目をしています。また、他のE233系シリーズと違い、幕板部に帯が巻かれていないのも同番台の特徴です(これは203系時代から変わらず)。当初は2008年春頃から順次在来車を置き換えていく予定でしたが、当時開発されていたE259系の製造を優先したために計画が大幅に遅れ、第1編成が登場したのが2009年5月、次いで第2編成が登場したのが2010年夏、最終編成が登場したのが2011年秋と、少数派の割に製造期間が地味に長くなっています。同じく千代田線に乗り入れている小田急電鉄でも、このE233系をベースにした新型電車4000形を導入していますが、こちらは2007年秋に登場したため、分家が本家より先にデビューするという妙な現象が発生しました。最近ではJR、メトロ、小田急による3社直通運用計画に基づいて、順次小田急線直通対応改造を実施しています。2015年からは小田急線内での試運転も始まっていて、2017年頃を目標に直通開始する予定です。エメラルドグリーンの帯を巻いた電車が小田急線内を疾走する姿が日常になる日も近いでしょう。
模型を見ていきましょう。実車に倣ったのか、兄弟車小田急4000形より後の発売となりました。
まずは基本セットを開封。両先頭車にモハユニット1組の4両セットです。編成長的にも入門セットとして組み合わせできそうです(マイナー車種ですがw)。ウレタンは6両用のため、増結セットを同封するにはウレタン交換が必要です。付属品はアンテナと交換用の行き先表示パーツです。
先頭車両です。小田急4000形と同じような車体を持ちながら、JR車はやや平面顔です。沿線民からは「松戸のタヌキ」と呼ばれる特徴的な前面は、一部透明パーツで的確に再現されています。連結器の胴受けが異なるのは、小田急4000形から変わりません。
続けて増結セットも開封。こっちにはモハユニット2組とサハ2両が入っています。付属品は避雷器のみで、説明書すら入っていません…。
総評としては…個人的には「買い」なのですが、レビューを見るとどうも微妙なようです。車体の出来自体は良いのに、塗装でダメにしている感が否めないらしく、聞いた話では「シルバーの色味が違う車両がある」や「前面帯部にセロテープを貼り、剥がしたら塗装がごっそり持っていかれた」など、塗装が怖いくらい不安定なようです。管理人はそこまで気にしないタイプ…ですが、ここまで脆いと取扱要注意みたいです。
こちらも実車登場から約6年、首都圏の顔にまでなったE233系最後の大穴がついに埋まり、晴れてE233系全番台がNゲージで出揃いました。管理人もピカピカの新車時代から製品化を楽しみにしていただけに、TOMIXさんには本当に感謝です。それだけに、今回の塗装クオリティーにはショックを隠せなかった人も多いようで、それはそれでう〜ん…といったところです。既に一通りの整備は終わっているので、これからは他の千代田線モデルともども、ガンガン活躍させていこうと思います。
|
全体表示





いい出来ですよね。うちはKATOの255系を購入しました。
[ トシ ]
2015/12/3(木) 午前 11:20
その剥がれるガラスの話聞いたことあります。2018年ロットはそうじゃないみたいです。メーカーに問い合わせたところ剥がれるといった報告がないみたいなので謎です。
[ tonta ]
2018/12/20(木) 午後 11:57