突っ走り系広報自衛官の女子が鬼の上官に情報開示を迫るのは、「奥様とのナレソメ」。 双方一歩もひかない攻防戦の行方は? ……ラブコメ今昔 出張中新幹線の中で釣り上げた、超かわいい年下の彼は自衛官。 遠距離も恋する二人にはトキメキの促進剤。けれど……。 ……軍事とオタクと彼 「広報官には女たらしが向いている」と言われつつも彼女のいない政屋一尉が、 仕事先で出会ったいい感じの女子。だが現場はトラブル続きで……。 ……広報官、走る! 旦那がかっこいいのはいいことだ。旦那がモテるのもまあまあ赦せる。 しかし今度ばかりは洒落にならない事態が。 ……青い衝撃 よりによって上官の愛娘と恋に落ちてしまった俺。 彼女への思いは真剣なのに、最後の一歩が踏み出せない。 ……秘め事 「ラブコメ今昔」では攻めに回った元気自衛官、千尋ちゃんも 自分の恋はいっこうにままならず……。 ……ダンディ・ライオン〜またはラブコメ今昔イマドキ編 登場するのは、自衛官ばかり。 『クジラの彼』の、次巻といったところでしょうか。 もちろん、ベタ甘全開! さすがは、有川さん。 人によって、好みは大きく分かれるかと思いますが、有川さんの小説は、 時代劇で悪代官が必ず裁かれるような安心感があって、私は好きです♪ 『クジラの彼』の方が、他の作品の続編が書かれており、 恋愛色が強く出ていたように感じます。 素直な恋愛というか、直球勝負!という感じでした。 今回も、勿論、ベタ甘全開、戦え恋愛! に変わりはないのですが、少し、趣が違うように感じました。 「自衛官の妻は、どんなに大きな喧嘩をしても、翌日は、笑顔で送り出して下さい。 いつ、何が起こるか分からないのが、我々の職業ですから。決して心残りのないように」 という、結婚式で必ず行われる、上官のスピーチ。 何度か書かれている、この台詞ですが、今回は、その言葉の意味、重みを知りました。 そして、パイロット系の職についている者は、何年かすると、 同期が半分になってしまうという現実。 戦争がなくても、訓練で命を落とす人がたくさんいるという事を、初めて知りました。 自衛隊の映画で、自衛官が、敵に向かってゆく時、 役者が恐怖に震える姿を見て、腹を抱えて笑う、自衛官達。 領海侵犯の潜水艦に立ち向かう時、彼らは恐怖など感じる事無く、果敢に立ち向ってゆきます。 怯えたり、家族の写真に口付けたりなどは、ドラマ仕様であって、 現実は、逃すものか!と、戦うアドレナリンが、出まくりだそうです。 自衛官の恋愛だけでなく、重い現実や、世情もサラリと織り込まれており、 しっかりと自衛隊の取材をされているのだなと、感心した一冊でした。 同時に、自衛隊の演習に、もの凄く行きたくなりました。
特に、ブルーインパルスのバーティカル・キューピッド! 二機がかりで描いたハートを、別の一機が矢となって射抜く曲技ですが、 是非、生で見てみたいと思いました(*^o^*) |
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判ります!
ブルーインパルスのバーティカル・キューピッド見たいですよね〜!
2008/8/21(木) 午後 8:25 [ 風華 桜鈴 ]
こんにちは。
同感です。
わたしも自衛隊の演習に行きたくなりました・・・。
影響されやすい人間かもしれません。
でも周りから見てウケル行動も当事者からすれば大変な失敗だったりすることがあるんだなーという状況もよくわかりました。
安易な発言&行動要注意、ですね。
トラバ貼らせてください。
2008/8/23(土) 午後 4:09 [ - ]
<桜鈴様>
バーティカル・キューピッド見たいですよね!
でも、人込みと日の光が苦手な出不精なので、無理かもです(;_;)
2008/8/25(月) 午前 10:33
<Syukou様>
はじめまして、こんにちは。
御訪問並びにコメント、ありがとうございました(*^o^*)
自衛隊の演習、行きたくなりますよね!
今回の作品は、楽しいだけでなく、考えさせられる箇所も、たくさんありました。失敗は、やはり失敗ですからね。特に、パイロットは命に関わる可能性、大ですから、失敗を笑いに変える余裕など、ないのでしょうね。勉強になりました。
「軍事とオタクと彼」、思わず涙がポロリで、良かったですよね。
2008/8/25(月) 午後 3:10
はじめまして。本書はただ甘いラブコメを書いただけでなく、その先を伝えたいという作家の意志のようなものを感じました。その分、素敵で、その分ぼくにとってこの作家尾の評価を改めさせていただくきっかけとなった作品です。
2008/9/14(日) 午前 8:10
<すの様>
はじめまして。御訪問、並びにコメント、ありがとうございます。
すのさんの仰る通り、甘いだけではく、事実を伝えたいという作者の心意気のようなものを感じました。同様に、本書で、作家としての懐の深さを認識する事が出来ました。これからも、ベタ甘でありながら、切なくホロリとさせられる、独自の世界を描いていってほしいと思います。
2008/9/16(火) 午前 11:45